25/09/15 森沢明夫 おいしくて泣くとき | ptureのブログ

薄幸の夕花ちゃん。中学では頭の良さと可愛さからクラスの女子のやっかみを買い、はぶにされ。家では義父のDVに怯え。お母さんは働きづくめであまり家にいない。弟と寝たきりの祖母、狭く古いアパート。最初の40Pくらいで、お願いだからハッピーエンドにしてくださいって祈っちゃう。そんな彼女の一日だけの逃避行を助ける幼馴染の心也くん。よくやった。海辺の一日のなんと爽やかなことか。 

もうひとつ物語がすすむ。喫茶店を営む夫婦。店にある日トラックが突っ込む。さらに台風が近づいてる。どうしよう。突如、隣の県の工務店からの支援要請。あ、こども食堂をやってるからかな。支援の仕方、そして工務店の人たちがとても素敵で読んでてこころが洗われちまう。 

2つの物語はどこで重なるんだろう。もうページないよ。ああ、そうきたか。泣けちゃうよ。ああ、ハッピーエンドだ。これ以上ないくらい。うれしいなあ。よかったなあ。不良の石上くんのことも触れてほしかったな。感動した!