マラドーナは国際社会の敵?
昨日撮影された、この1枚の写真をご覧あれ。
ご存知、アルゼンチン代表監督ディエゴ・マラドーナ氏と
ベネズエラ大統領のウーゴ・チャベス氏です。
カメラに向けておどけた表情さえ見せたマラドーナ氏ですが、
チャベスはこの最中にも、集まった観衆たちに対して
隣国である『コロンビアとの外交関係断絶』を発表しているのです。
現在、「監督辞任」か「2014年まで契約延長か」の
選択肢に関して、近々アルゼンチンサッカー協会会長の
フリオ・グロンドーナと会談を予定しているマラドーナ。
突如、ベネズラの”友人”を訪ね
『ここには職探しに来たわけではない。
月曜日にブエノスアイレスに戻ったら、
グロンドーナと未来について話し合うんだ。
ここには友人であるチャベスに助言をもらいにきたんだよ。』
そう言い放ったマラドーナは、前記のように、
ベネズエラ国家の大変な決断の場にも立ち会うこととなったわけです。
恐らく、チャベスは、このマラドーナの訪問を待ち構え、
世界の注目を浴びるこの機会を利用して
マラドーナをも賛同者と見立てた”断絶”発表を目論んだのでしょう。
そもそも、ベネズエラとコロンビアとの国交に亀裂が走ったのは2005年のこと。
親米態度を見せるコロンビアに対し、
反米路線を貫くチャベスは真っ向対決姿勢を見せると、
コロンビア政府の天敵といえるコロンビア革命武装軍(FARC)を
秘密裏に支援、このFARCとスペインの民族独立過激派ETAとの連携を
取り持ったとされる情報も飛び交っています。
もちろんこれを黙認できないコロンビア政府は
その真意を問質す姿勢を見せますが、チャベスは臆するどころか
コロンビア国内に米国軍駐留を認めようとする
コロンビア政府を、堂々非難し続けていたのでした。
チャベスのこの演説後、
ベネズエラ国内のコロンビア大使館に駐留する
政府関係者の72時間以内の国外退去を命じた
ベネズエラ政府に対する、国際社会の風当たりは
益々強まるに違いありません。
一方、”友人”チャベスの尊敬する人物でもあるキューバの
カストロ議長についても言及し、
近くキューバを訪問予定であることを明かしたマラドーナは
『先日、テレビで元気そうな姿を見かけたよ。
相変わらず反米意識が強かったしね。
とても活発な姿は、僕に元気をくれる。』
とコメント。
かつてコカイン中毒の療養を必要としていたマラドーナを
温かく迎えたカストロ議長の入れ墨を左足に入れるほど、
議長に心酔しているマラドーナ。
相手が恩師であれ、友人であるにせよ、
このワールドカップで、再び世界の注目を浴びるようになった
アルゼンチンサッカーの『指導者』として、
国際社会を敵に回す政治家の道具には
使われたくはないものです。
バレロン『彼は大切な友人だった』
『スーペルデポル』。
僅か数年前、チャンピオンズリーグで大暴れ、
2002年100周年を祝うマドリーをコパの決勝で下した
ガリシアの勇”デポルティボ・ラ・コルーニャ”に
付けられていた愛称です。
その"Super"の申し子の一人、セルヒオがデポルとの
契約延長を断念し、今シーズン、彼のデポルのユニホーム姿を
見ることが叶わなくなりました。
当時、デポル史上最高額の移籍金でエスパニョールから移籍し、
マウロ・シルバと”リーガ最強”と呼ぶに相応しい
ダブルボランチを誇ったものでした。
ベルナベウで100周年を祝うはずだったマドリーに対し、
セサルの股を抜くゴールを決めたセルヒオ。
スタンドでマドリーを応援していた僕にとって、
決して忘れられない痛恨の一撃でしたが、
彼のパフォーマンスは敵ながらあっぱれでした。

(”あの日”の生写真です。懐かしい・・・)
これで、Super当時にチームに在籍した選手は、
マヌエル・パブロとフアンカルロス・バレロンの2選手を
残すのみとなってしまいます。
このセルヒオの旅立ちに関してバレロンは、
『彼はチームにとって様々な面で活躍した重要な選手であり、
大切な友人であった。
彼は、チームにとって何が有益であるかを常に意識をし、
そのための行動を見せてきた。彼に刺激を受けて
飛躍した選手も少なくない。
本当に残念な結果であるが、どんなに重要な活躍をした選手であれ、
いつの日かこの晴れ舞台から去る日がやってくる。
他の選手にも、そして自分自身にもね。
いつも頂点ばかりではない。それが人生の定めだ。』
バレロンの切なさが伝わってくるコメントです。
時の流れとはいえ、かつての栄光を知る選手の姿が
見られなくなるのは寂しい・・・。
さらに、セルヒオの離脱は、
クラブにとっては、単なる離脱にあらず。
彼がエスパニョールから移籍した際の移籍金、
および肖像権の未払い分が据え置きにされており、
デポルはこの資金を調達しなければならなくなっているのです。
その額、およそ400万ユーロ・・・
支払いの応じなかったクラブ側に対し、
セルヒオの父アベリーノはクラブ側を訴えてしまったから大変です。
『まさかデポルを訴えることになるとは…
夢にも思わなかったよ。』
と話すのは、セルヒオの父ですが、
いくら経営難とはいえ、チームの中核を担っていた
選手に対しての未払いを抱えるクラブも異常ならば、
「他に手段はなかった」とはいえ、
クラブを離れて直ぐさま訴え出るるセルヒオ側にも
若干の違和感を感じざるを得ません。
”立つ鳥跡を濁さず”とはいかぬものか。
残念ながら、彼の旅立ちは、
あの日の栄光からは掛け離れてしまっていたようです。
スペインを堪能
今晩は、久々にゼミの4年生と飲み…いや食事会を開催![]()
以前ブログで紹介した青森市のグラナダというスペイン料理店に
ひとり3000円の予算にて、お任せメニューを作ってもらいました。
料理は、
スペインサラダ
パエージャ
アルボンディガス(肉団子)
トルティージャ(スペイン風オムレツ)
他3品。
さすがオーナーのおば様はスペイン人。
典型的なタパスをたっぷりと堪能させてもらいました。
やっぱりここのパエージャは◎
特別に持ち込ませてもらったバジャドリのワインも美味かった![]()
僕は勝手に錆付きかかっているスペイン語を使った
スペイン体験をしていたわけだけど、
あと数ヶ月で卒業となる10名のゼミ生達には
異文化経験となったかどうか??
許可は取ってないが、画像載せるぞ~(笑)
そういえば、今日は7月21日。
なんと、
このブログを開設してから今日でちょうど一年が経ちました![]()
とりあえず、自分自身に『おめでとう』を言ってみる(笑)。
これまでの人生で、日記の類とは無縁だった自分が
日課にするつもりも無く、ほぼ毎日、更新を続けてこられたのは、
コメントやメッセージで関わって下さる方々が居たからでしょう。
月並みな言葉ですが、
日頃よりアクセスいただき、ありがとうございますm(_ _)m
今や、9割方『スペインサッカーサイト』になってしまっていますが、
スペインで現地人たちから
"fanatico del futbol"(サッカーキチガイ)
と呼ばれていたサッカーフリークらしく、
堂々好き勝手に書き綴らせてもらおうと思っています。
時に、何かの片手間で打ち込むことが多く、
読んで頂くこと自体が失礼に値するケースも少なくないことは否めませんが、
誤字脱字、不可解な日本語、などなど
そんなものも含めての『El Diario』でありたいなと感じているところです。
どうぞ今後とも宜しくお願いします。
クラシコは11月28日です。
ワールドカップも終わり、
サッカーファンが待つのは新シーズンスタート。
リーガも日程が発表され、
開幕戦の対戦カードが明らかとなりました。
開幕戦は8/28または/29
レバンテ セビージャ
マジョルカ R・マドリード
エスパニョール ヘタフェ
アトレティコ S・ヒホン
R・ソシエダ ビジャレアル
デポルティボ サラゴサ
オサスナ アルメリア
ラシン バルセロナ
マラガ バレンシア
エルクレス A・ビルバオ
2節以降の詳細はコチラ 。
マドリー×アトレティは11月7日、
バルサ×マドリーは11月28日です。
あぁ・・・
どこを探しても Real Valladlidの名前が無い![]()
無茶苦茶な要求
日頃、私が購読しているのがスペインの日刊紙El Pais。
普段およそ1週間遅れで到着するのですが、
本日、ようやく『世界の頂点を極めた』ことを報じる
その紙面が到着しました。
『Campeones del mundo』
(世界チャンピオン)
すでにあの歴史的な日から一週間が過ぎていますが、
これらの紙面を見ていると、改めてテンションが上がってきます。
新聞を見開くと、そこには、2ページをふんだんに利用した
Banesto銀行の優勝祝賀広告。
そして、スポーツ面を捲ると・・・
当然の如く、アンドレス・イニエスタを称える記事。
決してスポーツ紙ではない、このEl Paisですが、
およそ10ページに渡りビッシリとスペイン代表関連の記事を特集。
さらに10ページ近くがワールドカップを振り返る記事で
満たされております。
欲を言えば、これらを試合翌日に読みたかったのですが、
仕方ありませんね。
気持ちだけはタイムスリップして、
たっぷりと堪能したいと思います。
こんな感じで、普段から情報以外にも、
多くの楽しみを与えてくれているこの新聞ですが、
先日、この新聞社から請求書が到着。
『振り込み金額が足りません』
という、いわゆる督促状だったのですが
”発行から1週間以内に対応しなければ、発送を取りやめます”
という文面。
国際郵便で日本まで1週間かかることなど
一切考慮されておりません( ̄_ ̄ i)
それ以上に納得いかないのは、請求の中身。
私が既に振り込んだ額は、この6年間問題なく購読してきた金額。
価格の変更があったなどとは聞かされていませんが、
「100ユーロ(およそ1万1千円)足りない」というのはありえない話なのです。
インターネットで購読料を確認した上で
放っておこうかとも思いましたが、念のためその旨をメール。
すると数日後こんなメールが返ってきました。
『私は当社の料金係が出した金額を回収する係だ。
他の部門からそう回ってきているからには、
私は、不足分を回収する立場にある。
○日までに納金するよう願いたく。
そもそも、請求額を変えるのは私の仕事ではない。
どうしても納得がいかないのなら、
購読料金担当に連絡して、別の請求書を作らせてくれ。
電話番号は○○・・・』
という無茶苦茶な内容。
組織内のお家事情に顧客を巻き込むなど、
日本ではまずありえない話なわけですが、
この種のハプニングには、5年の留学期間中に
数えられないほど経験済み。
未だ自分の体内には、こうした理不尽な要求に耐える
免疫が残っていたことに感謝しつつ、
スペインを離れてから6年間では、スペイン人たちの
労働観は進歩を見ていないことに少し寂しさを感じたのでした。
この”世界一”は、
スペイン人としての自信と誇りを取り戻させたことだろう。
この言葉が、彼らのあらゆるメンタルをワールドスタンダードに
改善してくれることが僕の望みです。















