前に観た映画『偶然にも最悪な少年』は、私好みだった。

だから、原作も読んでみた。
図書館で、偶然見つけたの。


著者: グ スーヨン
タイトル: 偶然にも最悪な少年


面白かった。

ストーリーは、在日韓国人のカネシロが、自殺した姉の死体と共に、韓国を目指して、旅に出る。


やってることは無茶苦茶なんだけど、動機が単純かつ、純粋。
姉ちゃんの死の原因になった在日という境遇や、いわれのない差別に対する怒り、姉ちゃんに対する愛とか、偽善とかを受け入れられない若さとか・・・言葉にすると重い気持ちを抱えているんだろうとは思うけど、それを感じさせないカネシロのキャラ。

他のキャラもみな個性的で魅力的。

映画を観てたので、その映像が、想像力を補ってくれて、気持ちよく読めました。


同時についでに借りてみた

『ハードロマンチッカー』は、『偶然にも最悪な少年』と比べ、暴力シーンとか多くて、ちょっと嫌だった。
よく知らないんだけど、主人公の名前が作者と一緒だったけど、実話を基にしてる話なのかな?
刺激的な(?)事件が次々起こるけど、オチがないんで、読後感がすっきりしない。


えと、あまり関連はないかと思うのですが、なんとなく、石田 衣良さんの

池袋ウエストゲートパーク

少年計数機―池袋ウエストゲートパーク〈2〉

骨音 池袋ウエストゲートパーク3

赤(ルージュ)・黒(ノワール)―池袋ウエストゲートパーク外伝
を、読んでみたくなりました。

ドラマの
池袋ウエストゲートパークが好きで観てたんだけど、『偶然にも最悪な少年』と、なんとなく通じるものないかな?

無いか?

あと、なんとなく、
GOも観てみたいかも?
ずっと前に読みたかった

著者: 阿川 佐和子
タイトル: ウメ子を、図書館で見つけたので、読んでみた。
本当は、図書館に行ったのは、
海底二万マイルを借りたかったからなのだけど、見つけられなかったの。

でも、この本を借りてよかった。
スケールは違うけど、これも、ある意味冒険の物語・・・(?)
とても、良いお話でした。

ウメ子は、強くて、面白くて、子供とは思えないほど、たくましく、魅力的。
こんな友達、欲しい。(・・・ような、欲しくないような)

離れ離れに暮らしてる、ウメ子のお父さんに会うために、二人で家出しちゃうし・・・
ウメ子はサーカスに入ってしまうし・・・

すごく、身近には、ありえない世界なんだけど、なんか、友達を大事に思う気持ちとか、すごく分かる。
妙に生き生きと自分のことのように、ワクワクしたり、ハラハラしたり、シュンとしたり、心配だったり、お別れが辛かった・・・園長先生のおかげで元気が出たけど。
ラストもよかったな。

この本で、泣くのは、普通の反応なのか、よく分からないけど、泣けました。


著者: 江國 香織
タイトル: 号泣する準備はできていた





短編集でした。
色んなお話が詰まっていました。
だけど、どれも、行き詰っていたり、なんだかちょっと切なさを孕んでいました。

江國 香織さんの文章を読むたびにいつも感じる、文章が心にしみこむ感じはいつもどおりで、そこに描かれる物語が悲しかろうが、いわれもない不安を抱えていようが、ストーリーとは別に、私の心を満たしてくれるのでした。

しかしながら、今の私の気分は、明るく、元気な、あっけらかんとした話を求めていたらしく・・・いつもなら、もっともっと江國さんワールドを味わいたくて、読み終わってすぐに再読したくなるのに、そんな気分にならなかった。。

この本は図書館で借りてきたので、私の今の気分とは関係なく、時間のあるときに読まなくてはいけないのが、ちょっと辛い。

号泣する準備ができたら、またじっくりと味わいたい。


著者: 内田 幹樹
タイトル: 機長からアナウンス
を読みました。



私は、時々、無性に本が買いたくなることがあります。
読むのではなく、買う!!

それで、どうしても、何か買いたくなって、買ったのはこの本でした。

旦那が飛行機好きで、なんだかよく分からないけど妙に飛行機に詳しくて、いきなり飛行機の講義が始まったりするし、家族で飛行場に飛行機を見に行くこともあるので、エッセイで楽しく飛行機について知るのも悪くないと思ったのでした。
旦那も読むかな?って思ったし。

ふむふむ。っていうのが、感想。
期待したほどの暴露話は無いけど、飛行機の中で行われていること、航空業界の問題点などなど、通常知ることの出来ない世界を知れたのは、面白かった。

飛行機なんて、社会人になりたての頃、お給料をためて、バリ島に行った時と、新婚旅行で北海道に行った時くらいしか、飛行機に乗ったことがないから・・・本当に、馴染みのない世界なんですよね。

本を読んでみて、飛行機に乗ってみたくなりました。

ちなみに、旦那は飛行機が好きなので、こういう機長が書いたエッセイのようなのは、あまり興味がないそうです・・・。
同じ本を読んで、そこから会話を発展させ、感想を言い合ったり、旦那のマニアック情報を付け加えてもらったりできたら、楽しそうだなって思ったのに、残念!!


著者: 今 市子
タイトル: 百鬼夜行抄 (1)

著者: 今 市子
タイトル: 百鬼夜行抄 (2)

著者: 今 市子
タイトル: 百鬼夜行抄(3)

著者: 今 市子
タイトル: 百鬼夜行抄 (4)

著者: 今 市子
タイトル: 百鬼夜行抄 (5)

著者: 今 市子
タイトル: 百鬼夜行抄 (6)

最近、はまって、そろえてしまったマンガ。

私は、実は、妖怪が好き。
妖怪って言うか、物の怪というか・・・正体不明な妖しい世界が好き。
ある人には明確に存在するのであろうが、信じられない、感じない人には存在しない世界。
私は、霊感がなく、まったく何の気配も感じられないので、憧れというか、怖いもの見たさというか、好んで怖い話を聞きたがる傾向にあるようです。
(霊感がないので安心してられ、面白がれるってのもあるだろうけど)

このマンガは、そんな私のためにあるような・・・
絵が綺麗。

怖いけど、ちょっとコミカル(コレ大事!)
お化けも妖怪も幽霊も因縁も怨念もあるけど、主要登場人物がみな、すっとぼけてて、毒気が抜かれる。

一話完結で色んな怪異に遭遇したり、霊などが原因の事件を解決したりするんだけど、最後に救われ、読後感は、良い。
ほんわか余韻は残っても、ドロドロ、湿っぽい嫌な感じが残らないので良いです。