ご訪問ありがとうございます
著者として本を書きながら
産業カウンセラーをしています。
専門は発達障害ですが
恋愛から結婚離婚、育児
性の悩みや職場の人間関係まで
幅広くカウンセリングをしています。
このブログは
スーパーカウンセラー歴
35年の私が
”ちょっと変わった”家族と
ごきげんに過ごす
毎日を綴った日常ブログです。
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【お知らせ】
6冊目の本が三笠書房より
6月頃に出ます!
(明日から東京出張!編集さんと打ち合わせします♪)
長年暮らしていても
人間なんて
理解しきれるものではありません。
よく飽きませんねと
言われますが(笑)
35年以上付き合ってきた夫の
新たな一面を知ると
嬉しくなります
退職後にたくさん
話をするようになりました
今月から
彼は教員を退職して
アルバイト生活に入りました
「もういいかなと思って」と
1年の定年延長を残して
彼は退職を決めました。
もういい‥
この言葉に
深い意味があることを
その時は気づきませんでした。
精一杯やってきて
もうやり尽くしたのだろう
くらいの理解でした。
彼が言うには
小学校教員の仕事は
「今」結果が
見えることがないそうです。
例えば
中学・高校で
運動部の部活顧問を
している先生であれば
勝った負けた
どちらにしても
試合の成果が出ます。
その結果
子どもたちが成長する姿を
間近で見守ることができます。
でも小学生は
(少なくても彼の勤務した学校は)
発達課題に合わせて
指導や教育をしていくけれど
それが良かったのか
改善点があるのかが
わからないまま
次の年度を迎えていきます。
以前、夫は
教え子に呼ばれて
同窓会に
出席したことが
何度かありました
あの時は先生
こうだったよね
とか
これが
印象に残っているの
と言われて初めて
自分のしてきたことを
省みる機会に恵まれます。
私から見ると
彼はとてもいい先生です。
でも
自分自身の中で
満足できないもやもやを
抱えながら
長いこと
仕事をしてきたのか思うと
切ないような‥
ねぎらいたいような‥
ほめてあげたいような‥
複雑な気持ちになりました。
きっかり時間が来ると
終わることのできる
今のアルバイトは
その日ごとに
けじめがつくので
気持ちが楽だと
彼は言います。
一緒に働く人たちに
元教員だと知れると
「大変な仕事でしょう?」と
どの人も言うそうです。
そういうイメージが
ついているのに加えて
本当に大変だったろうと
子育てをしたからこそ
感じることのできる思いが
私にもあります。
いいよいいよ
もう
好きなことを
好きなようにできる
生活を…楽しんでね
心の中で彼にそう言いました。
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