今日のホットなハッシュタグ

 

#松村香織さん

#藤井聡太七段

 

おはようございます。

 

東京都民は勿論のこと、それ以外の地域にお住まいの方もご承知のとおり、

7/5(日) 東京都知事選挙が行なわれます。

 

それに向けて、各候補者が街へ繰り出し、熱弁を振るう一方、マスコミやSNS界隈に至るまで、選挙の行方の占いが盛り上がりを見せています。

 

特に今回は、今般の感染症への対応、そして次のフェーズである、いわゆる「with コロナ」に向けて如何に有効な策を実行できるかというところが、争点の大きな部分をなっています。

 

さて、7/5、選挙当日に足を運ぶというのが原則ですが、期日前投票にて行なうという人もだいぶ増えています。

 

以前と違い、期日前投票がだいぶ行いやすくなっており、選挙へのハードルもだいぶ下がっていることは、民主主義を標榜する我が国の発展のために大変喜ばしいことであります。

 

先人たちが不断の努力、そして血と涙の末に勝ち取った、普通選挙制度を、一票の投票権を、努々放棄してはならじと思いを致すところであります。

 

かくいう私も、昨日の日曜日、期日前投票を済ませてきました。

 

選挙当日、区外に出かける予定が現在のところある、というのがその理由となります。

 

投票所入場整理券を持参の上、期日前投票会場となっている、通い慣れたる近くの地区センターに足を運んだのですが、ここで今までとは違う光景を目にしたのであります。

 

 

因みに期日前投票は、通常こんな感じで行なわれます

・投票所入場整理券の裏面にある「宣誓書」に、住所氏名年齢等の個人情報、なぜ期日前投票をするのかという理由を書く(これらは自宅で書いてきてもよい)。

 

・「宣誓書」の内容について、係員の確認を受ける。

 

・その後は、通常と同じく、投票用紙をもらって、投票する。

 

[これが、宣誓書だ!]

 

ところが、普段、会場入り口手前にあるはずの(これは選挙の公平を期するためと思われます)、宣誓書を記入するための机とボールペンがないのです。まずここで虚を突かされました。

 

いきなり、会場に入ってくださいと言われたのです。

 

普段は、ここで書いた宣誓書を、係員が、さも勿体つけた素振りで確認した後、会場入室を許されるわけですが、それが無いのです。

 

 

案内されるまま、会場に足を運ぶと、入り口のすぐ角に宣誓書記入用の机、そして筆記具として、ボールペンではなく、鉛筆の束があったのです。

 

 

鉛筆の束が入っている入れ物には、今般の感染症防止対策のためか、大きな文字で「消毒済」という貼り紙がされていました。

 

 

この鉛筆というのがポイントです。

 

 

というのも、普段は、宣誓書を記入したら、そこでボールペンを置き去りにして、入室、投票用紙をもらった後、投票台に置いてある鉛筆でそれに記入します。これも不正対策の一環だと思われます。

 

 

今回はその鉛筆を投票台まで自分で持っていき、その鉛筆で投票用紙に記入するわけです。

 

 

投票台に鉛筆を置いておくと、多数の選挙権者で使い回すことになり、それがために、感染が拡散することのないように、というのが、その理由だと思われます

 

 

選挙の不正よりも、今回は感染症拡大防止の方へと重きを置いたことになるわけです。

 

 

もし、民主主義の根幹の一つである、普通選挙において、感染症が爆発的に拡大したら選挙管理委員会が槍玉に挙がることは当然です。

 

 

いつもいつも選挙運営ミスをしている割には、こういうことだけは本当に抜け目がありません。

 

 

さて、選挙する私達有権者も、係員も、立会人も、マスク着用は当然のように行なわれており、

 

 

また、そんなに人手は多くなかったものの、ソーシャルディスタンスはしっかり取れておりました。

 

 

これは、大分、私達自身が「withコロナ」に順応してきていることの現れだと感じました。

 

 

ということは、恐らく個々の期日前投票よりも遥かに人出が多いと予想される選挙日当日でも同じような光景が見られるということになるわけです。

 

 

マスク着用は、まあいいとして、ソーシャルディスタンスを理由に、長蛇の列ができるということは容易に想像がつきます

 

 

しかも季節は梅雨真っ只中。雨の降りしきる中、傘をさしつつ、会場の外から長い列を待たされることになる可能性もあります

 

 

梅雨寒なら梅雨寒で、治りにくい夏風邪を催してしまうかもしれないですし、

 

 

また梅雨の晴れ間のカンカン照りなら、それはそれで大変です。

 

 

綿密な体調管理と水分補給が、私達、選挙権者にも求められるわけです。

 

 

そして、今後の選挙の形式もこのような展開に準ずるものになっていくと予想されます。

 

 

只今、候補者たちは熾烈な舌戦を繰り広げているわけですが、有権者である我々もまた、戦わなくてはならないのです。

 

 

今日も一日宜しくお願い致します。