正月ボケボケ
「いつまで正月ボケしているんでしょうね、あなたは」
寝ぼけ眼で座っている僕を覗き込んで家内が言う。
兎に角、いくらでも眠れる。
店にいても、椅子にもたれながら
あっという間に居眠りをしてしまっている。
特に疲れている訳ではない。
でも眠くて眠くて仕方ないのだ。
ひょっとして、僕は冬眠に入りつつあるのじゃないだろうか?と、本気で思う。
温かい布団に潜り込んで、まどろむ自分を想像するだけで、
もうにんまりしてしまう。
家内が呆れるはずだ。
呆れ顔の家内に僕は言う。
「うちの店は空調がないでしょ。
本をピッキングしたり、本を整理する時の寒いこと。
誰もいなくなった閉店後なんて、恐ろしく寒いんだぜ。
事務所を出る時は、決死の覚悟がいるねんな。
その反動でそのなんだ・・・
あったかい布団に潜り込んで・・・」
「寒いのは私も同じでしょ」
「僕とは体脂肪率が・・・」
家内の目が鋭く光った。
「いや、何でもないです。正月ボケはもうなおった。いやほんと」
滅茶苦茶こわい。
それはそれとして、正月以来、ずっと買取りに追われている。
年末より年明けのほうが買取りが多いのは初めての経験かも知れない。
そんな事を言っている所に、また買取り依頼が。
老夫婦のお宅で、怖くて二階から本が下ろせないと言う。
伺うと、二階への階段は驚くほど急で、足が7割がたしか掛からない。
僕でも怖い。
半時間程掛かって積込完了。
買取品の一時置き場はもう満杯でにっちもさっちもいかない。
こんな状況は本当に久しぶりだ。
本当にシャキッとしなくちゃえらい事になる。
正月ボケよなおれ!



寝ぼけ眼で座っている僕を覗き込んで家内が言う。
兎に角、いくらでも眠れる。
店にいても、椅子にもたれながら
あっという間に居眠りをしてしまっている。
特に疲れている訳ではない。
でも眠くて眠くて仕方ないのだ。
ひょっとして、僕は冬眠に入りつつあるのじゃないだろうか?と、本気で思う。
温かい布団に潜り込んで、まどろむ自分を想像するだけで、
もうにんまりしてしまう。
家内が呆れるはずだ。
呆れ顔の家内に僕は言う。
「うちの店は空調がないでしょ。
本をピッキングしたり、本を整理する時の寒いこと。
誰もいなくなった閉店後なんて、恐ろしく寒いんだぜ。
事務所を出る時は、決死の覚悟がいるねんな。
その反動でそのなんだ・・・
あったかい布団に潜り込んで・・・」
「寒いのは私も同じでしょ」
「僕とは体脂肪率が・・・」
家内の目が鋭く光った。
「いや、何でもないです。正月ボケはもうなおった。いやほんと」
滅茶苦茶こわい。
それはそれとして、正月以来、ずっと買取りに追われている。
年末より年明けのほうが買取りが多いのは初めての経験かも知れない。
そんな事を言っている所に、また買取り依頼が。
老夫婦のお宅で、怖くて二階から本が下ろせないと言う。
伺うと、二階への階段は驚くほど急で、足が7割がたしか掛からない。
僕でも怖い。
半時間程掛かって積込完了。
買取品の一時置き場はもう満杯でにっちもさっちもいかない。
こんな状況は本当に久しぶりだ。
本当にシャキッとしなくちゃえらい事になる。
正月ボケよなおれ!


