GANGDEMIC 池袋サウンドピース 2024.6.12（第2部）
第2部は19時10分から。本公演はメンバー全員がケモ耳メイド衣装で出演する。平日開催なので、仕事帰り、学校帰りのファンの方も駆けつけたと思われ、先ほどの第1部より入場者が多いと見受けられた。
開演前にファンの方が紫色のペンライトを配布しており1本いただいた。ありがたい。定刻になると暗転しSEが流れる。
先にリード・ダンサーのRia氏、Kurumi氏、Tsubaki氏、Mugu氏が登場し、キレの良いダンス・パフォーマンスを見せた。事前告知に「Ria生誕衣装」と書かれていたように、Ria氏のみ赤を基調としたメイド服だった。
追ってMirei氏、Ice氏、Sui氏が登場。オープニング・ナンバーは「Shiningray」で、イントロのデジタル・サウンドが鳴った途端にフロアから大きな歓声が上がった。主役のRia氏が「生誕祭に来てくれてありがとう！どこにもない宴を始めましょう！」と叫ぶ。
衣装はユニークでありつつ、パフォーマンスは普段通り切れ味が鋭い。ここ最近のライヴでは、曲中の煽りや呼びかけをTsubaki氏が担当することが多いが、今回は主役のRia氏が大半を担当。本曲でも熱く盛り上がったフロアを更に煽っている。
ライヴ序盤は曲のつなぎに空白を挟まず、メドレーの如く連続で楽曲を披露。「Shiningray」から「THE ANSWER」「B.L.A.C.K」「PARTY GANG CRAZY」と続いた。「THE ANSWER」間奏後の落ちサビはRia氏が歌っている。
前回のSui氏の生誕ライヴではSui氏が歌っているので、このパートは生誕メンバーをフィーチュアしているようだ。また「THE ANSWER」終了後にダンス・メンバーの4人に焦点を当てた演目があり、ダンス・パフォーマンスを披露した後「B.L.A.C.K」に突入している。
爆発力のある楽曲から切り返すように「TORICO」が取り入れられていたのも、メニューの流れの良いアクセントを与えていた。都会のネオンを想起させるライティングの中、Megu氏とTsubaki氏が冒頭で歌を聴かせている。
曲が終わるとメンバーは一旦ステージを去り、Ria氏ひとりが残った。ここからはRia氏のソロ・コーナー。「私がひとりぼっちだった時の歌です」と意味深な曲フリを経て「嫌われ者の詩」がスタート。164のカヴァーである。
このブロックは楽曲を通してファンに送られるRia氏からのメッセージと解釈できる。「嫌われ者の詩」が終わると間髪入れずに「CRIMIE」へ。ステージが明るく照らされ、メンバーが全員集合した。「ひとりぼっちだった私だけど、今はこんなに大切な仲間がいます！」「大切なあなたに、この曲を贈ります！」と力強く語り、歌パートへ。
終盤のシンガロング・パートでは、メンバーがステージ前で手のひらを頭上に掲げ、フロアのファンひとりひとりと目線を合わせながら歌を披露。場内が一体となる瞬間だった。ラスト・スパートは「No.13」「PvP」と来て「Dansynchronicity」で締められた。
Ria氏が観客に挨拶する中、メンバーによってプレゼントが運び込まれる。メンバー直筆の色紙と、Ria氏が欲しがっていた化粧品が贈呈された。Ria氏は「コスメの紹介で美容系Youtuberを目指す」とコメントしている。
続いて今後のライヴ告知などを行う。8月にTsubaki氏の生誕祭が行われるとの情報もあった。メンバーがステージを去った後、場内からアンコールが沸き起こる。暫しコールが続いたところで「PARTY GANG CRAZY」が流れ、メンバーが再登場。これが本当のラスト・ナンバーとして披露され、第2部は幕を閉じた。
SE
①Shiningray
②THE ANSWER
③B.L.A.C.K
④PARTY GANG CRAZY
⑤TORICO
⑥嫌われ者の詩（Ria氏ソロ）
⑦CRIMIE
⑧No.13
⑨PvP
⑩Dansynchronicity
アンコール
・PARTY GANG CRAZY
