- 清水 博子
- カギ
myteeさん
の日記で紹介されていて、面白そうと思って読んでみた。
なんか、すごいドロドロ、怨念みたいなのが、渦巻いてるなぁ。って思った。
姉妹がそれぞれに日記をつけていて、ただ、二人の日記の内容が列記されていくのだけど、
妹はウエブ上に公開してて、姉は通常の日記として書いてる。
まぁ、最近はブログなんて皆やってるわけだけど、ネットに公開してる自分と、他人から見た客観的な自分は違うってのは、当然だと思う。
だけど、それにしたって、この妹の日記は、すごい突っ込みどころがある!!
すごい見栄っ張りって言うか、壊れてる。
もちろん、姉も壊れてるんだけど、ネットに公開する意図で書かれてないぶん、ありのままの気持ちが綴られてる感じで、それが、妙にリアルで怖い。
最初、妹がネットにアップしてる日記に姉が気付き、覗き見、自分の日記でその裏を暴露し、あざ笑う感じ。
そのうち、妹が姉のパソコンを開き、日記を覗き見。
姉が日記を書くたび、自分のパソコンに転送されるように仕組んだり、妹も只者ではない。
姉妹そろって、お互いに日記を読まれてると知りつつ、続けるから、すごい!
でも、読まれてることを意識して、妙に意味のない関係ないことを書いたり、わざと悪意のある文章を書いたり、そこらへんの心境の変化が不気味で面白い。
物語の形態も変わってるけど、登場人物も変わってるし、複雑な事情もあるし、奇妙な居心地の悪さは感じつつも、怖いもの見たさで引き込まれちゃう感じかな?
- 『カギ』を読むだいぶ前に、
- 『処方箋
』を読んだのだけど、これはさっぱり意味が分からなくて、気味が悪いということしか残ってない。
- なんて書いていいか分からなくて、感想も書けなかったくらい。
- 不気味だし、居心地が悪い、落ち着かなくさせる話なのに、なんか、・・・なんかよく分からないけど、引っかかるなぁ。