「はい、パブライトハウスです。」
キレのいいスタッフの声と
それを打ち消すかの様な大音量が受話器に響く。
揺れる~想い♫・*:..体じゅう感じて♫♦*゚¨゚゚
大音量の正体は当店NO.1ダンスナンバー、ザードの「揺れる想い」だった。
スタッフの手拍子と「HEY!HEY!HEY!」元気なあいの手が
大音響に負けじとリズムを刻む。
後を追う様にお客さんの掛け声もこれ又負けじと聞こえてくる。
楽しげな店内の情景が見えてくる。
話どころではない。
「又後で電話しま~す。」
「はあ、なんですかあ?」
「あ・と・で・又、かけ直すって言ってるの!」
思わず怒鳴るような大声で早々と電話を切る。
ふと視線を感じる。ギョッとした様な顔の面々。
思わず顔が火照る。
いけね。今スーパーにいるんだった。
だれも踊りが目的で当店に来る訳ではないが、
お酒も程良く入って会話も弾み、元気が出てきた頃、
それまで絶え間の無かったカラオケが
ピタリと止る。つかの間の静寂が訪れる。
そして、あちらこちらで女の子に引っ張られる様に
立ち上がり始めるお客さん。
お馴染みの人はしたり顔で、初めてのお客さんは何だ。何だ。とばかりに、
ステージに、ホールのセンター通路にスタンバイ。
そう準備万端。
お客さんと女の子とスタッフ全員のショータイムの始まりです。
若い人からグレートシニアまで年齢も職業もばらばらで、
普段ふれ合うことのない人たちが
同じ空間と時間を分かち合う。
たった4~5分のショータイムだけど、
そこには笑い顔が充満していた。
ダンスナンバーにはもう一曲
キンキキッズの「情熱」が有ります。
これも「揺れる想い」同様、振り付けは
ライトハウスのオリジナルですが、
ちょっと違うのは、お客さん自らに歌ってもらう事かな。
今度あなたも挑戦してみては。
3月ももう半ば、先日の寒の戻りもしのいで、
益々春の予感いっぱいの今日この頃です。
今冬は非常に寒い日が多かったのだが、
降雪は思いの外少なく、新潟気象台によると例年の37%だとか。
私の住む長岡市街では.屋根の雪下ろしが1回も無く
家周りの雪かきもほとんどする事がなかった。
例年だと雪かきは日常行事の様なもので
運動不足になりがちなこの時期に、いい運動と割り切って
今まで向き合ってきた。
汗だくでやりきって、終わった後の爽快感は何とも言えず
気持ちのいいものだった。
この楽しみを奪われたのは残念だ。
そして腹回りも半周りほど大きくなったのはたぶんこのせいだ。
きっとそうだろう。
例年通りだったのは、相変わらずの年間ワースト1の
2月の売上だったが、心配なのは3月になっても2月の延長のままで
一向に良くなる気配がない事だ。
年明けにホステスの在籍が減って、それを補う以上の
フレッシュな人材を確保できないのが大きな原因と、
分かってはいるのだが、なかなか思う様にいかない。
今年も店の存続をかけての戦いは始まっているが、
しばし忍耐と不安の日々は続きそうだ・・・
そして今夜も :*・♪ダンス・DANCE・だんす゚゚・*:..。♦