森 博嗣
六人の超音波科学者

面白かった。


最近、図書館に行くと、ピンク好きの娘が、「ぴんく~」と言いながら、ピンクの本を取ってどんどん持ってくるので、じっくりと本を選べない。(なぜか、娘の選ぶ本を借りて読んでみても、ちっとも面白くない!!表紙がピンクの本とは相性が悪いみたい)


文庫本のコーナーの本棚で本の厚み(薄すぎるのも、分厚すぎるのも嫌!!)を見て、娘がピンクを見つける前に、さっさと選ぶ。文庫本には、裏表紙に簡単なあらすじも書いてあるので、選びやすい。


そんな適当な選び方で借りたので、正直、失敗が多い。

この作品も、読み始めて、どうもシリーズものらしいと気付いた時点で、失敗!!って思ったけど、別に前作を読んでなくても、十分に面白かった。


ネタバレになるので、詳しくは書けないけど、鮮やかだと思った。

変に回りくどくもないし、難しい話も出てくるけどさらりと読めちゃうし、登場人物は個性的だし、読後感も楽しい感じが残る。


このシリーズはどうやら、Vシリーズというらしい。

よく分からないけど、9作か10作は出てるような・・・?

でも、順を追って、一から読んでいきたいなぁ。