カフカの変身、フランケンシュタイン、んで今回はオスカー・ワイルドの「ドリアン・グレイの肖像」これは全く知らない。けど未読を前提に小説は書かれてるので大丈夫。顔を切り刻まれた死体が発見される。そしてそのそばには傷の位置そのままの死体の肖像画。第一発見者の友人は被害者の家に向かう途中、ただ一人、男とすれ違ったと証言。それは20年前の姿そのままの大学時代の二人共通の友人だった。当然容疑者は浮かび上がらない。犯人はどこに。なぜ肖像画の通りに殺されてる?ということで別班の加地谷に浅羽、心理分析班の伶佳と伽耶乃登場。今回、ついにバベルの本に焦点がいく。なんか秘密結社なんかな。その組織に伶佳の父親は家で拉致され拷問され死亡、彼女自身にもバベルのマークの焼印を押されって。なんか一気に話がすすんだけど、ちょっとついていくのが大変かも。今回の事件自体は、洗脳とちょっとした本人すり替えのトリックで合点がいくけど、やっぱすごく猟奇的。サスペンスというより、圧倒的にホラーだよな。ありゃあ、伶佳ちゃん、ナタみたいので肩切られちゃったよ。焼きごてでてきたよ。おーすげー。果たして古書の正体、そしてそれに関わる組織とはってところでおしまい。この作家、怖いけどもちっと地に足ついた感じの話だったのに、この一連の物語は壮大になりそうでちと心配。おもしろかったけど。