レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々 -507ページ目

古本屋を考える

恐ろしい程のスピードで、8月が過ぎ去っていった。

年を追う毎に、時間の経つのが早く感じられる。

子ども達も、

「何か時間が経つのが早いなあ。もう夏休みが終わってしまった」

と、呟いている。

実際に一昔前と今とでは、

時の流れ方が違うのではないかと、思ったりする。

過去の時の流れと、現在の時の流れを比較計測できる機器があれば、

是非、確かめてみたい。

目を閉じ、そんな愚にもつかない事を、

とりとめもなく考えていた。

そして、そのままうたた寝へと…


いかん。

今日は、そんな悠長な事を言っている時間はなかったのだ。


実は・・・と改まる事でもないのだが、

時折「古本屋をしたいのですが、どうすれば開業出来ますか?」

という、メッセージを頂く。

とらえどころのないものから、かなり具体的なものまで、様々だ。

開業するだけなら、さほど難しくはない。

インターネットのお陰で、実店舗を持たなくても販売窓口が持てる。

いいか悪いかは別にして、大手通販サイトに出品すれば、さらに販売は容易くなる。

問題は、いかに本を集めるかだ。

この目処が立たない限り、開業したところでまず潰れる。

特に、声を大きくして言うまでもないか。

経験のない方にとって、

それ以前に、値踏みをし、本を買い受ける事自体、

雲をつかむような話かも知れない。

仕事というのは何でもそうだろうが、

それなりに格好がつくまでには、

気の遠くなるような時間が必要だ。

何にしても、一から古本屋を始めたい方がどうやって目利きをするのか。

それをうまくまとめられないか?


そんなことを考えているのだが、悪戯に時間だけが過ぎていた。

今日は、この件について知人と話し合いの予定を入れていた。

自分の店だけでもヒィヒィ言っているのに、

何を間の抜けた事を考えているのだ?と思うが、

僕は、町に1,2軒は古本屋があってほしいと思っている。

ネット上にも、個性的な古本屋があってほしいと思っている。

本好きな人が、本を大切にし、

本の持つ力を伝える術として本屋をつくりたい。

いいじゃないか! 夢を持とうぜ!

夢を持ったからには、それを実現しようぜ!

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