本当の日本の助け方
以下、本日のスペイン紙における報道
・韓国および中国のロシア国境付近で福島第一原発から
発せられたと思われる放射線を感知。健康に害無し。
・中国で福島産の食品輸入を禁止。
・中国に渡航した日本人2名が空港での放射線チェックで
陽性反応。病院に搬送される。
・台湾が輸入したインスタントラーメンを梱包した箱から放射線反応。
・米国のマサチューセッツ州、カリフォルニア州などで放射線を
含んだ降水あり。人体に影響なし。
日本において福島県が受けている風評被害。
しかし、視点を海外に移すと、日本全土が放射能で
満ちているかのような報道ではありませんか。
こうした報道を受けて、諸外国の人々が
ものづくりの国であるこの国の"made in Japan"
に対してどのような偏見を持たれてしまうのか、
そんなことを懸念してしまいます。
海外の皆さんにはチャリティーやらの活動同様、
これまで通り、日本製品を手にして欲しい。
それが切な願いです。
一方、共同通信が行なったアンケートでは
日本国民の58%が東電の危機管理不足を非難しているに
過ぎないのだとか。
『原発における危機管理は万全』
と謳っていたにも関わらず、この事故を受け、
慌てて各地の原発にポンプ駆動用モーターの
予備品確保などを施している有様。
最悪を想定してこなかった彼らに
危機管理を語る資格などないはずなのですが。
我々ができること。
それは、まずは避難の対象となっている人々を守り、
もう二度とこんな惨事を起こさないためにも、
我々は彼らが起した”人災”の責任を
追求すべきであることは言うまでもないでしょう。
僕は原発自体を批判するつもりはありませんが、
東京辺りで頻繁に行なわれている「脱原発」の
デモが行なわれている情報を発信しているのが
諸外国のメディアばかりでは、
この国が救われる気が致しません。
1年という歳月
最近は、お店のエスカレーターと牛乳が大好きの
我が家の息子クン。
最近、自分のやりたいことができないと
少々近所迷惑な奇声を発するように。
自己主張も成長と考えれば喜ばしいのですが、
徐々にジッとしている事が少なくなり、
かつてのようにこちらが思うような写真も
撮れなくなってきました(^▽^;)
ちょうど一年前の彼。
いつも何か企んでいそうな面持ちだったけど、
未だ歩けずとも、機動力を備えた俊敏な動きを思うと、
寝ているだけだったその頃が、少々懐かしく思えたり。
一体、一年後の彼は、どんな面持ちで
僕らを困らせてくれるのか??
そのとき、今の混沌とした日本を脱してくれていれば、
何も言うことはありません。
苦悩に揺れるかつてのカリスマ
現在、故障という光の見えないトンネルを迷走しているのが
エスパニョールのイバン・デラ・ペーニャ。
昨シーズン、再起を懸けたオペ を受けたものの、
今シーズンの試合出場は、ビジャレアル戦の30分のみ。
再び自由な体を失っている彼は、
いつ戦列に復帰できるかも見えていない、
ベテラン選手には実に厳しい境遇にあるというのが現状です。
昨日、会見に臨んだ彼は
『自分は現在、サッカーにおける苦味といえる側面を生きている。
この故障は、これまで抱えたものとは比較しがたいもの。
これまでのサッカー人生において多くの故障を抱えた
自分ではあるが、この故障には成す術がない。
そんな事実はある。しかし、最後の最後まで戦ってみせる。』
と苦渋に揺れる心境を言葉にしています。
周囲から『引退』という選択肢をチラつかされる
キツイ状況下でも、そのファイティングスピリットは
衰えを見せません。
『一日一日が勝負。
未来に取るべき選択肢はそのうち見えてくる。
ただし、自分は現在を生きている。
俺は今、サッカー選手なんだ。
頭の中には復帰しかない。
望むのはプレーすること。』
彼の停滞とは反比例に、見事な快進撃で
リーガ5位という高位置につけているエスパニョール。
好材料に囲まれた環境の中で、
ひとり己と戦うには強靭な精神力を要することでしょう。
引退よりも『挑戦』
サッカー界における栄光も挫折も知る
デラペーニャの不屈の精神こそ、
「復興」に向けて長い戦いを強いられる
この国、日本に求められているものに似ています。
時計の針
震災発生から今日で2週間ですか。
2週間前の今頃は、ラジオに耳を傾け、
ロウソクの明かりを頼りに”もしも”に備えた
荷造りをしていました。
なんだか遠い昔の出来事であるかのような
錯覚さえ覚えるのに、まだ2週間ですよ。
長い。
本当に長く感じられた2週間。
その間、厳しい避難生活、
あるいは屋内待機を求められている人々にとっては、
我々とは比較にならないくらい
「時計の針の動きが切迫した」
日々を過ごしていることでしょう。
人間の体内時計は未経験の体験に
より長く時間を要しているように感じるといいますが、
地震と津波という『震災』と原発事故という『人災』
この未曾有の激甚災害は、
一体どれだけ多くの人々の時の流れの感覚を
狂わせているのか。
本日の会見で
「すべての国民が戦後最大の危機を
ともに乗り越えて行こう」
と語ったのは、菅直人首相。
今日も近所にある巨大なパチンコ店の駐車場は
平日であることを感じさせないくらい多くの車で
埋め尽くされていました。
節電は? 燃料不足解消への努力は?
本当に日本国民全員のベクトルが
同じ方向に向けられているように思えないことが
余計な懸念を抱かせます。
果たして、日本に生きる国民誰もが、
時計の針を同じスピードで進められるまでには
一体どれだけの時間を要するのでしょうか。
祈る思いで・・・
ここ青森でも放射性ヨウ素が検出されたそうです。
こんな事態なので、微量の放射線が届いて当然。
ただ、こんな状況になっても「原発」に反対する声が
日本国内にあまり響いていない現状には、
若干の疑問を感じたり。
現実問題、現在の日本において原子力発電なしでの
エネルギー維持など夢の世界なのですが、
危機感乏しく、今回の福島のような
『最悪』を想定できていなかった東電
『最悪』が発生しても社長が姿すら見せない東電
そんなことに非難が聞かれないというのは
いかがなものでしょうか。
本来、国民の怒りの矛先は、
実行が不明慮な計画停電だけではないはずなのです。
世界における電力エネルギーのおよそ14%を担っている
原子力発電の怖さを、改めて世界に知らしめ、
世界のエネルギー事情に確実に変化を
もたらすであろう福島第一原子力発電所の事故。
決死の復旧作業の行方は??
命を懸けて目の前の仕事に従事する作業員達の
体力や精神力は持続できているのか??
この国の命運を、満身創痍の彼らに握らせている現実に、
ただただ祈るような気持ちにさせられます。












