今日のホットなハッシュタグ
#最大級の警戒
#球磨川氾濫
#もりしげさん
おはようございます。
7/5(日)、今般の感染症騒動も、そして、東京都の感染者数ふたたび3桁台に増加も何のその、現時点では、全国各地で、二級建築士の学科試験が挙行される予定です。
(但し、このブログを書いている現在、球磨川氾濫の報せを知りました。この地域付近での建築士試験が実施されるかは、試験元にて確認して下さい)
[イメージです]
因みに明日(7/5)は、東京都知事選挙も行なわれます。
先日のブログで、この注意点に対して書きました。ぜひご参照下さい。
【有権者も戦い必至⁉】東京都知事選挙当日を占う(期日前投票を経験して)
閑話休題
いくら、建築士法13条に明文化されているからといって、他の国家資格試験が軒並み中止・延期を余儀なくされる中、ワイルドともとれます。
これに関しても、先日のブログで、この注意点に対して書きました。ぜひご参照下さい。
さて、今回どんな問題が出題されるか、受験者の方は特に気になるところです。
そこで、20数年前、大学卒業直後に二級建築士を受験した私がダイタン!予想してみました。
あくまで、ここだけのハナシ、【秘】、【秘】の取り扱いでお願いします。
予想するのは、4科目のうち、前半科目の学科Ⅰ(建築計画)と、学科Ⅱ(建築法規)です。
学科Ⅰ(建築計画)
①気候・空気について
②換気について、特に換気量の計算問題(ザイデルの式と換気回数の式を併用して解く)
③老人福祉施設 さまざまな老人福祉施設の違い
④住宅施設、特にコレクティブハウスとコーポラティブハウスの違い、シェアハウスの定義は抑える。
⑤身障者施設に関する数値 車椅子の寸法、多目的トイレの寸法、廊下幅
⑥まちづくりについて
①②に対しては、今般の感染症のような事態に陥った時、建築的にどのように対処できるかというところで、特に狙われるところだと思います。換気量の計算問題の解法は、ワンパターンですので、今からでも十分対応可能と思われます。
③~⑥は、先日発表された、二級建築士設計製図課題をヒントに、挙げてみました。
二次試験の設計製図試験を突破するにあたり、当然知っておくべき知識を、学科試験の段階で問うてくるのは自然と考えます。
特に課題のテーマそのものである③④や、今回、某芸能人の騒動でTV・新聞等で話題沸騰?となっている多目的トイレの寸法、車椅子の寸法は重要です。
学科Ⅱ(建築法規)
⑤換気設備
⑥避難施設(建築基準法施行令での廊下、階段幅)
⑦老人福祉法
⑧高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(通称:バリアフリー法)
学科Ⅰの内容を学科Ⅱで出題したらどうなるかという観点から、チョイスしてみました。
例えば、学科Ⅰで②の内容についてあまり聞かれなくても、問題冊子の何ページか後の学科Ⅱで⑤として聞かれたということは往々にしてあります。
⑦は条文そのものもマイナーで探しにくいですが(目次から探します)、法別表1との絡みで出題されることが多いので注意しましょう。
午後科目の、学科Ⅲ(建築構造)、学科Ⅳ(建築施工)は設計製図課題とのリンク度は低いので、例年通りの出題になると予想されます。
ただし学科Ⅲ(建築構造)で頻出の、標準せん断力係数Coの値(0.2、0.3、1.0)は、学科Ⅱでも建築基準法施行令第88条においてもよく出題されることがありますので要注意です。
これは、午前の学科Ⅱで出題されなかった場合、午後の学科Ⅲで出題される可能性が高いということです。午後は法令集参照不可なので、昼休みに最後の丸暗記が効きます。
ついでに言うと、午前の科目は、最初の1ページから取り掛かろうとはしないことが吉です。ここには学科Ⅰ(建築計画)の建築史、建築作品の問題が来ることが多く、だいたいこれで調子を狂わされるからです。
泣いても笑ってもあと1日、感染症対策、暑さ対策等には十分注意して試験場に向かって下さい。
皆様のご健闘を、心よりお祈り申し上げます!
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