El Diario ~青森にいながらスペインの話~ -38ページ目

持つべきものは朋

遠くスペインはカルタヘナより

ビクトル・フェルナンデス君のメールが着信。



El Diario ~青森にいながらスペインの話~



メールは、最近ろくに連絡していなかった私の置かれる

状況を大変心配してくれている内容


『持つべきものは朋』

と改めて認識させられると同時に


スペインで引き続く原発に関する悲観的な報道は、

筆不精の彼に我々の安否確認のメールを打たせるほどに

なったのかと思わされました。


その昔、レアル・マドリーの下部組織にいた彼は、

白いユニホームを纏い、静岡で行なわれた

ユース選手権に出場したことで、

日本の置かれる状況を危惧してくれている彼。

ありがたや。


地震、津波、そして放射線・・・


日本全土が覆われた負のイメージを

払拭するのは並大抵のことではありませんが、


我々はやるしかありません。



そんな大切な時なのに、

東京ではミネラルウォーターの争奪戦。


乳幼児に対する警告のはずが、

本当に欲している人に水が渡らない異常事態ですよね。


これも全ては政府の明確なメッセージ不足、

さらには信頼不足が招いていること。


政府など国民を守ってくれやしない


そんなことを思う国民が大勢生まれてしまっている以上

買占めなど止められるはずもないでしょう。



厳しい状況を物語る報道が続く中だからこそ

旧友の思いやりが温かく感じられる夜。



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Gracias, amigo...


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良い味出してる少年

相当前にご紹介したCMですが、
突然に見たくなりました。



この少年。
何度見ても良い味出してます(笑)

バレンシア発、日本の被災地へ

震災から11日。


気分も、生活も震災前に戻したいとは望んでいるものの

どこか心穏やかには至らない今日この頃。


昨日は見所満載のマドリーダービーが開催され、

マドリーがアトレティを撃破したというのに、

気分がサッカーには向かず。


報道によると、C・ロナウドが左足の故障により

全治2~3週間。しばらくは戦列を離れる見込みだそうで。


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ポルトガル代表の試合、さらにはスポルティング戦への

出場が絶望となったロナウド。

来月に組まれている重要な試合には全快して戻ってきて欲しい。


コパの決勝、リーガのクラシコくらいまでには、

気持ちがスペインに向くかしら。。。??



今朝は、そんな心境で息子クンの早起きに付き合いながら

テレビをつけると、放送されていたのはメスタージャで行なわれていた

バレンシア×セビージャ。


なんと、バレンシアイレブンの背中にはカタカナで

選手の名前が。



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日本人としては心温まる異例の配慮ですね。


残念ながら試合には敗れたバレンシアですが、

我々の記憶に残る試合となりそうです。


できることなら、Facebookなどの自身の公式ページ

日本への哀悼の念を示していた我が朋セサル先生にも

出場して欲しかった。



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被災した日本ですべきこと

深刻な物流停滞が影響している東北地方。


未だ、ガソリンスタンドには、

限定で発売されるガソリンを求める長蛇の列が

見受けられますが、幸いなことに北海道から

仕入れが進み、牛乳やヨーグルトの乳製品を

目にするようになってきました。


ヨーグルトには目がない1歳の息子クンには

大変喜ばしい朗報であったに違いありません。




一方で、商品が品薄で開店休業状態のコンビニ。


材料の仕入れができず、閉店しているレストラン。


この震災により、大きな打撃を受ける企業は数知れず。

先日無事に大学の卒業式を迎えた教え子の中には、

『内定取り消し』という最悪の連絡を受けた子もいます。


これも企業にとっては、

忍び寄る『経済不況』という荒波に

飲まれぬための経営努力。




企業の業績悪化は、雇用の悪化に繋がり、

それこそこの国の長期的な不況突入となるのは

間違いありません。


重要なのは『今』。


確かに節電や節水で震災のダメージを軽減させるのは

重要なことですが、もっと先の社会を見れば、


目に見えぬ天災不安、社会不安に対して

財布の紐を固くするのではなく、

しっかりと経済活動をすることではないでしょうか。


実際、多くのスポーツイベントなどが自粛により

中止となっていますが、巨人・清武球団代表が口にした


経済活動を停止したら日本社会は沈没する。

何でもかんでも自粛すればいいというものではない」


という発言はごもっともという気持ちになります。

(無論、デーゲーム開催など、求めたいことはありますが)



私は、不要不急の外出さえも自粛が求められる

こんな時だからこそ、妻と息子に服を、

自分にはコレクションに加えるユニフォームを購入。


どうか皆さんも経済活動を忘れずに!


ただでさえデフレ社会のマイナス成長にあった

この国に降りかかった大惨事・・・


故人を偲ぶこと、苦しい生活を強いられる被災者への

気遣いも忘れたくありませんが、

被災した小さな子供達に「未来」を与えるためにも

我々がやるべきことは、少なくないはずです。


遠のく「安全大国日本」

スペインの友人からこんなメールが。


「我が家には別荘がある。

お前の家族友人が生活するスペースはあるから

早く国を離れるといい。」


実に有難いオファーにも聞こえますが、

これは世界から見れば、日本がすでに


『被爆国』


と誤認されている証拠といえるかもしれません。



その多くが悲観的な表現で流れる海外の報道。



これも”最悪”に備える際の「危機意識」の違いといえば

それまでですが、十数カ国が日本を渡航危険区域に

指定するなど、極めて異常な事態となっています。



この影響は、本学に就学していた留学生にも飛び火。

ここ数日だけでもかなり多くの学生が、

自国へと帰郷していきました。


もはや海外から見れば『危険地帯』となった本国。

年間850万人が訪れていた旅行客が激減するのも

確実ですね。


確かに福島第一原子力発電所の事故は

深刻そのものですが、未だ現実とは言いがたい

"リスク評価"が過大であることには

残念な気持ちを抱かざるを得ません。


このままでは、事態が終息に向かっても、

この国の国際社会へのイメージは、

これまで日本が誇ってきた「安全」という

言葉からは程遠いものとなってしまうことでしょう。


一方で、すでに少なからず放射線の

影響を受けつつある福島県。



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世界から日本に送られる視線と同じものを

我々は福島県に対して向けてやしないか。


食料が欲しくともそれを入手する手段がない


逃げたくともガソリンもなく脱出できない


なのに、補給をするはずの車が放射線を

恐れてUターンするという事例が頻発していると

聞きます。


「健康に害はない」


そう謳っている政府には、リーダーシップを発揮し、

抜け目のない援助と支援を送ってもらいたいもの。



今日で震災から1週間。


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震災から1ヶ月、1年、5年、10年・・・


この先の人生で何度も

振り返ることになるであろうこの震災。


その度に思い出すことになる「最悪」が

これ以上、蓄積されないことを望むばかりです。