苦悩をとらえる | ☆ 俺たちにはつきがある!☆彡

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  ~ The Moon is always with us ~

 
「苦悩という情緒は、
それが明晰判明に表象するや否や消失してしまうのである。」

 

苦悩ついでにもう一つ書いてみる。スピノザの言葉だそうです。
これもフランクルの「夜と霧」から。

 

 

要するに、自分が悩み苦しんでいる原因をしっかり突き止めて、
それを言語といった具体的な手段ではっきりと
「自分で」客観化することができたとき、
苦悩は消失するのだ、ということだろうと思います。
(原文は読んでません。。)

 

 

その苦しみの原因すらわからずに、
その何かに翻弄されている状態がまさしく
どうしようもなく苦しい状態。
苦悩の原因に訳もわからず支配されている状態から、
まず苦悩の原因を突き止めよく自覚しよう。
そして今度は逆にその苦悩の原因を客観的に眺め、
その<苦悩の原因>と<自分>との主従関係を逆転させる、とでも言いましょうか。
簡単に言えば、「自覚」→「統御」といった流れでしょうか。
悩みという主観(情緒が絡んでいる)を完全に客観化できたら、
その悩みはもう自分から離れて、コントロール内にあるはずです。
フランクルの言葉で言えば「自己距離化」ということになるだろうか。

 

 

しかしその際、恐怖といった情緒反応に飲まれてはいけない。
そのためには自分のあらゆる状態を評価なく、
穏やかに観察する心と理性が必要なのでしょう。

 

 

 

ところで仏教には四諦というものがある。苦集滅道。

 

 

 

苦・・・人生は苦しみである。しかしその苦しみの原因って何なのよ?
集・・・煩悩まみれで世の道理に無明であるということだ。まずそのことを知ろう。
滅・・・そして苦しみの原因である煩悩を滅していけばいいんだ。
道・・・そのためには八正道を実践して生きるんだ。
   心身ともに道理に適った生活習慣を身に着け、生きるこったよ。