刺青|賽のじ雑記 -591ページ目

千社札

文身賽天なかなか上手い具合にネタが
見つからなかったり
まとまらなかったり・・・・

そういうわけで本編「本棚」の番外編として
これまた不定期ですけど
「刺青の周辺にあるもの」シリーズを
いっちょやってみます

第一回目は「千社札」
「せんしゃふだ」と読みます

室町時代頃からお伊勢参りや
霊場巡りなどが流行し
神社仏閣に参拝した記念に
自分の名前などを書いた木札を
「題名納札」として貼ることが
信仰心から発生したと
考えられているそうです

そして時代が下るにつれ
木製から紙製へ
手書きから木版印刷へと
進化していきました


また神社仏閣への納札だけでなく
お互いの札を交換するという
今でいう名刺交換のような
遊びも盛んに行われるようになりました

そうして互いに交換する札を
納札用の千社札と区別して
「交換札」とも呼びます

納札は神社仏閣の構造物に直に貼り付けるため
紙に墨で手書きされたり
紙に墨で木版印刷されたもので
その都度糊で貼りつけられていました

その後風雨にさらされ
紙が朽ちてなくなり
文字だけが残るのを
「抜け」といい
その状態の美しいものを
「抜けがいい」などといって
賛美されたそうです

千社札対して交換札は
その交換する際の
自己主張を目的に進化し
色鮮やかな多色刷りがもてはやされ
図案に様々な創意工夫がされるようになりました

それらは見ていてとても楽しいものです

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ほとんどが図版なので誰にでも楽しめますよ




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