El Diario ~青森にいながらスペインの話~ -88ページ目

R・マドリーに立ちはだかる男

リーガエスパニョーラ第2節。

開幕戦でマジョルカ相手に勝ち点3を獲得できなかった

R・マドリーの対戦相手はオサスナです。


果たしてマドリーは、ベルナベウでの今シーズン初戦で、

どんなパフォーマンスを見せてくれるのか??


現地紙の報道によると、モウリーニョはこの試合で、

C・ロナウドを戦線に配置できる見込みなのだとか。



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当方はマドリディスタ。

ホーム初戦は買って当然という考えを抱いてしまいますが、

長いシーズン、オサスナのような中堅クラブが

大物相手にどのような試合を見せてくれるのか?


そんなことにも興味を持ってしまいます。


先のW杯の実況解説で、仕事も忘れて雄叫びを上げた

指揮官カマーチョ は、どんな戦術を持って

ベルナベウに乗り込んでくるのでしょうか??



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言うまでもなく、素晴らしい選手を抱えている

オサスナですが、個人的に気になるのは、

やっぱりGKのリカルドかな・・・


なぜ私が彼を推しているかについてはコチラ を。


オサスナのベテランGKであり、

セサルの悪友でもあるリカルドはこの一戦に向け


『応援してくれる全ての人々の気持ちと共に戦う』


と熱い意気込みを露にしています。



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『全てはポジティブな結果を披露するため。


さもなくば、マドリーまで出かけたりはしないさ。

我々はマドリーにバスを止めるためだけに出向くわけではない。


対戦相手にプレッシャーをかけ、

熱戦を繰り広げんるんだ。


もちろん、我々はその能力を兼ね備えているわけだが

まずは、焦ることなく冷静に、我々のサッカー哲学が生む

独創性と可能性を信じることだ。』


彼の言葉の通り、昨シーズン、

このベルナベウでの一戦で、見事な試合展開を見せたオサスナ。

しかし、このベテランの頭の中は、

過去の出来事に惑わされることなく、

しっかりと現実を直視しているようです。


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『ロナウドは素晴らしい選手。

しかし、試合は選手ひとりの個性で戦うものではない。

サッカーはチームプレーで戦うスポーツなのさ。

たった一人の選手に惑わされることはない。


チームが出来上がっていないマドリーと戦えるのは

ラッキーだという人々もいるが、

彼らがマドリーであることは変わりない。

彼らが自分達のスタジアムで戦うということも付け加えないとね。』


という言葉には、ライバルとしてのマドリーを知り尽くした

ベテランならではの重みを感じます。


若き頃、アトレティコ、バジャドリーを渡り歩き、

2002年第3GKとして日韓ワールドカップに参戦。

その後、マンチェスターユナイテッドでのシーズンも過ごした

リーガでも指折りのベテランである彼も38歳。



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その卓越した経験を武器にゴールマウスを死守し、

序盤のリーガに熱い火を灯してもらいたい。


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グティは永久にマドリディスタ

トルコリーグ移籍以来、沈黙を守ってきたグティが

マドリーを離れた本音について激白。

ラジオ局Onda Madridの番組に出演したグティは、

先ずもってマドリーは、ラウルそして彼自身と、

然るべき惜別の方法があったのでは?という断腸の思いを語ります。



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『誰にとっても”別れ”とは特別なもの。

さらに、その場所と長年に渡って関わり続けていれば尚更のこと。

しかしながら、シーズン終了後も公式に取り合うこともなければ、

通常の時間の波に乗っているだけだった。


ラウルや僕のような選手との惜別には、

もっと別の何かが必要だったんじゃないかな。


とはいえ、時の流れはそんなことも忘れさせる。

時間が過ぎ去るのは実に早かったと感じているよ。』


と語ったグティは、彼の退団会見翌日に行われた

ラウルの涙の会見と比較し、クラブ同様、

マドリディスタたちの別れ方にも

物足りなさを感じた旨を述べています。



そして、一部報道にあったような、移籍決定前の

モウリーニョとの会談など存在しなかったことを激白



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『シーズン終了時には、すでに心は決まっていた。

そんな決心を態度にして周囲に示してきたつもり。


そんなこともあってモウリーニョとは一度たりとも会話などしていない。

それどころか、一度の接触すらなかったよ。

もちろん、クラブ側が僕の意思を理解しての結果だったと思うけどね。


すでに留まりたくないクラブのために時間を費やすというのも

時間の無駄。実にばかばかしい話だ。』


もはや彼にとって空白となりつつある、

シーズン終了後から移籍までの時間をそう語りました。


そんなドライな彼ですが、自らがクラブに残した『大きな穴』

については気がかりな様子。


『カナレスは肉体的な部分まで僕に似ているよ。


彼はまだ若いが、ゲーム中の広い視野を持ち合わせる部分、

さらにフィニッシュに至るパスの供給に至るまで、

僕のプレースタイルと類似する点が見られる。


クラブは彼が落ち着いてプレーできるようになるまで

たっぷりと時間を与えるべきだね。

そうすれば、短期間でもしっかりと全身を果たしてくれるはずだ。


そんな意味で、モウリーニョは彼に最良のアドバイスを与えてくれる

人物であると思っている。きっと彼の元で徐々に成長を遂げるはずだ。


ただし、まだ成熟していない彼に対して、余計なものを与えてはならない。』


どうやら、彼は新加入のカナレスを自身の後継者と

踏んでいるようですね。



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U-21スペイン代表でも大活躍のカナレス。

その言葉の中でグティが懸念したように、

普通の青年からスーパースターに生まれ変わる中で、

『不必要なもの』は覚えて欲しくないというのが本音です。


グティの後継者としてだけでなく、

スペインサッカー界の将来の牽引する若者として育って欲しい。



さてさて。

序盤で彼らしい愚痴を披露したグティですが、

最後には、マドリディスタを激励しています。


『非常に目の肥えたサポーターを抱えているマドリーは

勝利を義務付けられるだけでなく、美しく勝つことも求められる。

モウリーニョはそれを目指すわけだが、彼は選手の特性を理解し、

それに合わせた戦い方が出来る監督。


かつて局面でディフェンシブなサッカーを見せていたのは、

抱えていた選手の特性をいたしたに過ぎないと考えている。


望むのは、ベルナベウのサポーター達の歓喜とタイトル獲得だね。

確かに難しい時代だ。なにせバルサは、ここ数年間、

誰もが羨む選手と監督を抱えているんだから。


ただ、マドリーは彼らに困難を与える力を持っている。』


バルサの力を認めつつも、古巣の奮起を期待するグティ。



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『僕は、これからも他のチームでプレーを続けるが、

                僕の心は常にマドリディスタだ。』


という最後の会見の言葉が頭を過ぎりました。


そんな彼だからこそ、クラブには彼に相応しい別れの場を

作ってもらいたかった・・・



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強制的社会復帰

夏季休暇も終わり、久々に大学での業務が再開しました。


今日は、どこかの誰かが、少々たるみ気味の私に

強制的に社会復帰を促そうとしているかのような慌しい一日。


自身が議長を務める会議のコントロールも一苦労でしたが、

午後になって突然舞い込んできたテレビ局による取材は

過度の心的疲労をもたらしたのでした。


取材とは、先ごろ青森県内の市立病院で発生した

不祥事についてのニュースコメントの収録。


思えば、スペイン留学中には、

現地のサッカー番組から、取材攻めを受けた経験は数知れず。

しかし、大学教員となってからこの種の取材を受けるのはお初です。


座り慣れた自分の研究室で

TVカメラを向けられるという心地良い緊張感を感じながら

十数分間に渡って専門家としての指摘をさせていただきました。



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夕方のニュースのON AIRでは、

トップの話題として取り上げられ、

およそ1分半に渡って、我ながら威風堂々とした

己の顔が県内全域に晒されたわけですが、


明らかに太って見えるテレビって恐ろしい・・・叫び


この模様が放送された民放放送局のサイトでは、

ニュース動画がアップされていてさ二重に気まずい気分。


しかしながら、近々、またこのようなご指名を頂ける様に

日々邁進しようと決心しつつ、


あのロナウド先生を反面教師として、

『減量に励まねばイカンな』と思わされた一日でした。


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リスペクトが足りない勝利

2010年7月11日

スペインが念願のW杯初優勝。


自分が我がことのように喜んだのは、僅か2ヶ月前のこと。


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なんと今日は、

国内某サッカーショップから通販で購入した

優勝翌日のMARCA紙が到着致しました。


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未だ、ビニールに入ったまま。


記念のためにきれいに保管にしたい気持ちもありますが、

やはりあの翌日、スペインの記者達は何を伝えようとしたのか

それを熟読しなければなりません。


奇しくも、この新聞が届く数時間前に、

このCHAMPIONに土がつきました。


対戦相手は、強豪アルゼンチン。


戦前には、南アワールドカップで実現しなかった

事実上の決勝戦と盛り上がりを見せた一戦でしたが・・・



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アルゼンチン 4-1 スペイン


DEMASIADO CASTIGO(ひどい仕打ち)

スペインのMARCA紙には、メッシを絶賛する見出しが躍り、

揺るぎなかったはずの王者としての立場さえも

失いかねない大敗に、がっかりの様子でございます。


スペインから決して近い国とはいえない

南米アルゼンチンでのアウェーの試合


という言い訳は、王者には通用いたしません。





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2003年のから出場すれば白星しか知らなかった

マルチェナの連勝記録も57試合でストップ。


僕も試合全てを観たわけでなくダイジェストのみですが、

メッシのgolazoよりも、アルゼンチンの3点目を呼び込んだ

レイナ先生の凡ミスが印象に残ってしまう始末。


よりによって、W杯優勝の宴会部長であったレイナ

愕然とする姿を見ると心痛を感じる次第です。


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一方、文句の付け所のない大勝利を勝ち取った

アルゼンチンの各紙紙面は、



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『ところで、チャンピオンはどこにいた?』


さらに



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『チャンピオンに対し、

    リスペクトが欠けているじゃないか!』


これ以上にない皮肉で、

ワールドカップ敗戦のショックを払拭するかのような見出し。

国民の心は、アルゼンチンのユニホームカラー

「アルビ・セレステ(空色と白)」に満たされていることでしょう


疑いもなくアルゼンチンサッカー界にとっては

大きな勝利でしょうが・・・


スペイン代表を愛する者としては、

ロンドン五輪を目指すU-21代表の公式戦にて

スペインの新星カナレスが試合終了間近に

ゴールを放り込んでくれた ことを喜びましょう。



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Polonia 0-1 España


大丈夫。


スペイン代表の未来は、

彼ら若武者の惜しみない成長さえあれば、

アルゼンチンのユニホームカラー

に負けない鮮やかな青空が続いているはずだ。


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ジダン『それは彼が決めること』

先日も記事に扱ったジダンの長男エンゾー・ジダン


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AS紙が一面に掲載したことでもわかるように、

若干15歳ながら、圧倒的な存在感を誇るR・マドリーが

抱える原石ですが、この度、

父であるジダン本人が珍しくエンゾーについてコメント。


世間が話題としているエンゾーの将来、

つまり、彼がフランス代表を選ぶのか?

はたまたスペイン代表を選択するのか?

についてのインタビューに答えたジダンは


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『それは彼が決めること。


申し訳ないが

このテーマについてコメントは控えたい。


(U-16代表から)招聘されることがあれば、

その時に然るべき選択をするだろう。

もしもスペインが彼を選出してくれても喜ばしいし、

それがフランスであっても同じことだよ。


とにかく、今彼はマドリーでサッカー楽しんでいる。

それが最も重要なことなんだ。』


昨日も三男テオがプレーするCD Canillasが主催する

「国際青年ジダントーナメント」

のプレゼンテーションに参加。



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ここ最近は、サッカー界の次世代を担う若者の育成の

バックアップ活動を盛んに行っているジダン氏ですが、

ここ今シーズンのマドリーについても


『バルサが成し遂げていることをマドリーが真似する事は難しい。


しかし、マドリーも良いチームを準備したし、

勝利に導くことができる監督も獲得した。


モウリーニョはチームに欠けていたものを獲得しているよね。

きっとこのマドリーは何かやってくれるよ。


ただし、マドリーはバルサが4人から5人のカンテラを

トップチームに昇格させているところを見習わなくてはね。』


とモウリーニョの人的補強を賞賛しながらも、

クラブのカンテラ軽視に対しては本音を覗かせました。



さて、話題をエンゾー君に戻しましょう。


着々とその頭角を現しているエンゾー・ジダン。

このまま成長すれば、前述したような”代表選択”を迫られる

場面がやってきますが、現在の両代表は、明暗くっきり。


片やワールドカップ優勝。

そして、本日、栄誉あるスペイン・アストゥリアス皇太子賞

スポーツ部門を獲得した"La Roja"。


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一方、フランス代表はいわゆるお家騒動の真っ只中。


98年に父を擁し、フランスW杯を制することで、

今回のスペイン代表と同じくアストゥリアス皇太子賞

を獲得したのが嘘のような状況です。


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フランス代表で世界を制した父の姿を知る

彼にとっては、まさに「究極の選択」となるでしょうが、

早くも15歳にして一流紙の話題となってしまう破格の扱いを

受けているこの状況・・・

これは決して良いことなのか??


これもスター選手の遺伝子を継ぐがゆえの宿命でしょうが、

ジダンが言うように、エンゾー他兄弟達が、

このような話題先行の報道や

偉大な父の名をプレッシャーと感じることなく、
伸び伸びとサッカーを楽しんでくれることを

強く望んでしまいます。


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