聖飢魔Ⅱ「THE GRATE BLACK MASS TOUR Season Ⅱ」 東京国際フォーラム 2026.6.9
・・・続き。
3曲の演奏を終え、デーモン閣下のトーク。「期間限定暫定解除、Season Ⅱへようこそ!」と述べ「首洗って来たんだろうな!」「どこの首だ?」という、今や恒例となったコール&レスポンスが行われた。
更に「こんなヨボヨボのナニでもいいのか?」「ナニはビンビンだぜ!」と意味深なワードが続き「ナニって何?」と言う。「ナニとは強い精神力だ!」との事で、これは下ネタでは無かったのだ(?)。
次に演奏する曲に関連したフリから「Cub The A.I.」がスタート。ドライヴ感の溢れるギター・リフが場内を躍動させる。スクリーンには動物の目を模ったイメージ映像が映し出された。
「Cub」の意味を調べると、肉食動物の子ども、幼獣とある。更に「吾輩は猫である」と歌い出しにあるので、これは猫の目に違いない。これらを踏まえると、イントロでニャ~ォ、もしくはミャ~ォという声が入っている意図が理解できる。
本曲でのデーモン閣下は、マイクスタンドを使っての歌唱。と言うのも、サビにある「Cub」「Love」というワードは、腕でCやLを表現した振り付けを行い、観客も同じ動きを行う。ツアーを通して、振り付けが確立し定着する予感に満ちている。
中盤では、カミソリ・シュート氏がシンフォニックなサウンドでメロディを弾き、そこからジェイル代官のギター・ソロに突入。御承知のように、ジェイル代官は手術をしているため、首にコルセットを着用しているものの、パフォーマンスはいつも通りにダイナミックだ。
演奏が終わって暗転した場内に、ニャ~ォ、ミャ~ォという声が何度も響き、客席から笑いがあった。先ほどの「Cub The A.I.」内で聴ける声である。曲間のお遊びといった感じだろう。
デーモン閣下が「I See You!」とタイトル・コールを行い、ルーク参謀とジェイル代官がツイン・ギターのハーモニーを奏でる。そこから楽曲はアップテンポに発展した。サビではルーク参謀のコーラスが聴ける。今ツアーでもルーク参謀は、耳掛けタイプのマイクを使っているので、その分、動きの制限がなくステージを移動できる。
2番のサビでデーモン閣下のシャウトが炸裂。続いて、ルーク参謀がステージ中央まで来てギター・ソロを披露した。タッピングを交えたフレーズが印象的だ。ここ数年の事情を踏まえると、ルーク参謀が紡ぎ出すメロディの1音1音が心に染みるというものだ。
アップテンポな楽曲が続いたが、次はじっくりと聴かせる曲。カミソリ・シュート氏が、キーボードで美しいメロディを弾く。続いて、ジェイル代官がRENO氏の方を向き、両名がタイミングを合わせて「Is Everything In Reverse?」の冒頭を弾き始めた。
ジェイル代官がエレクトリック・ギター、RENO氏はスタンドにセットされたアコースティック・ギターをプレイ。息を合わせて弾き始める光景が「バンド」らしく素晴らしい。厳密に言うと、イヤモニではカウントが聴こえているのかも知れないが。
本活動時からミサにおいてバラード曲は演奏されているものの、本曲はそれらとは異なる色合いを感じた。それが何か紐解くと、構成員も信者も歳を重ね「今ここで同じ時間を共有できる事は当たり前ではない」と噛み締めながら、時が流れているようだった。
デーモン閣下が「生きていればこそ この歌もあるさ」の部分を「このミサもあるさ」と歌い、より今という時間の重みを感じた次第。曲はエンディングに向かい、ジェイル代官が魂を込めたギター・ソロを披露。終了後、温かい拍手が響いた。
ここで構成員紹介へ。まずはサポート・メンバーからで、カミソリ・シュート氏が紹介される。デーモン閣下に「今日は何の髪型?」と訊かれ「ウーパールーパーです」と答える。その理由は「ウーパールーパーを飼っているから」との事。
次に紹介されたRENO氏も、飼っている動物についての話題を振られる。RENO氏は「昔は亀を飼っていた」と言う。
デーモン閣下が「ここからは正規の構成員です」と強調して進行。客席からは笑いの声があった。というのも、以前の公演でライデン殿下をサポート・メンバーとして紹介するハプニングがあったのだ。この日は、無事に正規の構成員として紹介された。
東京国際フォーラムが大好きと言うライデン殿下は、これまで同会場で行われたミサを振り返る。改装が決まっている国際フォーラムに「綺麗になった後、またこの会場でミサをやらせてください!」と述べた。
続いてゼノン和尚。食生活に気を遣い、健康にも気を遣っているというゼノン和尚は、体重が落ちたらしい。2~3キロ落ちると、眠る時の身体の重み、ジャンプする時の軽さが明らかに違うとの話だった。
ルーク参謀は、飼っている動物の話題にトーク・テーマを戻す。ルーク参謀も、世仮の子ども時代に亀を飼っていたらしい。ある時、亀の元気がなくなり、やがて動かなくなったので、土に埋めてお墓を作った。だが「今思うと、あれは冬眠だった可能性がある」と話した。
ジェイル代官は、ツアーを通して進行している「入院日記」の話。ツアーの日程が後になるほど、リハビリなど回復の話が中心となるのだが、この時は手術直後の苦しい状況が中心となった。その過酷さが伺える。
続く・・・。














