気がつけば冬の足音がする
久しぶりにブログを開いた。
前回記事を書いたのは、残暑厳しい頃だったと思う。
さすがに今年の暑さは、身の危険を感じ、店を閉めるほどだった。
それが、季節はすっかり初冬。
ふと、部屋の窓の向こうを見ると、薄ら寒い雲が垂れ下がっている。
学生の頃、お祭り騒ぎのような夏が終わり、半袖が肌寒くなると「何だかこれはいけないよなあ」と思うようになる。
長袖シャツにトレーナーなぞを被るようになると、「何だかやけに日暮れがはやくなってきたよな。どうも心がパッとしないなあ」と元気がなくなってくる。
寒空が広がり、厚手の上着を羽織り出す時期、夕暮れ時ともなると元気云々より、もうとめどなく気が滅入るようになる。
そんなうら淋しさが、様々な思い出をゆらゆらと浮き上がらせるから、始末に悪い。
夕暮れ時に、そんな沈んだ気持ちになるのが、とても鬱陶しく嫌だった。
すっかり日が沈んでしまえば、何と言う事もない。人の心とは不思議なものだと思った。
そんな事に気がとられていたのは、たいした悩みや心配事もなく、それだけ平和だったという事なのだろう。
社会に出てからは、日々の忙しさに追いかけられ、そんな感傷に浸ってる暇もなくなった。
いつの間にか秋から冬にかけての気持ちの凹みもなくなっていき、冬の寒々しい夜も楽しめるようになった。
まあ、春から夏は一番好きな季節だという事に変わりはないが。
ところで、店の方はやっとお客の出入りが活発になってきた。
みなさん、この夏は出来るだけ外出は控えていたと仰る。
やはり、尋常ではない暑さだったんだ。
年々、そうなっていくのかも知れない。
大体、季節問わず、ほぼ定時で働き、それに合わせてまわりも動くという事自体、おかしな事だと思う。
屋内で一日中、整った環境ならまだしも、屋外で働く方は本当に危険だと思う。
出来れば、買い物も早朝や夜、いっそのこと昼夜逆転させた方が・・・と、極端で現実味のない事も思ってしまう夏だった。
話しがぽんぽん飛ぶが、うちの店は、車で来店されるお客が増えている。
ところが、店前の月極駐車場が更地になってしまったし、斜向かいのタイムズもどきの駐車場は満車になっている事が多い。
その上、店には車が停められるスペースが一台しかない。
毎日のように「駐車場ありますか?」と、尋ねられるので、何か手立てを考えないといけない。
大体、店にしようと思って借りた物件じゃないし、こんな事態になるとは思ってもみなかった。
僕もこの季節を待っていたという感じで、大きく陳列レイアウトを変更し始めた。
まずは古本屋時代の本棚解体から取り掛かっている。
さて、これからが勝負だ。
商品をあっちに動かし、こっちに動かしの、手間暇の掛かる作業なので、来春までに作り上げることが出来れば、上々だ。
商売は、これで良しという事は決してない。
店をたたむまで、変化し続ける。
年々、体力は落ちていくだろうけど、それでもやりたい事はやり続ける。
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巷の話によると、インフルエンザと百日咳が流行っているとか。
学級閉鎖もちらほら聞く。
みなさん、十分に体調に気を付けてお過ごしください。