El Diario ~青森にいながらスペインの話~ -86ページ目

C・ロナウドよ、プロの鏡であれ。


『エジルが、ブーイングを拍手に変えた』


MARCA紙が先日のマドリード×アヤックス戦に

付けた見出しである。


勝ち点3を獲得したものの、スタンドのマドリディスタ達からの

抗議の指笛を注がれた後味の悪い土曜日から数日。


イグアインが2点目を決めると、

GKカシージャス以外は彼の元に集まり、この得点を祝したのだが、

自軍の追加点にも心なしか喜びを見せられないでいる

クリスティアーノ・ロナウドが見て取れた。


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エジルとの調和の取れたコンビプレーを披露、

今シーズンで最も高い評価を受けているロナウドであるが、

彼は明らかに『自身のゴール』を欲していたに違いない。


周囲によるメッシとの比較を打ち払うべく、

この試合で彼が放ったシュートは11本。

うちゴールの枠を捉えたのは5本のみであった。


その失敗が上積みするストレスが、

さらに彼のシュートの制度を下げてやしないか不安にもなる。



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『彼が得点のないときに神経質になることはわかっているが、

我々がしっかりついているさ。』 カルヴァーリョ


『とにかく冷静でいて欲しい。彼は世界最高なんだから。』

                    ペドロ・レオン


『彼を支援する。彼もそのことを理解しているはずだ。』

                    イケル・カシージャス



同じユニホームに精魂込める仲間達は、

この状況を理解し、彼への支援を明言しているが、

肝心の彼は、マドリディスタ達との関係を少々拗らせてしまっている。


オサスナ戦の"ブーイングの発生源"とも言われたロナウドは、

翌月曜日の会見の場でこう述べた




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『指笛よりも、声援。


スタンドのサポーターは、選手達を活気付けることをすべきだ』


彼が、スタンドに対して単純明快な「愛着」を求めたはずの言葉は、

話題を求めるマスコミ報道によって尾ひれを纏い、

”厳しい視線と制裁だけを重んじるマドリディスタたちへの批判”の

言葉として一人歩きを始めたことは否めない。


この日は幸いにして、

エジルの活躍の陰に姿を潜めたロナウドであるが、

この試合終了直後には、

今後の彼の立場を脅かしかねない事態が勃発している。


試合終了後、キャプテンのカシージャスは、

選手達をセンターサークルに呼び集め、スタンドに向けて

勝利の喜びを分かち合うよう指示を与えた。



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さすがはカシージャス。


長年このベルナベウでプレーしている彼は、

一部のマドリディスタが戦況に満足していないことを理解しているし、

サポーターとの関係維持に必要な”常識”をしっかりと兼ね備えている。


しかしだ。


マドリーの選手の中で、唯一、クリスティアーノ・ロナウドだけは、

この輪に入ることなく足早にロッカールームへと引き上げた。

その後ロナウドは、10分という短い時間で身支度を整え、

選手スタッフの中で最も早くスタジアムを立ち去ったという。


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いくら破格の年俸を貰い受けるスター選手とはいえ、

キャプテンの指示に耳を貸さずに姿を消すとは、

サポーター相手に商売するプロフェッショナルとしていかがなものか??


モウリーニョは、記者陣からロナウドへの

具体的な心理療法のノウハウについて問われると、



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『放っておくこと。


それがクリスティアーノやイグアインへの最良の心理的ケアー。

彼らは自然な環境化に置かれるべき。誰から言われる前に

彼ら自身が察知し、理解しているんだ。


クリスティアーノは調子が悪くとも、3点とって問題修正する。

今日(アヤックス戦)は良い仕事をしたし、

チームのために尽くしていた。ゲームの構築に尽力し、

アシストも試み、そして、ゴールも目指していた。


ゴールにはならなかったけど、そのうちゴールはやってくる。』


と答えたという。


マスコミが、そして周囲がどう捉えようとも、

指揮官たるもの、選手の味方でいる姿勢はアッパレであるし、

彼が世界で屈指の名プレーヤーであることも否定しない。


しかし、このクラブの象徴となる選手には、

グランド内外における模範といえるプロフェッショナルであってもらいたい。


かつてその”背番号7”を背負っていた

あの男がそうであったように・・・。


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祝6ヶ月

最近は、気が付くと体の柔軟さを使って

自分の足の指を舐めている我が息子くん。



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今日で生誕6ヶ月となりましたクラッカー



彼自身にそんな認識など毛頭ないでしょうが、

少々早めに仕事を切り上げてショッピングセンターへお出掛け。


息子の秋冬物の着衣を購入した後、


スタバ青森一号店に・・・スターバックスロゴ


その時です


『先生!!!』


前方から大手を振って駆け寄ってくる若い女性・・・


ベビーカーを押す男性を連れたその女性は、

2年半前に大学を卒業した元ゼミ生でございました。


結婚したとは聞いていたけど、子連れとはガーン


聞くとあちらのお子様は、生後9ヶ月はいはい


自分より11歳も年下の生徒の子供の方が

ウチの子より年上じゃないか(笑)



この歳(3○歳)で子供を持っても、

その責任の大きさに不安や重圧を感じるのです。


社会経験などほとんど皆無の20代前半で

親になるってどんな感覚なのかな。


そんなことを話す時間などありませんでしたが、

奥さんから言われました。


『今時の子なら、

昔世話になった先生なんて見掛けても、

遠くから見てるか、隠れるだけかもよ?』


子は親の鏡なり。


数年ぶりにすれ違ったかつての”うるさいゼミ教員”からも

逃げることなく、笑顔で挨拶できるあの母親のもとならば、

きっとあの子もしっかりと育つはず。


良く考えると『親』としては先輩に当たる彼女を

少々誇らしく思ったのでした。


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15年越しのリベンジ

いよいよマドリーがチャンピオンズリーグに出陣。


対戦相手は名門アヤックス。
決して楽な相手ではございません。

責められるC・ロナウド
ロナウドを擁護するモウリーニョ

この試合で、余計な雑音を払拭できるのでしょうか。

どうやらセルヒオ・ラモスの出場が微妙であるようですが、
代役のアルベロアがしっかりと仕事をしてくれることでしょう。

マドリーは、公式戦ではアヤックス相手に
史上1勝しか果たしていないようで…(1967年)。
さらに、この2チームが対戦するのはなんと15年ぶりであるとは
意外な感じがしますが、その対戦では
0-2でアヤックスがベルナベウでマドリーを撃沈しています。

Goles
0-1: Litmanen, min.64
0-2: Kluivert, min.76


当時のメンバーは…

Real Madrid
Buyo, Chendo (Míchel 74'), Alkorta, Sanchís, Quique
Redondo, Luis Enrique, Laudrup (Milla 72'), Amavisca
Raúl, Zamorano

Ajax
Van der Sar, Reiziger, Blind, Bogarde, Musampa (Reuser 89')
Ronald de Boer, Finidi, Davids, Kluivert, Litmanen
Overmars

いやはや、懐かしいメンバー。
現在、バルサBの監督であるルイス・エンリケが
白いユニホームに袖を通していますね。

せっかくなので、動画も。



クライファートにリトマネン
良い選手だったなぁ。

気持ち良くリベンジを果たして欲しいな…
チャンピオンズリーグ契約していないので
試合は観られませんが(笑)

HALA MADRID!!!!


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フィーゴ『彼こそ、マドリーが求めた男』

レアル・マドリードで5年プレーし、フロレンティーノ会長以下、

この組織をよく知る彼だからこそ、問題の所在を理解しているはず。


今週火曜日、自身が手掛ける時計メーカーの会見に

姿を見せたルイス・フィーゴは、熾烈な争いを見せるであろう

バルサとマドリーを筆頭としたリーガについて触れながら、



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『彼は監督として、

そして人格者としてクラブを支えることだろう。

彼こそ、マドリーに必要だった人物だ。』


と昨シーズンまで共にインテルのスタッフとして仕事をした

モウリーニョ新監督を激励しました。



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『彼は素晴らしい情報発信者。

選手ともスタッフとも真摯に対応する男なんだ。


そして、監督として勝者といえる彼は、自身で意思決定が出来る

マドリーに必要だった監督だよ。』


確かに。

2003年にデルボスケがクラブを去って以来、

現れる監督は会長の権限の元、その意思決定も許されず、

次々と新たな顔が指揮官として様々な苦渋を味わったのでした。


この事実は、2005年にマドリーを離れ、

現役最後の数シーズンを過ごし、現在も「大使」として

インテルに籍を置く彼だからこそ、骨身に染みている事実なのでしょう。


『モウリーニョは「勝者」としての威信をクラブに与えることだろう。


シーズンは、恐らく昨シーズンと変わらぬ様相を見せることだろうね。

小さなサプライズを含みながらも、

2強が他のクラブを寄せ付けることはないはず。』


とリーガの行方を占ったフィーゴには、

ケイロスが更迭されたことで、後任者として有力視されるアラゴネスの元で、

ポルトガル代表入閣の噂が囁かれていますが・・・



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『ポルトガル代表は若いチーム。


欧州チャンピオンに輝いているアラゴネスは

きっと良い仕事をすることだろう。

しかし、自分に関わる事については何も話すことはないよ。


僕の将来?家族との時間を大切にしたい以上、

監督になりたいとは思っていない。

現時点では、目的地ではないんだ。』


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バルサからマドリーへ・・・


現在は、現役時代の派手な経歴とは懸け離れた

黒子役に徹しているフィーゴですが、


スペインメディアへの久々の登場で

マドリーも、モウリーニョのことも熟知している

彼の口から零れた”マドリー成功”への太鼓判。


当事者ならずとも、マドリディスタならば大船に乗った

気持ちにさせられますね。


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止まらない閉塞感

今日は午後から健康診断を受診するため、

朝食後はプチ断食。


簡単な健康診断ではありますが、

メタボ検査では、昨年と比較し体重もへそ周りも「大幅減」で

少々喜びながらの帰宅。



時同じくして、

日本の未来を左右しかねない民主党代表選で

菅直人首相が再選されたのでした。


良かった。


確かに菅総理が突如、

今のこの国の閉塞感を払拭できるとは思えないし、

今日までハッキリと党二分が顕著であった民主党が、

明日から手を取り合ってくれるかどうかにも懸念を抱かずにいられません。


しかし、


小沢氏が選ばれでもしていたら、

閣議は『政治とカネ』に関する投げかけで甚大な時間を失うことになる。

良識ある党員・サポーター票に感謝しつつも、

終わってみれば、両者の争いによって発生した

『政治における空白の1ヶ月』によって

無駄な時間とカネが浪費されたことが残念です。


なにせ、強力な滑車がかかった円高は止まらない。


このままこの傾向が続けば、

国内産業の海外流出は必至・・・


やはり課題だらけのこの国の衰退のスピードは、

緩めることさえ叶わないのでしょうか。


もはや、己の体重減などで、

ほくそ笑んでいる場合ではありませんね。


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