レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々 -425ページ目

豊かさを考える

少し早めに仕事を切り上げて、

颯爽とアルカディア2号(単に軽自動車だが)に乗り込み、

リサイクルショップに向かった。

同乗しているのは長男と二男。

先日来、衣類を購入したいので、

リサイクルショップに連れて行ってほしいと頼まれていた。

実は新学期が始まると同時に、大雑把に自分の欲しいものは、

自分の小遣いで賄うようにと長男と二男に申し渡してあった。

下手をすると、奴等は僕よりもしっかり小遣いを持っていたりなんかする。

にも関わらず、自腹で買うのはゲームだけ。

これはいかんという事で、「一度自分たちでやりくりをしてみなさい」と、いう事にした。

で、彼等が目を向けたのがリサイクルショップ。

僕は、リサイクルショップでのお宝探しが一つの趣味。

今ではめっきり減ったが、アンティーク品が紛れこんでいたりなんかするのだ。

また、ジーンズに関しては、僕は中古品を好んで買う。

一世代前のLeeがはきやすいのだが、なかなか見つからない。

恐らく、1970年後半~1980年代のものじゃないかと思う。

子供たちもそのお宝探しによくついてきていたので、

成り行きとしては自然だ。


目的地に着き、衣類を見るとビンテージものから小学生の小遣いでも買えるものまである。

さらによく見ると、未使用品なんてものもある。

一度人が袖を通したものを着るなんて、

といったような方もいらっしゃるだろうし

そんな事をしなくても好きなものを買い与えればよいという、

経済的余裕のある方もいらっしゃるだろう。

マクロ的にみた場合、どうなのかは分からないが、

僕はリユースというのも、なかなかいいじゃないかと思っている。


子供たちは楽しそうに服選びをし、やがて数着を選び出した。

カウンターでけな気に精算をする子供たちをみるとどうも心が痛むので、

僕は一足先に車に戻って、彼らを待つ事にした。

このような体験も、彼らには大切だと思う。



豊かさとは何だろう?

それを考える時

20年程も前に読んだ本「豊かさとは何か」暉峻 淑子著を思い起こす。

或いは商業を考える上でテキストとなった「井上教室-店づくり」を思い起こす。

あの頃は、浮かれるような日々を過ごし、何も分かっていなかった。

いや多分、分かろうとしていなかった。

経済などは、人の感情そのものだ。

企業は何を仕掛け、人は何に煽動されてきたのか?

多少なりとも、僕は自力で考え動くようになったのだろうか?

かといって、遊び心がなくては、味気ない人生になる。


・・・豊かさは我が内にある。