25/08/16 木内おうみ ヤシキガミ団地調査録 | ptureのブログ

新宿区役所にある建築調整課のなかのヤシキガミ団地調査班が主人公の属するチームで、もちろん、存在は秘密らしい。怪異の起こる物件の調査が仕事。他の地域にもあるらしい。おお、いいじゃないか。公務員ってのがささるよ。あくまで市民のためにってわけですな。公務員の守屋くん、地免師の納戸さんの二人がことにあたっていく。人が行方不明になるマンション、モノが燃えたり、時には焼死体もでたりする古びたアパート、未だ稼働するエレベータがある廃ホテル、そして孤独死ゼロがモットーの高級老人ホーム。家系のホラーですな。そして怪異の源はどうやらすべて神。だから、怪異を滅するのではなく、地免師の祝詞で神を鎮める形。ひねってるなあ。おかげで独特の雰囲気が感じられるじゃないか。これらの施設は今回はすべてハザマ建築という会社が絡んでる。ご丁寧に定礎板あるし。数は全部で6つ。それぞれ六道を表してる。餓鬼道とか。なんか設定が詰め込みすぎじゃないかしら。読み落としなかったかなと不安になりつつ読み進めたりして。ラスト、たたみ込むように終わった。守屋くんの行方不明のお父さんとも会えた。でも取り返さずには至らず。ハザマ建築が、なぜそんなことをしているのかあたりの説明もなし。謎の、資格をもたない会社のまま。続編ありそうだな。出たら読みましょう。楽しみました。