レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々 -196ページ目

願い

久しぶりにブログを書こうとしていたら、えらい台風に見舞われた。

仲間内では、一番危ないと言われていたうちの店に被害はなく、

知人たちの方が結構な被害を受けていた。

大変じゃないかと思っている所へ北海道では大きな地震が起こっている。

僕自身、阪神震災で被災した時、

なすすべもなく立ち尽くすと言うのはこういう事なんだと思った。

店の再起は出来ないだろうけど、家族や店のスタッフたちが、全員ケガがなかったのは救いだと思った。

仲間内でも家が全壊したり、身内の方が亡くなったりもした。

だけど、どんな状況でも必ず道はある。悲しみは消えないけど、生きていく糧は見つかる。

彼等を見ていてそう思う。

うちの店も沢山の人達に助けられて、再開が出来た。その時、思いもよらない助けが沢山あった。

人の温かさに救われ、今日がある。

それは決して偶然ではない、と思っている。

フランクルはその著書「夜と霧」の中で「どんな絶望の中にも、必ず希望はある」と、言っている。

苦しい時は助けてくれと言えば良い。もう嫌だと泣けば良い。

そのあとには「くそったれ!へたってたまるか!」と、いう強い気持ちが生まれる。

そうなった時、必ず誰かが手を差し伸べてくれる。

或いは、うな垂れる肩を優しくなでて、大丈夫、手助けするよという人が現れる。

そんな時は素直に甘えれば良い。

その手に触れた時、よし立ち上がろうという勇気が湧いてくるものだ。

そして、いつか困り果てている人に出会った時に、手を差し伸べてあげれば良い。

手を差し伸べるには、気持ちだけでなく経済的な余裕も必要だ。

そういった事も含め、経済的に成功するという事は大切な事なんだと、僕は思っている。

僕が頑張り続けていられるのは、かつて僕を救って下さった方々のその神のような手を忘れないからだ。

今度は、僕が誰かを助けられるようにならなくちゃと強く思っている。

今、大変な状況に置かれている方。どうぞ、希望を失わないで。