El Diario ~青森にいながらスペインの話~ -37ページ目

本当の日本の助け方

以下、本日のスペイン紙における報道


・韓国および中国のロシア国境付近で福島第一原発から

 発せられたと思われる放射線を感知。健康に害無し。


・中国で福島産の食品輸入を禁止。

 

・中国に渡航した日本人2名が空港での放射線チェックで

 陽性反応。病院に搬送される。


・台湾が輸入したインスタントラーメンを梱包した箱から放射線反応。


・米国のマサチューセッツ州、カリフォルニア州などで放射線を

 含んだ降水あり。人体に影響なし。



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日本において福島県が受けている風評被害。


しかし、視点を海外に移すと、日本全土が放射能で

満ちているかのような報道ではありませんか。



こうした報道を受けて、諸外国の人々が


ものづくりの国であるこの国の"made in Japan"


に対してどのような偏見を持たれてしまうのか、

そんなことを懸念してしまいます。


海外の皆さんにはチャリティーやらの活動同様、

これまで通り、日本製品を手にして欲しい。

それが切な願いです。




一方、共同通信が行なったアンケートでは

日本国民の58%が東電の危機管理不足を非難しているに

過ぎないのだとか。


『原発における危機管理は万全』


と謳っていたにも関わらず、この事故を受け、

慌てて各地の原発にポンプ駆動用モーターの

予備品確保などを施している有様。


最悪を想定してこなかった彼らに

危機管理を語る資格などないはずなのですが。



我々ができること。


それは、まずは避難の対象となっている人々を守り、

もう二度とこんな惨事を起こさないためにも、

我々は彼らが起した”人災”の責任を

追求すべきであることは言うまでもないでしょう。


僕は原発自体を批判するつもりはありませんが、



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東京辺りで頻繁に行なわれている「脱原発」の

デモが行なわれている情報を発信しているのが

諸外国のメディアばかりでは、


この国が救われる気が致しません。



1年という歳月

最近は、お店のエスカレーターと牛乳が大好きの

我が家の息子クン。


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最近、自分のやりたいことができないと

少々近所迷惑な奇声を発するように。


自己主張も成長と考えれば喜ばしいのですが、

徐々にジッとしている事が少なくなり、

かつてのようにこちらが思うような写真も

撮れなくなってきました(^▽^;)



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ちょうど一年前の彼。

いつも何か企んでいそうな面持ちだったけど、

未だ歩けずとも、機動力を備えた俊敏な動きを思うと、

寝ているだけだったその頃が、少々懐かしく思えたり。


一体、一年後の彼は、どんな面持ちで

僕らを困らせてくれるのか??


そのとき、今の混沌とした日本を脱してくれていれば、
何も言うことはありません。



苦悩に揺れるかつてのカリスマ

現在、故障という光の見えないトンネルを迷走しているのが

エスパニョールのイバン・デラ・ペーニャ。



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昨シーズン、再起を懸けたオペ を受けたものの、

今シーズンの試合出場は、ビジャレアル戦の30分のみ。


再び自由な体を失っている彼は、

いつ戦列に復帰できるかも見えていない、

ベテラン選手には実に厳しい境遇にあるというのが現状です。


昨日、会見に臨んだ彼は


『自分は現在、サッカーにおける苦味といえる側面を生きている。

この故障は、これまで抱えたものとは比較しがたいもの。

これまでのサッカー人生において多くの故障を抱えた

自分ではあるが、この故障には成す術がない。


そんな事実はある。しかし、最後の最後まで戦ってみせる。』



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と苦渋に揺れる心境を言葉にしています。


周囲から『引退』という選択肢をチラつかされる

キツイ状況下でも、そのファイティングスピリットは

衰えを見せません。


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『一日一日が勝負。


未来に取るべき選択肢はそのうち見えてくる。

ただし、自分は現在を生きている。

俺は今、サッカー選手なんだ。


頭の中には復帰しかない。

望むのはプレーすること。』


彼の停滞とは反比例に、見事な快進撃で

リーガ5位という高位置につけているエスパニョール。

好材料に囲まれた環境の中で、

ひとり己と戦うには強靭な精神力を要することでしょう。




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引退よりも『挑戦』


サッカー界における栄光も挫折も知る

デラペーニャの不屈の精神こそ、

「復興」に向けて長い戦いを強いられる

この国、日本に求められているものに似ています。



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時計の針

震災発生から今日で2週間ですか。


2週間前の今頃は、ラジオに耳を傾け、

ロウソクの明かりを頼りに”もしも”に備えた

荷造りをしていました。


         El Diario ~青森にいながらスペインの話~-20110311201842.jpg



なんだか遠い昔の出来事であるかのような

錯覚さえ覚えるのに、まだ2週間ですよ。


長い。


本当に長く感じられた2週間。



その間、厳しい避難生活、

あるいは屋内待機を求められている人々にとっては、

我々とは比較にならないくらい


「時計の針の動きが切迫した」


日々を過ごしていることでしょう。




人間の体内時計は未経験の体験に

より長く時間を要しているように感じるといいますが、


地震と津波という『震災』と原発事故という『人災』


この未曾有の激甚災害は、

一体どれだけ多くの人々の時の流れの感覚を

狂わせているのか。


本日の会見で

「すべての国民が戦後最大の危機を

             ともに乗り越えて行こう」

と語ったのは、菅直人首相。


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今日も近所にある巨大なパチンコ店の駐車場は

平日であることを感じさせないくらい多くの車で

埋め尽くされていました。


節電は? 燃料不足解消への努力は?


本当に日本国民全員のベクトルが

同じ方向に向けられているように思えないことが
余計な懸念を抱かせます。


果たして、日本に生きる国民誰もが、

時計の針を同じスピードで進められるまでには

一体どれだけの時間を要するのでしょうか。

祈る思いで・・・

ここ青森でも放射性ヨウ素が検出されたそうです。


こんな事態なので、微量の放射線が届いて当然。


ただ、こんな状況になっても「原発」に反対する声が

日本国内にあまり響いていない現状には、

若干の疑問を感じたり。



現実問題、現在の日本において原子力発電なしでの

エネルギー維持など夢の世界なのですが、



危機感乏しく、今回の福島のような

『最悪』を想定できていなかった東電


『最悪』が発生しても社長が姿すら見せない東電



そんなことに非難が聞かれないというのは

いかがなものでしょうか。


本来、国民の怒りの矛先は、

実行が不明慮な計画停電だけではないはずなのです。



世界における電力エネルギーのおよそ14%を担っている

原子力発電の怖さを、改めて世界に知らしめ、

世界のエネルギー事情に確実に変化を

もたらすであろう福島第一原子力発電所の事故。



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決死の復旧作業の行方は??


命を懸けて目の前の仕事に従事する作業員達の

体力や精神力は持続できているのか??


この国の命運を、満身創痍の彼らに握らせている現実に、

ただただ祈るような気持ちにさせられます。