25/08/15 中山七里 ドクター・デスの再臨 | ptureのブログ

安楽死問題その2だ。ALSを患う母親が、安楽死を依頼し実行されたらしいとの通報をしてきた。そして前日に用意していた200万円の現金が消えているとのこと。この事件を皮切りに計3人が同様の手口で死に至った。犯人の手がかりが皆無の 中、収監されているドクターデスことめぐみに犯人に目星あるいはヒントがないか犬養は相談に訪れる。そして現在の犯人が浮かび上がり次の依頼者のところで犬養たちは網をかけるが、犯人によって収監先から協力のために現場にきていためぐみが殺される。偶像として…というストーリー。今回はラストわかったぞ。ただ、逃げおおせてそこで初めて再臨となるかと思ったけど、そこはちがった。今回も安楽死は考えさせられるな。消極的治療は安楽死とはやっぱり違うしなあ。でも、本人の意志があり、複数の医者がもう、手の施しようがないと判断すればありなんじゃないかなとは思う。この問題は政治の中で議論される以外にないのに、政治家は及び腰というか逃げ回ってるように見えるのが腹が立つよな。怒りといえば、安楽死もしくは依頼殺人かとスクープを狙うマスコミの腐ったことと言ったら。この作家、そっち方面への攻撃も結構しっかりしてる。国民の知る権利ってなんだろ。おれはそんな腐った情報、知りたくないってひとの権利はどうなってるんだろうかなあ。怒りとどんでん返しが先に読めたことの爽快感のふたつで、おもしろかったー。