R-studio開設当初から、ご利用いただいている利用者さん。
脳梗塞を呈し当初は失調症状が強く、ふらつきや、からだの揺れが大きいために一人で座ることも困難な状況でした。
もちろん、一人で歩くことも難しい状況。
そんな状況でも、少しずつ回復を見せてくれている利用者さん。
ある時、今、自分は誰かの役に立ててないのが悔しい。
そんな話を聞いて、涙したことを覚えています。
秦野市リハ連絡会の訪問リハ、通所リハスタッフの仲間と一緒に関わらせてもらい1年半。
少しずつだけど、ご本人、ご家族もその回復を実感していただけてきました。
そんな中で、復職の話が。
その話を聞いて、本当に嬉しかった!
ご家族やご本人からも、これだけよいリハビリ環境でやらせてもらっている中で、復職することで環境が変わるのも怖い。
確かにおっしゃる通り。
だけど、仕事を通じて、またご自身の役割ができた時に、きっと新しい道が切り開くはず。
利用者さんが踏み出そうとしている一歩。
これからもリハを通じて、利用者さんの回復と、安心して前に進める場所。
自分と向き合える場所を作っていきたいと思います。