京の冬の旅 泉涌寺舎利殿
1月に訪問した泉涌寺京の冬の旅
ずっと蔵入りしていました。
干支にちなんで、各地の龍が公開されています。
東福寺光明院から泉涌寺まで歩きました。
このあたりたくさん陵があります。
なので管轄は宮内庁。
泉涌寺に着きました。
大門は重要文化財。
前に特別拝観したときの動画がお気に入りで
貼り付けます。
門が開くところです。
仏殿は禅宗様(敷瓦)で、
阿弥陀、釈迦、弥勒の三尊が祀られ、
過去、現在、未来の三世仏となっています。
狩野探幽の筆による雲龍図が有名ですが
背後、裏壁も同じく探幽の筆によるものです。
舎利殿は御所から移築された建物ということで、
和様です。(靴を脱いで上がります。)
泉涌寺の空気が好きで、何度も訪れていますが、
舎利殿を拝観したことがありませんでした。
舎利殿には、仏牙舎利(お釈迦様の歯)が奉安されています。
こちらの天井龍が狩野山楽による鳴き龍です。
相国寺や大徳寺の鳴き龍はお堂の真ん中で手をたたくと
龍が鳴いたように聞こえるのですが、
ここでは建物の端でたたくと、そのように聞こえます。
なぜなのか構造がよくわかりません~
撮影できないので、こちらのサイトをご覧ください。
こちらは去年特別公開されていた霊明殿。
歴代天皇の位牌が祀られています。(通常非公開)
前回涅槃会にお参りした時のブログ
泉涌寺の涅槃図は京都三大涅槃図の一つです。
(京都三大涅槃図は泉涌寺、東福寺、本法寺で
日本三大涅槃図が大徳寺、東福寺、本法寺らしい。)
こちらが宮内庁の管轄する月輪陵
鎌倉時代 後堀河上皇、四条天皇以来、孝明天皇まで
皇室の葬儀が泉涌寺で行われるようになりました。
孝明天皇は仏式で葬儀、1年祭(一周忌)は神式で
おこなわれたそうです。
東福寺も泉涌寺も近くに適当な飲食店がなくて、
今熊野商店街まで来ても2時ということで、
ランチが終了していました。
ということで、
ハイアットリージェンシーのコーヒーショップで遅いランチ。
私はクラブハウスサンド。
ご飯少なくない?
友人はカツカレー
と、言っていたら、これが意外と多かったそうです。
最近高級ホテルが乱立していますが、
まだリーズナブルなランチでした。