ある刺青師の「オン」 - 下絵編

一昨日の記事、昨日の記事からのつづきです
僕にとっての「スイッチ・オン」タイム
そのもう一つは仕事の下絵を制作する時です
「刺青を彫るのにはすごい集中力が必要だからさぞや疲れるでしょう」
とか、良く言われるんですが
人物の顔などの一部を除いては
まったく集中力など使いません
とてもお気楽な感じで
ひょひょいのひょ~~~ぃ
ってな気分で楽しく彫ってます^^
実際彫る時に使うのは体力です
こっちは結構しんどくて
不健康な肉体労働
身体の特定の部分に
極端な負担がかかるんです
もちろん真面目にやってますよ
そうは見えないって言われますけどね
でも毎日ずぅ~っとやってきてますからね
変に集中してる方が怖いでしょ
タクシーなんかに乗って
運転手が異常に必死で運転してたら
一個しかない大切な命なんて
とてもぢゃないけど預けられません
安全且つ的確に目的地まで
運んでくれるのは当然で
時には気の利いた会話を
そして時には安らかな
おやすみタイムを提供してくれる
そんなタクシー最近少ないですね
道さえ知らないなんてしょっちゅうだし
だったら道のわかる運転手と変わってくれ、と
え?お前が降りろ?
他の車を捜せって?
おいおい、いい加減にしろよ
あんたプロだろ?
あんたの車に1時間乗ってたら
いくら払うと思ってんだ?
10分乗ったって千円くらいは取るんだろ?
まぁキャバクラ並だな
あんなべらぼうな値段を吹っかけられるのは
ん~、言ってみたらオネエチャンの値打ちだな
なんかしかの値打ちがなけりゃあ
そんな値段は取れないんだよ
いまどき車が運転できるってだけなら
犬や猫だってするよ
ブーブーって・・・・・そりゃブタか
時給で言ったら800円だな
でもあんた達だってプロだからな
そんな金額ぢゃあやってらんないよな
プライドってもんがある
それから生活もね
胸を張って堂々と適正な金額を取りましょうよ
安全且つ的確に目的地まで運転するのは楽勝だよね
目をつぶってたって出来るだろ?
あ、でも目は開けてていいからね
雰囲気を察した快適な空間をお願いしますよ
そういう意味でも
僕らは気楽ですやね
間違ったってお客さんのお命までは頂きません
ん?そうとも限りませんか
刺青にも怖~~~い危険がありましたね
この辺の話も機会があったら
させていただきましょう
おっととと、すっかり横道に・・・・・・・・
ともあれ「刺青を彫る」という
単純に技術的な作業自体は
目をつぶってても出来ないと
(僕もホントに目をつぶってはやりませんよ)
お仕事としては無理でしょ
安くないお足を頂戴しているのはそこじゃないんですから
で、前置きが長くなりましたが
本題の「下絵」です
この「下絵」で刺青の出来上がりは
八割方決まったようなもんです
「あとの二割は何だ」だって?
八割なんてぇのは言葉の勢いですから
あとの二割はお天気ですかね
(って、本気にしないでくださいな)
この「下絵制作」
皆さん結構興味がおありのようで・・・・・
その辺りを仕事の流れも含めて
軽~くいってみましょうか
ってな所で
余計な話ですっかり長くなっってしまいました
ここからまた長くなりそうなので
次回に持ち越します
さっきの二八は蕎麦で言ったら
そば粉八割、小麦粉二割
僕の話は前置き八割、中身が二割
あ~あ~もう
引っ張りすぎ?
まぁまぁまぁまぁ
どうかお付き合いくださいな
刺青|賽天 - www.psyten.com