【広背筋・僧帽筋(背中)の筋トレ】ベントオーバーロウ | 【筋トレ&ストレッチ】明大前パーソナルトレーナー佐藤公治

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こんにちは、パーソナルトレーナーの佐藤公治です。

 

 

 

ベントオーバーロウは上体を前に倒し、腰から腹部へバーベルを引くことで、広背筋(背中、わきの下の筋肉)や僧帽筋(肩甲骨の周辺)を鍛えることができます。

 

ベントオーバーロウのやり方

・ヒザを曲げて、床に置いたバーベルを肩幅よりやや広く順手で持ち、ヒザ・股関節(太ももの付け根)を伸ばして直立します。

 

・背筋を伸ばし、ヒザを軽く曲げて、上体が床と平行よりやや上(30度くらい、腰がきつくない程度)になるよう、上体を前に倒します。

 

・息を吸ってバーベルを腰のほうへ引きつけます。わきを軽く閉じてバーベルが腰へ引かれるのにしたがって、ヒジもできるだけ後方へ引くようにします。

 

・ヒジと肩をできるだけ後ろ(上方)へ引いて、最上部に達したところで背中の筋肉を引き締めるようにして、さらに力を入れます。

 

・息を吐いて、ゆっくりと広背筋(わきの下)をストレッチするようにしながらバーベルを下ろしていき、繰り返します。

 

ベントオーバーロウで鍛えられる筋肉

肩関節を伸展する(前方へ下ろした腕を後方に引く)ことで、主に広背筋と大円筋(腕の付け根)が、補助的に三角筋後部(肩の後ろ)が鍛えられます。

 

肩の後方では、肩甲骨を内転する(引き寄せる)ことで、僧帽筋中部(背中の上部・中央)や菱形筋(僧帽筋の奥)が鍛えられます。

 

また、脊柱起立筋(背骨の周辺、とくに腰の辺り)・ハムストリングス(太ももの裏)・殿筋(ヒップ)などが姿勢を維持するのに補助的に働きます。

 

ベントオーバーロウの効果

ベントオーバーロウは、広背筋と背中の中央部の筋肉を強化するのに効果的です。

 

これにより姿勢を良くし、また代謝(エネルギーを消費する割合)を上げてシェイプアップする効果も期待できます。

 

スポーツでは、体操やクライミングで体を引き上げる動作、水泳や格闘技・球技などで腕を後方へ引く、日常でも床から荷物を持ち上げる際などに役立ちます。

 

まとめ

・ベントオーバーロウは、上体を前に倒してバーベルを引くことで、背中の広背筋(わきの下)や僧帽筋中部(肩甲骨の周辺)を鍛えることができます。

 

・動作全体をとおして背中を軽く弓なりにして、上体を(床とほぼ平行から30度くらい。ただし腰がきつくならない角度で)安定させておきます。

 

・足幅は、腰幅から肩幅くらいにして、体を一定のポジションに保つようにします。

 

・バーベルを引いた際、ヒジをできるだけ背中よりも後ろに引くようにすると、背中の筋肉をより働かせることができます。

 

・バーを腰のほうへ引く動作では、主に広背筋の下部が、同時に肩を後ろ・ヒジを背中よりも後ろに引くと広背筋上部や僧帽筋中部・菱形筋が強く働きます。

 

・応用として、バーを腹筋の上部から胸のほうへ引くやり方もあります。扱えるウェイトは軽くなりますが、ヒジを横へ張り出すようにすると背中の上部(広背筋上部・僧帽筋・菱形筋・三角筋後部)の働きが大きくなります。

 

 

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

 

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