レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々 -419ページ目

光明

8/1、本の買取先から自宅への道を急いでいた。

今夜は地元住民が世界最大級と言って憚らないPLの花火だ。

正式名称は「教祖祭PL花火芸術」と言うらしく、

パーフェクト・リバティー教団による宗教行事の一環。

今年は二男と三男がコンパクトカメラで撮った
疾走する古本屋!成穂堂〔なるほどう〕店主の苦悩と爆笑の日々-花火1



こんな田舎町だが、今日だけは迂闊にPLに通じる幹線道路に出てしまうと、

渋滞に巻き込まれる事になる。

僕は、その幹線道路に出るのによく使われる道路を走っていたが、

その道路でさえ渋滞の気配を見せていた。



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ふと、車のデジタル時計を見ると17時過ぎ。

普段、渋滞を経験しない僕は、気が焦る。

この先の抜け道に入るか、このまま突っ込むか?

今日は抜け道が抜け道の機能を果たしていないような気もする。

抜け道が渋滞していると、もう逃げようがない。

どちらがいいか?

・・・・

ええ~い、ままよ!

僕はウィンカーを出し、右折レーンに入った。

同時に前方、後方の車も同じ作戦に出たようだ。

おお~、お主たちも抜け道に賭けるのか~

そいつは分が悪い・・・

今ならまだ、直進レーンに戻れる、どうする?

僕は何をくだらない事で葛藤しているのか。

兎に角、早く帰宅せねば。


18時半、僕は疲れはてて、リビングでうとうととしていた。



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少し離れてはいるが、自宅付近も見物スポットになっていて、

日暮れと共に近隣の道路や小高い場所にある公園など、

ぞくぞくと人が集まり出す。

浴衣姿にうちわを持ったお嬢さん達が見物スポットへと消えて行く。



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自宅のある土地は、他よりも高低差があるようで、

リビングからVの字を描くようにPLの丘陵地が見える。

この辺りは住宅の用途制限で高い建物が建てられない。

引っ越して来た頃は、結構田んぼも残っていた。

いずれにしても、視界を遮る高い建物もないので、

まるで高層マンションさながらのように花火見物が出来る。



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子ども達は、エアコンのきいた部屋で花火を見ながらステーキを食べ、

寿司をつまみ、お祭り気分を味わう。

多分、花火よりそちらの方が楽しみなのではなかろうか。



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家内が「お肉はどうする?」と言うので、

「適当なお国の安価なやつでいこう。

一人200や300gはあっという間に食べますぜ。

ガムを噛んでいるようなもので充分だ」と。

普段、どれだけ粗食なのかがうかがい知れる。



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花火大会は20時から始まり、

約45分間僕たちを幻想の世界に連れて行ってくれた。

年々、規模は縮小方向にあるようだが、それでも見応えがある。

子供たちがでたらめに写真を撮ったが、やはりうまく撮れなかったようだ。



今年も家族揃って夏を代表するような風物詩を見ることが出来た事に感謝する。

                           

ユーチューブから拝借