多胎児の育児
子どもの虐待が最近よくとりあげられています。
大好きな親に命を奪われる。。。
決してあってはいけないことです。
豊田市の三つ子のおかあさんが
次男を死なせた事件で実刑判決が出て
控訴が棄却されました。
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2019092490161926.html
多胎児のケースは一般の虐待と同列に扱っていいものか
ちょっと疑問に思います。
確かに赤ちゃんをたたきつけるという行為は
常軌を逸しています。
しかし、多胎児の子育ての大変さは
経験した人にしかわかりません。
うちは双子と2歳違いの弟です。
一番カチンと来たのは
「年子の方がしんどい」と言われることでした。
多胎児の場合、妊娠したときから
一般の妊娠よりもリスクが高いのです。
ですから、管理入院を勧められることも多く
私も24週から入院していて、
産前産後合わせると4か月近く入院しました。
法律上も一般の妊婦が6週間前から産休に入るのに対し
多胎児の場合は14週間前から産休に入ります。
それだけリスクが高いからです。
多胎児の妊娠は母体に対する負担が大きくなります。
うちは双子でしたが、管理入院中三つ子のママが二組いました。
その時感じたのは双子と三つ子ではまったく負担が違うことです。
入院してきたその人が言ったことには
「目標は34週です。」
(正規産は37週から、37週未満は早産)
わたしは37週目標と言われましたから、
目標からして全然違うんですね。
うちの子は少し早産でしたが、2650gと2850gでトータル5500g
日本人女性の標準体型からはそのくらいがマックスのはず。
これを単純に3で割っても2000gには届きません。
結局三つ子のママは二組とも32週で出産してしまい、赤ちゃんは退院するまでに随分とかかりましたが、
二組とも元気に退院しました。
私が下の子を出産したときに生まれた三つ子ちゃんは
三人とも亡くなられたそうです。
ハイリスク出産は障害児が生まれることも多いです。
無事生まれても、多胎児は保育器に入り
おかあさんといっしょに退院できないケースが多いです。
体の小さい子は胃も小さいので頻回にミルクを与えなければいけません。
事件のお母さんは毎日24回のミルクを1人で与えていたそうです。
1人の赤ちゃんでさえ、おかあさんは寝不足になるのです。そのお母さんの精神状態は普通でいられるはずがありません。
私も人間はどのくらい眠らないで生きていられるか
実験していたようなものでした。
今より15キロも細かったのです。
泣きながら夫の帰りを待つこともありました。
(手伝いに母やシッターさんはきてくれましたが、四六時中いるわけではありません。)
妊娠中は大変でしたが、
赤ちゃんが生まれると、もっと大変だったのです。
1人で三つ子を育てるというのは
物理的に不可能です。
病院で一緒の三つ子ちゃんの一組は乳児院に預けられたそうです。
事件の三つ子ちゃんの兄弟はどうなったのでしょう。
裁判員の人に言いたい。
お母さんを収監することは、罪を償うことになりますか?
それより残った2人の子育てをしっかり支援する方がいいのでは?
この方不妊治療でできた赤ちゃんのようです。
着床の確率を上げるために、複数の受精卵を入れるので
多胎児が生まれます。
私の友人が不妊治療を受け双子ができました。
その時に言った言葉が忘れられません。
「望んで生んだ子なのに、どうしてこんなにしんどいのだろう。」
おかあさんが追い詰められる前に社会が助けなければいけない。
それは1人でも多胎児でも同じですが、
多胎児の場合は負担が違う。
最近はもっと社会的に整備されているのだと思っていましたが、
全然必要なところに助けが行っていないということがわかった
悲しい事件でした。
ザクロの季節になりました。
鬼子母神さま すべての子供たちが健康に育ちますように。
東大寺の鬼子母神の前にもザクロが植えてあり、実っているかな。。。
京都御所
Papa Jon’s

http://www.hirakatapark.co.jp/hirapar_niisan/fastestpass/video/base.html















