嵐のような一週間
時として人は信じ難い経験をするもののようだ。・・・良くも悪くも。
人というものは、自分の見たいようにしか物事を見ない。
それだけならまだよい。
僕も、見たいようにしか物事を見ていないのだから。
しかし、それを正義でもあるかのように我に剣を振りかざしてきた時には、
孤高の剣士としては真っ向から受けて立たねばなるまい。
父母には「理不尽な目に遭っても呆けておけ」と、よく言われた。
そう言う割りには、父は怒涛天を突くように、怒っていた。
まあ、そんな器用な事ができれば、
今頃、僕は世界を股に掛けるビジネスマンになっていたはず。
いやいや、それはないか。
実をいうと、僕が新卒で入社したのは、書店ではない。
ある商社だった。
それは僕にとって、喜々として進みたい道という訳ではなかった。
今にして思えば、随分失礼で人を蔑ろにした行為だったと思う。
父母はでかしたと大喜びしたが、
それを僅か一月足らずで落胆に変えた。
親子の血は争えないという事だ。
兎も角、この一週間、ある出来事に翻弄された。
台風一過。悪天候の後には、空は晴れ渡るものだ。
病み上がりの母に会いに行った時も、
自分もこの施設で頑張るから、お前も頑張れと、励まされた。
帰り際、母は「たまには、年寄りの話もええもんやろ」と、笑った。
僕は、まだまだ、精一杯やっていない。
問題も先延ばしにしてきた。
母のこの一言で、僕の中でカチッとスイッチが入るのをはっきりと感じた。
人はこうしながら、少しずつ強くなっていくのだろうか。
人というものは、自分の見たいようにしか物事を見ない。
それだけならまだよい。
僕も、見たいようにしか物事を見ていないのだから。
しかし、それを正義でもあるかのように我に剣を振りかざしてきた時には、
孤高の剣士としては真っ向から受けて立たねばなるまい。
父母には「理不尽な目に遭っても呆けておけ」と、よく言われた。
そう言う割りには、父は怒涛天を突くように、怒っていた。
まあ、そんな器用な事ができれば、
今頃、僕は世界を股に掛けるビジネスマンになっていたはず。
いやいや、それはないか。
実をいうと、僕が新卒で入社したのは、書店ではない。
ある商社だった。
それは僕にとって、喜々として進みたい道という訳ではなかった。
今にして思えば、随分失礼で人を蔑ろにした行為だったと思う。
父母はでかしたと大喜びしたが、
それを僅か一月足らずで落胆に変えた。
親子の血は争えないという事だ。
兎も角、この一週間、ある出来事に翻弄された。
台風一過。悪天候の後には、空は晴れ渡るものだ。
病み上がりの母に会いに行った時も、
自分もこの施設で頑張るから、お前も頑張れと、励まされた。
帰り際、母は「たまには、年寄りの話もええもんやろ」と、笑った。
僕は、まだまだ、精一杯やっていない。
問題も先延ばしにしてきた。
母のこの一言で、僕の中でカチッとスイッチが入るのをはっきりと感じた。
人はこうしながら、少しずつ強くなっていくのだろうか。