ATtiny202などにUPDI(Unified Program and Debug Interface)で書き込む時はArduino IDEからAuduino Nanoを書き込み機として行なっていました。

Arduino IDE から USBシリアル変換を経由して直接書き込む方法の情報は得ていたので,,,そろそろやってみようという事で腰をあげたメモです(^^;;;;;;;;



[ハード構成と配線]

FTDI FT232RQ USBシリアル変換モジュール
 CH340が推されていますが,,手持ちのFT232でもOKでした。
ただ高速書き込みを行うならFT232の場合はCOMポートの待機時間の設定を短く
変更する必要があるそうです。

ショットキーダイオード
 BAT43, BAT54などが例にあがっていますが,他の回路用に買っていた手持ちの物(1N5817)ですませています。
抵抗 470Ω
 良くわかりませんが,推奨値です。


配線図
 配線は非常にシンプルです。




上記の構成でブレッドボード上に作ってみました。
Arduino IDEからプログラムをATtiny1604に書き込み,Lチカを行ったところです。



ATtiny202などの8pinとATtiny1604などの14pinとではUPDIのPinの位置が異なるので,ジャンパ線にしています。




[Arduino IDE の設定]
 ATtiny202などのためのボードマネージャ「megaTinyCore」が必要です。
ATtiny202をArduino IDEで使うための環境整備のメモ

・ボードマネージャがあるURLの一つ
 http://drazzy.com/package_drazzy.com_index.json

☆ Arduino IDE 2.2.x などでボードマネージャ "megaTinycore"が読み込めない時は レガシーのArduino IDE 1.8.19 までのバージョンを使うのが良いようです。(2024年1月追記)



・「megaTinyCore」が読み込めれば、使用するMPUが含まれている行を選択します





・次に「Chip or Board」でATtiny1604などMPUを特定します。




・最後に「書き込み装置」で Serial -UPDIで最もslowな57600baudを(私は)選択しています。








以上,Lチカまではいきましたので多分大丈夫でしょう(^^;;;。

書き込み機がいらなくなったのが良いですし,書き込みも高速になるとの事なので,使いながら様子をみていこうと思っています。