こんにちは、パーソナルトレーナーの佐藤公治です。
(↑昨日の脚トレ。このあと階下のマシンエリアに移動して、レッグエクステンションやカールを行いました)
レッグエクステンションは、マシンのシートに座ってヒザ関節を伸展する(伸ばす)ことで、大腿四頭筋(太ももの表側)を鍛えることができます。
スクワットではヒザ関節のほか、股関節(太ももの付け根)を伸展することで大殿筋(ヒップ)、また脊柱起立筋(腰周り)など複数の筋肉が鍛えられます。
一方、レッグエクステンションはヒザ関節を伸ばす動作のみで、大腿四頭筋をアイソレートして(個別に、集中的に)鍛える効果的な補助種目になります。
レッグエクステンションの基本的なやり方は、シートの端にヒザを合わせ、(股関節が90度になるように)上体を立てて座れるよう背もたれの長さを調節します。
パッドが足首に当たる長さに、ヒザから下が床と垂直かやや後ろにくるように角度を調節します。
そこからヒザを伸ばしてウェイトを挙げ、伸ばしきったところで一瞬静止して大腿四頭筋に力を入れ、ゆっくりと下ろし繰り返します。
筋肉がより大きな力を発揮するには、いったん筋肉を伸ばし、そこから収縮する(縮める)と効果が高いと考えられています。
(↑ライイングレッグカール⦅ハムストリングス:太もも裏を鍛えるマシン⦆のシートが山型になっているのは、ハムストリングスをよりストレッチできるようにするため)
レッグエクステンションも、「大腿直筋(大腿四頭筋:太もも表の中で骨盤⦅腸骨⦆から始まるもっとも長い筋頭)を伸ばすには、シートを後ろへセットして、スタート時に腰を浮かせる(股関節を伸ばす)とよい」とされる考えもあります。
ただし、実際の効果は証明されていません。(かなり以前:03年の報告ですが、上体を立てて行ったほうが大腿四頭筋全体で10%以上、大腿直筋は最大40%以上活動が高いという結果が出ています)
マシンも各メーカーにより、より効率的にトレーニングできるよう進化しています。
(上級者向けですがマシンで限界近くに達したら、ウェイトを素早く軽くして続行するといったテクニックもあります)
反動を抑えて、適切なフォームで行うと対象の筋肉のテンション(緊張状態)を維持することができ、中・長期的にもケガを防いでトレーニングすることができます。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
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