先日ご主人を亡くされた友人を励ます会をしました。
23日紫陽花見物予定でしたが、雨のため予定を変更して
丹後半島にある和久傳の森に参りました。
和久傳は京都市内にある有名料亭ですが、
ルーツは丹後峰山です。
そこに工房とレストラン、安野光雅美術館を2017年にオープンしました。
こちらがレストラン WAKUDEN モーリ
今日のランチは🍙
友人と半分こしました。
シフォンケーキとアイス
桑の葉テリーヌ
モーリ(レストランの名前)はイタリア語で桑だそうです。
お茶は桑の葉茶でした。
席に着くとき、私は隣のテーブルの人が何を注文したか
自分の注文の参考にするため
チラチラ見ていましたが、
友達の様子が変。
「xxが・・・なんで?」と、顔が引きつっている。
隣の席の人が
クラシックファンなら知っているウイーンフィルの方でした。
NHKのウイーンフィルニューイヤーコンサートの中継に
日本語がペラペラなのでナビゲーターをされています。
京都コンサートホールに来られた時CDの即売会で
私もサインしてもらいました。
そのとき友人は写真も撮ってもらい、
彼が席を立たれた時に
その写真を見せました。
「今休暇で日本に来ています。」とのことでした。
この出会いが友人への一番のサプライズプレゼントになりました。
こちらが安藤忠雄設計の安野光雅美術館
安藤忠雄っぽいコンクリートの塀
わざわざ遠回りしたい。
でも中は木のぬくもりが感じられる建物です。
安野光雅さんはみなさまよくご存じのはず
安野光雅さんは開館後、2020年12月に逝去されました。
「小さいときから絵をたくさん描いてきた。
画はありのまま描けばいいと思われるけれど、
むしろ見えないものを描いていることのほうが多い」
(記憶を頼りに大意)
と、書いておられたのが、心に残りました。
安野光雅さんの画を見に行ったのですが、
多くは特別展の細川護熙さんの展示でした。
油彩とか、漆絵とか、いろんな絵や書も書いておられます。
書もいい字を書いておられました。
なんかやたら細川さんの画を見ます。
ゆかりの地のなんと多いことか。
ここ丹後は細川忠興の領地でした。
龍安寺は細川勝元開基。
建仁寺には細川家の菩提寺があります。
帰るときに美術館の人がささやきました。
「さきほど駐車場で熊の目撃情報がありました。
警察に連絡していますが、お気をつけておかえりください。」
パトカーとすれ違いましたが、熊には会いませんでした~
道の駅で爆買い。
丹後王国ビール、天橋立ワイン
モッツアレラチーズ、天橋立ハム、ばら寿司。
ばら寿司は夕食にいただきましたが、
酢飯にはさまれたでんぶがおいしかったです。
皆様も海の京都を楽しんでくださいね。