レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々 -250ページ目

成穂堂的ダイエットへのいざない

この所の急激な暑さに、体がついていけない。

店から駐車場までは200mあるかないかなのだが、

この間を歩くだけでもゼイゼイ言っている。

兎に角、体がダルい。

去年はこんなに堪えなかった。

年齢的なものかな?とも思っていたが、

会う人、会う人が「あかん。しんどい。今年は堪える」と。

ご存じの方もいらっしゃると思うが、

うちの店は元木材倉庫。店内にはエアコンがない!

事務所だけが、救いの地である。

今年は大家さんが、アルミ製の何とかというもので屋根を全面補修してくれたので、かなり断熱性が向上している。

確かに、去年とは比較にならないくらい店内温度は抑えられている。

去年、店内での作業は、胸のカラータイマーを3分にセットしないと命取りだった。

ところが今年は、暑いと思いつつも、作業ができる。

かえって、これが曲者だと分かった。

うまくカラータイマーが作動せず、じわじわと体力が奪われていく。

気がつくと、Tシャツが背中にはり付いている。

サラサラTシャツなぞ、役に立たない。

その上、事務所で昼寝をする時間が取れなくなりつつある。

もうひたすら、店内作業に時間を取られている。

有難い事なのだが、この一週間で心なしかベルトの穴の定位置が内側へと向かっている。



石の上にも三年とはよく言ったものだ。

お客に店の存在を認めて貰うには随分時間が掛かるものだと実感する。

今日出会った人が、その場で気のおけない友になる訳ではない。

様々な感情が走り、ぶつかり、徐々に人は人を理解する。

店とて同じ事だ。時間が掛かって当たり前なのだ。

成穂堂が店を今の形態にしてからまる二年が過ぎ、やっと人の出入りが出来だした。

おかしなもので「本、買います!売ります!」の時より

「アンティークからガラクタまで、面白いもの買いまっせ!」と謳いだしてからのほうが、本の売買も増えた。

もはや、どこからどう見ても古本屋には見えない。

ちょっと得体が知れない感は否めないが、

そこは絶妙の笑顔でごまかし、店内に引きずり込むという妙技を体得した。

そんなこんなで、今年は脂肪に変わったお腹周りをビシビシの腹筋に復活させるべく、率先して店内作業に従事すると決心している。

みなさん、手っ取り早くダイエットしたければ、成穂堂一週間ダイエットコースに申し込まれたし!