東京パフォーマンスドール 7thシングル「Shapeless」リリース記念イベント 渋谷タワーレコード 2018.06.10
シングル「Shapeless」発表に従う関東でのリリース・イヴェントも、6月10日の渋谷タワーレコードでのイヴェントを持って最終日を迎える事となった。以降も大阪と愛知でリリース・イヴェントは行われるが、5月6日から関東を中心に各所でイヴェントが行われ、特にシングルのリリースされる週は毎日のようにイヴェントが開催されていただけに、関東での最終日はひとつの大きな区切りを感じさせる響きだ。
台風の接近でこの日は雨だったが、開催場所がタワーレコード渋谷の地下のイヴェント・スペースであるため、幸いな事に天候に左右されない場所である。日曜日という事でイヴェントは1日に2回行われており、まずは13時からの回。5日に同会場でイヴェントが行われた時は平日であったが、この日は買い物客で賑わう日曜日の午後だった事もあり、TPDのファン以外にも何かイヴェントがあるなら見てみようと興味を持って入って来た観客と思わしき方の姿も見られた。
13時を前に恒例となった前説コーナー。スタッフTT氏が登場し、来場者に挨拶。この回でTT氏と共に前説を行ったのは「東京パフォーマンスドールのリーサルウェポン、橘二葉さんです！」と紹介されて登場した二葉氏であった。日本橋で行われた先日のワンマン公演内でも披露した「BURN ME OUT」についてTT氏が「キレキレでバキバキのダンス・パフォーマンスですが、二葉さん的に見所は？」と質問し、二葉氏が「キレキレでバキバキのダンス」と回答。TT氏が「僕が言った事をなぞってますが」と突っ込み観客からも笑いが。TT氏の「最近、気になる話題は？」との質問に、二葉氏は和歌山県での事件を挙げ、TT氏が「広げ辛いんで・・・料理はなさるんですか？」と苦笑いしながら早々に別の話題へ移行した。
前説後、暫しのインターヴァルを経てライヴがスタート。1回目のメニューがこちら。
①SE～Shapeless
②HEART WAVES
③Are you with me??
④One Day One Life
オープニングのSEに合わせてメンバーがダンス・パフォーマンスを披露し、「HEART WAVES」へ。リリース・イヴェントは基本的にプロモーションすべき楽曲を中心にメニューが組まれている印象だったが、この日は関東最終日という事で、押さえるところは押さえつつも、ライヴで盛り上がる定番曲を盛り込んだメニューとなっているのが特徴だ。しかも、この回はMCを挟まず、全4曲ではあるがダンスサミットの如くノン・ストップで進行している。ただ、この回はライヴ開始時からデジタル・ビートの低音が非常に大きく、メンバーの歌声やオケの高音パートが引っ込み気味という、奇妙な音響バランスだった。最後の曲「One Day One Life」では、かなり改善されバランスの良い音響となっていたが。全曲披露後、メンバーが挨拶をして終了。
2回目のイヴェントは16時から。都内イヴェントの締めとして前説に登場したのは、紀州の暴れ馬・橘二葉氏と、TPDの監督としての呼び声も高い櫻井紗季氏の2名が登場。TT氏が「おふたりで遊んだりするんですか？」と質問し、御両名は新大久保～新宿辺りで食事したエピソードが披露された。また御両名で映画に行く約束をしていたが、二葉氏が直前になってドタキャンしたそう。二葉氏曰く「プライヴェートの友達との予定が入って・・・」との事で、その後、仕切り直して映画に行く予定になったが、今度は櫻井氏に用事が入ってドタキャンしたエピソードが話された。前説が終わると暫しインターヴァルを挟み、2回目のライヴがスタート。メニューは次の通り。
①Neo Elements
②純愛カオス
③Kiss x Bang Bang!
④BURN ME OUT
⑤Shapeless
⑥SHINY LADY
事前に歌うと予告があったように、この回は浜崎香帆氏と二葉氏のダンス・ナンバー「BURN ME OUT」がメニューに取り入れられたスペシャルな回となった。また、1回目のメニューはトークを挟まずノン・ストップで進行したが、この回は「BURN ME OUT」を歌った後に挨拶が挟まれている。その「BURN ME OUT」は安室奈美恵氏の振り付けを担当している方が同曲の振りも担当しているらしく、先日の日本橋でのライヴを見た櫻井氏の母が、二葉氏を見て「安室ちゃんに見えた」と言っていたらしい。この話を聞いて二葉氏が「これ来てる！」と言い客席からも拍手があった。
以降「shapeless」「SHINY LADY」を歌いライヴは終了。今後のライヴ予定の告知や宣伝が行われた。今回のイヴェント期間に足の怪我で何公演かパフォーマンスに参加できなかった櫻井氏は、現在も他のメンバーとは違う靴でステージに立っており、7月のワンマン・ライヴの時は皆と同じ靴でステージに立ちたいと意気込みを語った。関東でのリリース・イヴェントはこれで終了ではあるが、まだ愛知と大阪が残っている。毎回、異なったメニューでミニ・ライヴを行っているTPDだけに、まだまだどんな曲が聴けるのか、何が飛び出すのか期待して、東海、関西地区のファンはイヴェントを待とう。
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