(前回の関連記事は「ラジコン」です。)
王の器
劇団 「前回の記事では『ラジコン』ということで、
世の中は陰陽のエネルギーで成り立っており、人もそれぞれプラスとマイナスを
生み出す役割を与えられている。
そして、その役割に応じてラジコンのように無意識レベルで操作されて
行動している。
と説明したんですよね。」
CS 「ハイ、そうです。」
「みんな自分がラジコンになっている事に気づけないんです。」
劇団 「どうしてCSさんはそれがわかるんですか?」
CS 「その理由はわたしの気功指導のスタイルにあります。」
劇団 「どういうことですか?」
CS 「世の中にはセミナー形式で不定期に開催している気功教室があって
不特定多数の人間を集められる利点はありますが、細かいデータを
得られないという欠点があります。」
「それに対してわたしの指導はマンツーマンで定期的に受講する固定メンバー
を対象としていますから少人数という欠点がなある反面、1人の受講者の
長期間にわたる変化を詳細に観察できる利点があります。」
劇団 「CSさんは〈定期的な受講を継続する〉にやたらとこだわりますからね。」
CS 「そのこだわりによって人の全体的な波動の変化を子細に読み取る
技術が身に付きました。」
劇団 「全体的な波動の変化?」
CS 「シンプルに言えば、
① 上がる
②下がる
③停滞する
の3パターンの組み合わせです。」
劇団 「株価みたいなもんですか?」
CS 「そうとも言えます。」
「気功指導を受けている人たちの受講の頻度には個人差があって、1週間単位から
1ヶ月に1回の方までさまさまです。」
「ただ受講頻度は違えど、3ヶ月、半年、1年、3年、5年と期間を変えて見ていくと
それぞれの期間ごとのパターンが出現します。」
劇団「期間によって見方は違ってくるんですね。」
CS 「例えば、アベノミクスが始まってから5年間の日経平均株価の推移をみると
『①上がる』のパターンとなります。」
劇団 「年明けに少し株価が下がっちゃいましたが、
去年ニュースで
「いざなぎ景気」超える戦後2番目の景気拡大
とよく聞きました。」
CS 「しかし、これを37年間の期間で見るとむしろ下がっているんです。」
劇団 「確かに1枚目のグラフを見ると(まだ株価は上がりそうだな。)と思いますが、
2枚目を見たら(そろそろ下がりそうだな)って気になります。」
CS 「このように視点を変えると目の前の受講者が発している波動の意味合いも
違ってくるわけです。」
「しかし、受講者自身はどうしても近視眼的になってしまいますから、ここ数日、
いいとこ1~2週間の間に起きた出来事や体調の変化に目を奪われてしまいます。」
劇団 「そりゃそうでしょう。」
「ニュースにしたって先週は平昌オリンピックの話題ばかりでしたが、来週あたりは
もう流れなくなっているんでしょうし。」
CS 「これは気功指導も同様で、受講者の方々はどうしても数日レベルの出来事しか
記憶していません。」
「そのため、長期的な波動の低下や不調が起きている原因を見過ごしてしまうわけです。」
「わたしは客観的立場で受講者の波動を記録しながら長期的視点からも観察して
波動の推移を見ます。」
「すると受講者本人も自覚できない波動パターンの推移を発見します。」
「それが流れです。」
劇団 「過去記事『カツカレー』で受講者Mさんが末期ガンのミュージシャンのCDを
聴き始めた事をきっかけにガン波動と繋がって小周天で気が回りづらくなったり、
風邪のような症状が出てもCSさんに指摘されるまでは全く気付かなかった
ようなものですね。」
CS 「受講者Mさんは、元は仙道研究家 高藤総一郎氏の内弟子をしていて、
その時は高藤氏の替わりに気功を教えに行っていたことがあるくらいで、
わたしのところに来てから〈深部小周天⇒丹道周天〉とレベルアップして熱心に
行に励んでいるのですが、そういう方でも見落としてしまうわけです。」
「そのくらい自分の波動の変化を自覚し続けることは難しいんです。」
「これをスポーツに例えるならダルビッシュがレンジャーズと契約した時に付帯条項として、
専属トレーナーをつけたようなもので、マンツーマンで自分の体調を定期的にチェックする
人間を探すことは非常に重要なんです。」
「自分では気づかないことが絶対にあるんです。」
劇団 「CSさんも定期的に整体やリンパマッサージに通っていると話していました。」
CS 「その他にも朝晩の体重・体脂肪・内臓脂肪、握力、血圧、血中酸素濃度、ストレッチでの
体の可動域など毎日チェックしています。」
「そうして常に一定レベルの体力を維持しないと術能力を拡大できませんから。」
劇団 「体調管理って重要なんですね。」
CS 「ダルビッシュは付帯条項として個人通訳、日米間のファーストクラス航空券も加えた
そうですがこれも重要ですよね。」
「個人通訳がいれば意思疎通のストレスが減りプレーに専念できますし、英会話の
学習もスムーズにいきます。」
「また、飛行機での移動時にファーストクラスの使用は長身のダルビッシュには
かなり肉体への負担を和らげます。」
劇団 「エコノミークラス症候群とかよく聞きますから。」
CS 「ですから、今年の大谷翔平のメジャーリーグへの挑戦は失敗だったと思うんです。」
劇団 「大谷翔平ってあの二刀流の人ですよね。」
CS 「今回はマズイ気がするなぁ・・・・・。」
劇団 「あれっ?CSさんって大谷翔平のファンだったんですね。」
CS 「特にファンというわけではないですが、大谷翔平は『王の器』の波動を出している
珍しいタイプなので注目しているんです。」
劇団 「『王の器』の波動ですか?」
CS 「ごくまれにこういう人が現れるんです。」
「本人が属している社会(業界)全体を変えるパワーを持った人物です。」
「普通一般人とは明らかに違う風格を感じるため、個人的な印象として
『王の器』の波動と呼んでいます。」
劇団 「以前の記事に出た火星移住を計画しているスペースXのイーロン・マスクと
同じタイプですか?」
CS 「イーロン・マスクはイノベーター(革新者)ですね。」
劇団「『王の器』と『イノベーター(革新者)』は違うんですか?」
CS 「イノベーターはカリスマ性があり革新的な変化を起こしますが、人格的に癖があり
組織を運営する統治能力が高くありません。」
「そのため、部下が反乱を起こして組織が崩壊するパターンが多いです。」
劇団 「確かスティーブ・ジョブズも一度、アップル社を追い出されてますよね。」
CS 「『王の器』の波動を持った人物は波動に安定性があり、そこに引き寄せられた
人々が集団を形成して持続的に社会を変革していきます。」
劇団 「確かに安定感がありますね。」
CS 「昭和の時代にも何人か出現しています。」
(田中角栄)
(豊田喜一郎)
CS「ただ、スポーツ選手で『王の器』レベルの波動を出している人って、
この2人くらいしかいないんです。」
劇団「そんなに稀な存在なんですね。」
CS 「大谷は日本社会における野球の位置づけを変える日本球界の至宝とでも
呼べる資質を持っていたのでしょうが、あんな形で海外移籍してしまって
非常に残念です。」
劇団「そんなにヤバいんですか?」
CS 「去年、肉離れを起こしてから波動を読むとかなり肉体のバランスが
悪くなっているんです。」
「ダルビッシュの影響で筋トレを始めたせいかもしれませんが。」
劇団 「この前スポーツニュースを見ましたがダルビッシュは調子いいみたいですよ。」
133億円の証明!ダル、カブス初登板で変幻2回無安打4K
米大リーグ、カブスのダルビッシュ有投手(31)はオープン戦に初登板し、古巣・ドジャースを
相手に2回を無安打1失点で白星が付いた。2四球2暴投を記録したが、4三振を奪い、
最速95マイル(約153キロ)を計測するなど上々のスタート。
米メディアは「6年1億2600万ドル(133億2000万円)に見合う」などと、
新天地デビューを果たしたエース候補の投球に高い期待を伝えた。
CS「年棒20億円のダルビッシュは付帯条項以外で肉体改造用の専属コーチやらスタッフを
集めてチーム体制でトレーニングしているからうまくいっているんです。」
「それに対して大谷は25歳未満のため年棒2億円のマイナー契約ですからね。」
大谷契約金は2億6620万円 AP通信報じる
AP通信は、エンゼルス入りした大谷翔平投手(23)の契約金が231万5000ドル
(約2億6620万円)だったと報じた。
昨年12月に締結された米大リーグの新労使協定で、海外選手獲得に伴う契約金制限の
適用年齢が23歳未満から25歳未満に引き上げられた。25歳未満の選手との契約に
使える金額は、契約金や年俸など込みで年間475万~575万ドルまで。
CS「この場合、日ハムでじっくり肉体を調整しながら海外移籍後を見据えたスタッフを集めて
チームを作り、25歳になってから付帯条項付き年棒数十億円の契約をして万全な
体制を整えた上でメジャー挑戦すべきだったと思います。」
「大谷からは焦りを感じるし、波動を読んでもどんどん落ちています。」
「明らかに大谷は悪い流れに乗っています。」
「何とか切り抜けてほしいものですが・・・。」
「まぁ、大谷はJALとサポート契約を結んでいますから、日米間のフライトは
おそらくファーストクラスでエコノミー症候群の心配はないのでしょうが。」
劇団 「大谷は『王の器』でもダメになっちゃうんですか?」
CS 「そんなの当り前です。」
「扱うパワーの量が大きければ大きいほど奈落に落ちる危険性も高くなるんです。」
「神秘行をしている人で(クンダリニーを上げて能力覚醒すれば問題はすべて解決!)
みたいに考えている人がいますが、こういう考えの甘い人が実際にクンダリニーを
上げたら奈落に落ちるんです。」
劇団 「じゃあ、受講者の人でも流れが悪くなって奈落に落ちる人っているんですか?」
CS 「気脈やチャクラが開けば開くほどマイナスの影響も受けやすくなります。」
「ですから定期的に受講する事と毎日のトレーニングを義務付けて、わたしが毎回
波動をチェックしているんです。」
劇団 「それで流れが悪くなって奈落に落ちそうな人がいたらどうするんですか?」
CS 「あまり相手を傷つけないように、わたしなりに注意しながら問題点を指摘しますね。」
劇団 「で、どうなるんですか?」
CS 「わたしのアドバイスを受け入れる人と、反発して受け入れられない人に分かれますね。」
「時間の長短はありますが、受け入れた人は悪い流れから抜け出します。」
劇団 「反発した人はどうなるんですか?」
CS 「当然、受講するのが嫌になって来なくなります。」
「例えば、わたしは受講者Mさんに〈末期ガンのミュージシャンの音楽を聴かないように〉
とアドバイスして、Mさんはそれに従いCDを全てぶん投げて波動が復活しました。」
「しかし、逆にそのミュージシャンに特別な思い入れがあって
オレは末期ガンのミュージシャンの曲を聴けなくなるくらいなら、
CSの気功指導なんてさっさと辞めてやる!!
という人もいるわけです。」
「そこは個人の価値観ですから、わたしがとやかく言う問題ではありません。」
劇団 「そういう人が受講を続けるのは無理なんですか?」
CS 「わたしは受講者の波動を上げてエネルギーを活性化し全体の流れを良くするために
指導しているわけで、本人がマイナスの波動と繋がって落ちていく道を選択をするなら
受講する意味がありません。」
「マイナスへ進む選択をしたら、わたしと縁を切るしかない。」
劇団 「素直にアドバイスを聞けばいいような気がしますが。」
CS 「それが本人の器なんです。」
「以前、ビジネス系の書籍を読んでいてアメリカのエグゼクティブ専門のコーチングを
行っている人物の、
真のリーダーは大局的には自分のヴィジョンを貫くが、同時に他人のアドバイスを
素直に受け入れる器がある。
という言葉を読んで納得した憶えがあります。」
「わたしの経験でも人のアドバイスを受け入れるにはそれ相応の器が必要だと
実感します。」
「言い換えるなら、成功する人間にはそれ相応の器があるわけです。」
劇団 「でも、他人のアドバイスを受け入れられない小さい器しか持たない人も
いるんですよね。」
CS 「先のコーチングの人物も
他人にアドバイスされると拒否する癖がある人がいて、
そういう人はどんなに優秀なコンサルがついても良くならない。
と話していました。」
劇団 「そういう人っていますね。」
CS 「もちろん、受講を止めた人全員がわたしのアドバイスを拒否したわけではありません。」
「たまたま仕事や家庭の事情で続けられなくなった人もいますが、その一方で
どうしても他人のアドバイスを受け入れられない性格の人も存在します。」
劇団 「そういう人はどうしたらいいんでしょうか?」
CS 「自分のやり方を貫いてそれなりの生き方をすればいいと思います。」
「無理して他人に合わせる必要はありません。」
「おちょこの器の生き方も楽しいじゃないですか。」
劇団 「でも奈落に落ちていくわけですよね。」
CS 「いえ、必ずしもそうではありません。」
「受講しなくなった人で(あぁ、来なくなったんだなぁ。)くらいの印象しか受けない人もいて、
そういうケースは多少のパワーダウンはあってもそんなにおかしくならないと思います。」
「ただ、明らかに指導していて波動がおかしくなり流れもどんどん悪くなっていて、
わたしなりのアドバイスも無視して辞める人がいて、そういう人は奈落の底へ
落ちていくイメージが浮かんで来たりします。」
劇団 「それってマズくないんですか?」
CS 「それは本人の自由だし破滅していく生き方も美しいと思うんです。」
「わたしはどうすればエネルギーを活性化して波動の流れが良くなるかを
自分なりに追及し続けて気功指導でそれなりの効果も出ています。」
「しかし、エネルギーが活性化して波動が良くなることが、
生き方として正しいかどうかは別問題なんです。」
「世の中には自分が破滅してもいいから守らなければならないものが
あるのかもしれない。」
「それはわたしが決める事じゃないですから。」
劇団 「じゃあ、マイナスを選んで破滅する人が間違っているわけではないんですね。」
CS 「世の中、プラスとマイナスが存在して回っていくわけで、たまたまその人はマイナスを
受け持つ側を選択しただけのことです。」
「どんなに惨めで苦しくて本人が失敗したと後悔している人生でも、
それは世の中全体の役に立っているんです。」
「無意味ではない。」
「重要なことは、
本人が自己責任で自分が選択した人生を精一杯生きること。
だとわたしは考えています。」
「大谷翔平の行動も流れとしてはマイナスだと思いますが、それでもし破滅しても
彼自身が選択して努力した結果なわけでいいんでしょうね。」
劇団 「それ、けーうさんに語りかけているんですか?」
CS 「まぁ、そうとも言えます。」
「けーうさんは直接気功指導をしたわけではなくて、ブログのコメント欄でやり取りを
しただけなのですが、このままでは奈落に落ちていく気がしてわたしなりのアドバイスを
送ってみたところ、
ある方(CS)のコメントを読んで
五分間考え込みました。
以前、ブログに書きましたが、
今の俺は、心底笑ったり喜んだり、泣いたり怒ったり出来ません。
心が麻痺しているように感じます。
わずか五分の間ですが
気持ちをさかのぼると
会社に行くのが嫌で嫌で仕方なく、泣いてた時を思い出しました。
でも、そんな本音を吐けば
生きてくには仕事しないとダメなんだから
情けないことを言うな!
もっと強くなれ!
逃げるな!
気持ちはわかるよ、でもね…
という返信がきて読んでいたら、けーうさんが奈落に猛スピードで
突っ込んでいくイメージが浮かんできた事を憶えています。」
劇団 「けーうさんは先ほどの例で言うと、おちょこ並みの小さい器なんですか?」
CS 「いえ、けーうさんは穴が開いて欠けてしまった南宋の青磁↓ですね。」
劇団 「おぉ・・・・・・・。」
CS 「ボロボロになっていますが、そこには独特の味わいと美しさがあるわけです。」
「曜変天目↓のようにギラギラしている成功者みたいな茶器よりも、
わたしはこちら↑の方が味があって好きです。」
劇団 「あれっ? そう言えば今回は武術の神の姿が見えませんね。」
CS 「前回の記事で、
けーうよ、 わし、
お前が怖くなってきたわ・・・。
と言っていましたから、どこかに避難しているんじゃないですか?」
劇団 「もしかして、武術の神も奈落に落ちちゃったのかなぁ・・・・。(心配げな表情)」
まだわしは落ちておらんのじゃぁ~。
(↑遠くからかすかに武術の神の声が聞こえている。)
※次回の記事更新日は3月20日になります。
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