ATtiny202は動かしてみるとなかなかきびきびと動いてくれます。
→ 40円マイコン? ATtiny202をArduino IDEで試してみた
→ ATtiny202でポートコントロールを使ってナノ秒のパルスが出せるか試してみた
→ NeoPixel系のLEDリングをATtiny202を使ってシリアル接続のモジュールにしてみた
ATtiny202をArduino IDEで使うために行った環境整備の備忘録のメモです。
ATtinyの新しいシリーズは書き込み方がUPDI(Unified Program and Debug Interface)という方式になったのでその整備が主です。
なお,以下はArduino UnoかNanoを書き込み機にして行う方法ですが,USBシリアル変換経由でも書込めるようになりましたので参照してみてください。
(2022年6月追記)
→ Arduino IDEからATtiny202などにUSBシリアル変換経由のUPDIで書込んでみた
☆ また,Arduino IDE 2.2.x などでボードマネージャ "megaTinycore"が読み込めない時は レガシーのArduino IDE 1.8.19 までのバージョンを使うのが良いようです。(2024年1月追記)
→ https://www.arduino.cc/en/software
→ Installing megaTinyCore
1.プログラム書き込みのソフトとハードの整備
UPDI方式をArduino UnoかNanoを書き込み機にして行うための整備です
1) 書き込み機用ソフト(スケッチ)の整備
Arduino UnoかNanoに書き込み用ソフトを入れます。
書き込み用ソフトは下記から"jtag2updi"をダウンロードし,解凍したフォルダをArduino IDE のスケッチブックフォルダに入れます。
https://github.com/SpenceKonde/jtag2updi
zipファイルを解凍すると,私の場合なぜかフォルダーが二重になって解凍されました。
中のフォルダーの名前をスケッチ名と同じ"jtag2updi"にして,フォルダーごとスケッチブックに入れておきます。
次に[ファイル]の[スケッチブック]から"jtag2updi"スケッチを開きますが,このスケッチは空白で単独では動かず,同じフォルダーの中の他のファイルを呼び出しながら動くようです。
このスケッチをArduino UNOやNanoに入れておくと書き込み機として働いてくれます。
2) 書き込みハードの整備
配線はVCC, GNDと信号線の3本だけで非常にシンプルです(^^)。
ATtiny202のPinはVCC 1, GND 8, UPDI 6です。
2.ボードマネージャの追加
Arduino IDEにATtiny202などのプログラムの作成とコンパイルを行うためのボードマネージャを追加します。
1) [ファイル]の[環境設定]でボードマネージャがあるURLを追加
直接でも良いのですが,私はATtiny系がいろいろとリンクしてある下記を入れています。
http://drazzy.com/package_drazzy.com_index.json
( レガシーのArduino IDE 1.8.19 まででの使用が良いようです)
2) [ツール]の[ボードマネージャ]で追加のボードマネージャをインストール
ATtiny202が使える"megaTinyCore"という,,何か矛盾を感じる名前のボードマネージャをインストールします。
3) [ツール]の[ボードマネージャ]でボードとチップを選択
ボードマネージャの選択肢に"megaTiniCore"が出るので"ATtiny412/402/212/202"を選び,次にチップの選択で"ATtiny202"を選びます。
ボードマネージャがこのATtiny202仕様の状態で,また書込装置が"jtag2updi"になっているとプログラムのコンパイルやチップに対応したダウンロードが行われます。
上記のセッティングで,ATtiny202への書き込みは普通に[スケッチ]の[マイコンボードに書き込み装置を使って書き込む]で行えます。
う〜む,考えてみれば我が家のPCの Arduino IDEのボードマネージャは Arduino UNO, Arduino Nano,ESP32,Seeeduino-XIAO,micro:bit, micro:bit V2, ATtiny13, ATtiny 85, ATtiny202, Digi-sparkなどと切替えられています。
マイコンに書き込む前に設定をしっかり確認しておかないと,とんでもない事態にもなりそうです,,,。
いろいろ触ってみたい性分なので,,ま,しょうがないですけど(^^;;;;;;;。
→ 40円マイコン? ATtiny202をArduino IDEで試してみた
→ ATtiny202でポートコントロールを使ってナノ秒のパルスが出せるか試してみた
→ NeoPixel系のLEDリングをATtiny202を使ってシリアル接続のモジュールにしてみた
ATtiny202をArduino IDEで使うために行った環境整備の備忘録のメモです。
ATtinyの新しいシリーズは書き込み方がUPDI(Unified Program and Debug Interface)という方式になったのでその整備が主です。
なお,以下はArduino UnoかNanoを書き込み機にして行う方法ですが,USBシリアル変換経由でも書込めるようになりましたので参照してみてください。
(2022年6月追記)
→ Arduino IDEからATtiny202などにUSBシリアル変換経由のUPDIで書込んでみた
☆ また,Arduino IDE 2.2.x などでボードマネージャ "megaTinycore"が読み込めない時は レガシーのArduino IDE 1.8.19 までのバージョンを使うのが良いようです。(2024年1月追記)
→ https://www.arduino.cc/en/software
→ Installing megaTinyCore
1.プログラム書き込みのソフトとハードの整備
UPDI方式をArduino UnoかNanoを書き込み機にして行うための整備です
1) 書き込み機用ソフト(スケッチ)の整備
Arduino UnoかNanoに書き込み用ソフトを入れます。
書き込み用ソフトは下記から"jtag2updi"をダウンロードし,解凍したフォルダをArduino IDE のスケッチブックフォルダに入れます。
https://github.com/SpenceKonde/jtag2updi
zipファイルを解凍すると,私の場合なぜかフォルダーが二重になって解凍されました。
中のフォルダーの名前をスケッチ名と同じ"jtag2updi"にして,フォルダーごとスケッチブックに入れておきます。
次に[ファイル]の[スケッチブック]から"jtag2updi"スケッチを開きますが,このスケッチは空白で単独では動かず,同じフォルダーの中の他のファイルを呼び出しながら動くようです。
このスケッチをArduino UNOやNanoに入れておくと書き込み機として働いてくれます。
2) 書き込みハードの整備
配線はVCC, GNDと信号線の3本だけで非常にシンプルです(^^)。
ATtiny202のPinはVCC 1, GND 8, UPDI 6です。
2.ボードマネージャの追加
Arduino IDEにATtiny202などのプログラムの作成とコンパイルを行うためのボードマネージャを追加します。
1) [ファイル]の[環境設定]でボードマネージャがあるURLを追加
直接でも良いのですが,私はATtiny系がいろいろとリンクしてある下記を入れています。
http://drazzy.com/package_drazzy.com_index.json
( レガシーのArduino IDE 1.8.19 まででの使用が良いようです)
2) [ツール]の[ボードマネージャ]で追加のボードマネージャをインストール
ATtiny202が使える"megaTinyCore"という,,何か矛盾を感じる名前のボードマネージャをインストールします。
3) [ツール]の[ボードマネージャ]でボードとチップを選択
ボードマネージャの選択肢に"megaTiniCore"が出るので"ATtiny412/402/212/202"を選び,次にチップの選択で"ATtiny202"を選びます。
ボードマネージャがこのATtiny202仕様の状態で,また書込装置が"jtag2updi"になっているとプログラムのコンパイルやチップに対応したダウンロードが行われます。
上記のセッティングで,ATtiny202への書き込みは
う〜む,考えてみれば我が家のPCの Arduino IDEのボードマネージャは Arduino UNO, Arduino Nano,ESP32,Seeeduino-XIAO,micro:bit, micro:bit V2, ATtiny13, ATtiny 85, ATtiny202, Digi-sparkなどと切替えられています。
マイコンに書き込む前に設定をしっかり確認しておかないと,とんでもない事態にもなりそうです,,,。
いろいろ触ってみたい性分なので,,ま,しょうがないですけど(^^;;;;;;;。