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スタンダーズのブログ

岐阜の田舎でひっそりと旧車をイジっております。
旧車の再生も人生も「ぼつぼつこつこつ」・・・
なんでもほどほどに・・・中庸が一番。

代理出品ではありますが、スズキ カプチーノをヤフオクにて出品しております。

 

 

初年度登録が平成4年(1992年)ですので・・・

そろそろ30年近く経つ旧い車輛になります。

(旧車と呼ぶにはまだ早いかな~。)

 

ですので・・・

レストアと呼べる作業をしてもおかしくない車種になってきています。

 

ホンダ ビートと同様・・・

程度の良い車体は少なくなってきているようです。

 

 

さて、こちらの車輛は・・・

一応、エンジンかかり、ブレーキも利きますが・・・

すべて一通り整備や補修をしなければいけない状態です。

 

今は屋外保管ですが・・・

数か月前までのおよそ10年間は屋根下保管でしたので、べらぼうに錆びておりません。

 

ただ、残念なことに・・・

実は、以前にガルウィング仕様になっていたようで・・・

現オーナーさんはそれが嫌だったので、購入時に元に戻してもらったようです。

しかし、その戻し方がいい加減です。

 

ガルウィング仕様の時の名残りか・・・

フェンダー下カバーは一部カットされ、カット部分は適当なプラスチック板でカバーされていました。

余りにも醜いので・・・

フェンダー下カバー(シルバー)をヤフオクにて購入して、仮付けしました。

(敢えてごまかしの塗装はしておりません)

 

 

ただし・・・

フロントフェンダー下のカバーを外した箇所が、なにやら腐って穴が発生しております。

下の写真は左側ですが、右側もほぼ同程度だった記憶があります。

この腐りがそのガルウィング仕様時の加工のせいなのか・・・

不明ですが・・・

この箇所を隠して出品することはできません。

 

まあ、フェンダーカバーに隠れる位置ですので、腐り箇所を切開し・・・

錆止め後、鉄板で塞ぐなど・・・

DIYで楽しんでください。

 

 

画像では判りにくいのですが・・・

フェンダー下端はカットされていて・・・

フェンダー下カバーとの接合箇所の半分がありません。

ですので、フェンダー左右も良品を購入した方が早そうです。

 

 

フェンダー下部の袋形状の箇所は意外と腐っていないかも・・・。

 

 

フェンダー下カバーの取り付けボルトが折れていますので、修理が必要です。

右側は新たに穴が開けられて、固定されておりました。

 

 

ドアを開けた下側(フロント側)も中から錆ているようですが・・・。

 

 

ドアストッパーが左右とも欠品です。

 

 

フロントフェンダーを留めるボルト(左右とも)が欠品です。

 

 

下まわりは多少の錆びはあります。

 

 

右側のドアを開けたところ(フロント側)も左側と同程度かな~。

 

 

 

一番擦れるであろう、運転席側シートの背もたれ(外側)はひどい擦れはありません。

 

 

 

ワイパーが外され、ワイパーカバーも留め具が欠品だったりします。

 

 

運転席側ドアのウェザーストリップは何故か一部が切られております。

この状態なら、雨漏りしてしまいます。

 

 

ヘッドライトカバーは曇りがち・・・。

 

 

 

リアガラス下のプラスチックカバーは日焼けしております。

 

 

ルーフの一部にえくぼがあります。

 

 

左ドアミラーの取り付け位置カバーが欠品です。

 

 

エアコンも含め、電装品はすべて動作未確認です。

不動と思ってください。

 

 

10年以上、走らせておりませんので、すべて整備が必要と思ってください。

バッテリーもありません。

 

 

エンジンフード裏にアルミのカバーが着いておりますが、意味不明です。

 

 

GT(他車種流用)のエンブレムが中央からズレて、取り付けてあります。

 

 

ブレーキはすべて要OHと思ってください。

 

 

ガルウィングを加工時、おそらくグラインダーで傷付けてしまった箇所です。

やはり、フロントフェンダーは交換ですね。

 

 

ガラスのウェザーストリップは縮み、隙間があります。

 

ドアモールにも劣化が見受けられます。

 

 

ということで・・・

 

レストアするにはやりがいのある車輛(前向きな言い方)だと思いますが・・・

リーズナブルなベースも・・・

探すとなかなか無いので・・・

DIYにて楽しみながらレストアするには、イイ素材かもしれません。

 

 

ちなみに・・・

メーター読みは3万キロ代ですが・・・

実走行かもしれませんし・・・

1周しているかもしれませんし・・・

メーター交換されているかもしれません。

 

 

先日、ポーターバン 360 KBDBV を救出してきました!

 

実は数年前から・・・

旧車仲間がポーターバンをずーっと屋外保管していることを知っておりましたが・・・

気が弱いので・・・(笑)

なかなか譲って欲しい旨を言えなくて・・・。

 

しかし、今回、思い切って言ってみたところ・・・

譲っていただけることになりました。

 

当時からまあまあヤレた状態(私好み)でしたので・・・

数年経ってどうなっているのか・・・

不安でしたが・・・

外観的にはギリギリセーフといったところでしょうか・・・。

 

 

サビフェチにはたまらない・・・。

もちろん、リアルな錆です。

 

 

ルーフもイイ感じ!

 

 

エンジンは水冷4サイクル 4気筒のDB型です。

キャロル360 KPDAと同じエンジンですが、こちらは縦置きです。

スタートダッシュは小学校低学年の自転車に負けます(涙)。。。

 

 

本来は異形角目なのですが、丸目に改造されております。

 

 

試しにコンパウンドでちょっと磨いてみました!

 

 

ルーフも一部、磨いてみました。

 

 

手磨きにこだわっているので・・・

少しずつ、磨いていきます。

やりすぎると腱鞘炎になっちゃうので・・・。

 

 

エンジン不動

ブレーキ要OH

内装破れあり

 

やること いっぱいありますが・・・

 

ああして・・・こうして・・・

妄想している時が・・・

一番楽しかったりして・・・。

 

もちろん、外装はオリジナル塗装を尊重し・・・

ただひたすら磨くだけ・・・。

 

とりあえず、私の元に来てくれたからには・・・

これ以上錆が進行しないよう、保管し・・・

出番を待ちます!

 

もちろん、私が手放さなければいけなくなった時や・・・

どうしても欲しい人(重度のサビマニア)がいらっしゃれば・・・

バトンを渡します。

 

 

 

 

去年の年末のことになりますが・・・

 

私のところにあったコロナRT40は・・・

北海道に旅立ちました!!

 

 

 

えっ、北海道!

どうしてまた・・・そんな遠くに!

 

実は、旭川実業高等学校の自動車科にて・・・

名車復活プロジェクトっていうのをやっていて・・・

ちょうど、RT40をバラバラに・・・

楽しいこと、やっているみたい!

 

 
うちのコロナはその部品取りに・・・
とうことです。
 
書類の無い車は・・・
・部品取りにするか・・・
・博物館で展示するか・・・
・個人がミニカー的に楽しむか・・・
・レースに使用するか・・・
 
ぐらいだと思っておりましたが・・・
 
自動車整備学校の教材という手があったのか!
といっても・・・
昭和40年代の車を今どきの整備学校の教材には・・・
普通に考えると、ならない・・・。
 
今どきの車の修理は単なる部品交換で終わってしまい、頭は使わないし・・・
何にも面白くない!
コンピューターで・・・はい、終わり!
全然、エコでない!
 
昔の車は・・・
壊れた部品を修理するというのが、大原則。
 
そんな当たり前のことができなくなった現代・・・
おかしいでしょ!
 
旭川実業高校で・・・
このプロジェクトに携わっている学生は幸せだと思います。
 
修理する楽しさ、モノ造りの素晴らしさを学べるのですから・・・。
更にモノを大切にする心も生まれると思います。
 
このプロジェクトを考案された先生方も素晴らしいと思います!
 
全国のレストアラーのみなさん!
動画をチェックしてみてください!
参考になります!
 
若いレストアラーも増えるとイイですね~~。