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「どなる」「たたく」に悩むママへ

苦悩の子育てにさようなら!
子どもも自分も大切にするコミュニケーションをお伝えします

だいじょうぶ ひとりじゃないよ

傷口を縫う糸は黒色でした。


こんにちは。
髙橋昌子(まっこ)です。


昨晩のことですが、
次女(小3)が家で工作をしていてカッターで指を切ってしまったんです。

夜間緊急外来を受診して
傷口を縫ってもらいました。


お医者さんに、
ベッドに横になるように言われ
どうしても縫われたくない娘は
拒否を決め込みます。

「注射はしません」
「縫わないです」
「もう帰ります」
↑なぜか敬語(笑)

先生も看護師さんも困ってました。
それでも「痛くないから」とは絶対いわないの。

私も対応しやすかったです。
こんな時は、やっぱりオウム返し。

「注射、嫌。」
注射、嫌だね。
「縫いたくない。」
縫いたくない。

娘はうんうんとうなずきます。

痛いの、嫌だね と私から言ってみました。
すると娘は返事をしなかったんです。

縫うの、怖いね と、もう一度言ってみました。
今度は涙を流しながら
「注射が怖い」と話してくれました。


そっか、注射怖いね。( *´д)/(´д`、)

しばらくよしよししてたら、
自分からベッドに向かって歩いて行きました。

偉いなー。

「どこに注射しますか?」
と自分で先生に聞いていました。
自分の怖さを自分で解決しようとしていたのかな。

「その切れてるところだよ」と言われ、
「やっぱり嫌ーー」って一回戻ってきましたけどね(笑)

「違うところに注射しても、縫う時に痛いだけだからね」と、子どもが相手でもごまかさずにはっきり言ってくれる先生。
それで、本人が折り合いをつけるのを待っていてくれて、嬉しかったです。

これも「聞く」
畳み掛けるように何か言うこともなく、
不安もいいわけも、ただ聞く。


処置中は、ずっと娘とお話ししてました。
怖さを紛らすようにしゃべり続ける娘の言葉を
ただただ聞きました。

「注射、嫌ーー」
「痛い、痛い、痛ーい」
「もう、やめる」
「もう、終わりでいいです」←やっぱ敬語(*´艸`)

「あっ、痛くなくなった」
「針、刺してる、縫ってるよ」
「薬塗ってるみたい」
「もう、終わった?」
「終わりでいいよ」←あなたが決めないで(笑)

うん、うん。
そうだね。
そっかぁ。
私がしたのはそれだけ。

本当によく頑張りました。

縫い上がった傷口を見て
糸が黒くてがグロテスクなのがショックで
「透明か肌色の糸がよかったな」
とブツブツ言っておりましたが(笑)


「聞く」って、すごい。


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