(前回の関連記事は「負けパターン・勝ちパターン」です。)
ラジコン
劇団 「前回の記事では『負けパターン・勝ちパターン』ということで、
霊的存在というのは人間みたいに脳細胞を持っていませんから、
ぼんやりした本能的な思考形態しか持たない。
そのため人間に憑りつく時は、本能的に相手の人間が本当の殺意を持って
いるかどうかを読み分けてターゲットを選びます。
そこで争いから逃げたらアストラル界に(負けパターン)が埋め込まれます。
逆に徹底的に攻撃して相手を倒すと(勝ちパターン)が埋め込まれます。
神の世界も現実世界も上下関係がガッチリ決まっています。
要するに力の世界なんです。
霊の世界も同様で、人間に憑りついて意識や身体を乗っ取ろうとする存在が
真っ先に狙うのは攻撃しても無抵抗な人間です。
と説明して、更に(負けパターン)(勝ちパターン)の分類として、
〈感情が不安定でやたらと攻撃的な態度を取る破綻者タイプ〉
⇒勝ちパターンを作るのに最適のかませ犬として利用できる。
〈礼儀正しくて行動が理にかなっている成功者タイプ〉
⇒友好的な態度を取って争わない方がいい。
と言っていましたね。」
CS 「ハイ、そうです。」
「太極図に表現されているように、この世界は陰陽で成り立っています。」
CS 「そして、プラスとマイナスの電位差が無ければエネルギーは生じません。」
CS 「この点については人間社会も同様で、プラス(富・愛情・喜び)と
マイナス(貧・孤独・苦しみ)を受け持つ人間がそれぞれ存在しなければ
エネルギーが生じません。」
「言い換えれば、世の中が回らないわけです。」
劇団 「プラスかマイナスのどちらかわかるものなんですか?」
CS 「お年寄りは長年の波動の蓄積がありますからわかりやすいです。」
「わたしがお年寄りの波動を読むと、喜びや感謝といったプラスのエネルギーが
流れてきて身体がふわっと軽くなる人と、逆に怒りや苦しみが伝わってきて
全身がこわばり冷えてくる人のどちらかに大別されます。」
劇団 「お年寄りの表情を見ると楽しそうな人もいれば、本当につらそうな顔を
している人がいますもんね。」
CS 「2015年の日本人の男女を含めた平均寿命は83.84歳です。」
「その83年間を喜びや愛情といったプラス感情を楽しんで生きている人が
いる一方で、怒りや憎しみ、不安といったマイナス感情で苦しみ抜いて
生きる人間もいるわけです。」
「波動的見地から見れば、それは寿命が尽きて霊体になった後も同様で、
天国や地獄のようなプラスとマイナスの世界にそれぞれの魂が移行して
続いていくわけです。」
「でも、歓びに包まれた魂と、苦しみ続ける魂というプラスとマイナスが無ければ
霊界が回らないんです。」
「そのプラスとマイナスの方向付けを強力に推進するメソッドが
神秘行であり術となります。」
劇団 「CSさんから見ると、
プラスへの方向付け ⇒ 神秘行
マイナスへの方向付け⇒ 霊的攻撃
という事でしょうか?」
CS 「大まかに言えばそうですが、ほとんどの人は本質を誤解しているようです。」
「以前、わたしのところに来た質問メールで、
『自分は以前、霊能者を怒らせたことがあって、霊的攻撃で死んだり
するんでしょうか?』
という内容がありました。」
「こう言っては失礼ですが、この方は波動世界の本質がわかっていないんです。」
「別に死自体はプラスでもマイナスでもありません。」
「みんな死ぬわけですから。」
劇団 「じゃあ、何が霊的攻撃なんですか?」
CS 「この質問者が本当の霊的攻撃を受けるとしたら、すぐ死ぬどころか
逆に100歳以上まで長生きします。」
「そして、生きている間は常に周囲の人間と軋轢を起こし孤独で他人への憎しみや
不安、貧困、お金など過度の物質的欲望への執着に苦しみ抜きながら100年以上の
長い間、苦しみというマイナスエネルギーを生み出し続ける。」
「さらに死んで霊体になっても同じようなマイナスの魂が集まっている世界へ移行して
半永久的にマイナスエネルギーを発生し続ける。」
「極端な場合はそのパターンが子孫代々受け継がれて、子孫たちも同じような
人生を送り続ける。」
「それが本当の霊的攻撃です。」
「もちろん、術者によって考え方は様々ですから、先祖が深い恨みを受けて
代々短命という家系もありますが霊的攻撃の本質は、
『苦しみのエネルギーを半永久的に生み出させ続ける。』
ことにあるわけです。」
「しかし、ほとんどの人はこのような視点が欠落していますね。」
劇団 「逆に、その人がプラスになるために因縁やらマイナスを浄化していって
人生全体をプラスに持っていく方向性もあるんですよね。」
CS 「プラスへの方向付けは神秘行や、ヒーリングのようにエネルギーを
高める術(波動技術)になります。」
「このように世の中が回っていくためには役割分担が必要なんです。」
「映画だって、悪役が一人もいなくてみんな幸せでニコニコして何も問題が
起きなければストーリーが回らないわけです。」
劇団 「プラスとマイナスの方向性ですか。」
CS 「もちろん、プラスとマイナスの間には様々なレベルが存在します。」
劇団 「プラスとマイナス(陰陽)の組み合わせでいろいろあるわけですね。」
CS 「先ほどの例えで説明すれば、映画のストーリー上いろいろな役柄が
必要になるようなものです。」
「わたしが前回の記事で紹介した(負けパターン)(勝ちパターン)は、
映画で言えば(悪役・やられ役)(主人公・勝ち役)みたいなものでしょうか。」
「ですから、相手が作品(現実世界)でどんな役柄(カルマ・因縁)を引き受けて
いるかを見極めてそれに対応しないといけないんです。」
劇団 「そうか!映画の中で悪役を倒すのはいいけど、主役を攻撃して
潰してしまったら作品が成り立ちませんもんね。」
「でも、映画のストーリーや配役は誰が考えているんでしょうか?」
CS 「監督や脚本家、加えて俳優の多少のアドリブも許されるのでしょうが、
最終的に決定を下すのは映画プロデューサーでしょうね。」
劇団 「映画プロデューサーって誰なんですか?」
CS 「それは人によって呼び名は様々で、神とか仏とか集合的無意識、
阿頼耶識など多様です。」
「個人的には、
『宇宙全体に張り巡らされている絶対的意思(絶対者)』
などと呼んでいます。」
「わたしが前回の記事で
〈感情が不安定でやたらと攻撃的な態度を取る破綻者タイプ〉
徹底的に潰しても反動を受けない (※CSの場合)。
逆に放置しておくと、こちらの流れが悪くなる場合がある。
と説明したのはこういう意味なんです。」
劇団 「こういう意味って?」
CS 「要するに、映画プロデューサー(=絶対的意思)によって世界を動かすために
強力なマイナスを生み出す役割を与えられた人間がいる。」
「その人間は、ちょうど受講者Mさんが末期がんのミュージシャンとカツカレー屋の
前で出会うまでの行動を潜在意識レベルで操作されていたように、
術マニアのサイキックであるわたし(CS)のところに近づいてケンカを売るように
潜在意識レベルで操作されている。」
「わたしはこういうタイプの人たちをラジコンと呼んでいます。」
劇団 「ラジコン・・・・(笑)」
CS 「わたしはこういうタイプが近づいてくると、
あぁ、このお方は世界を動かすためマイナスの配役を充てられ、
さらにマイナスを強化するために絶対的意思によってわたしの元に
近づくように操作されているラジコンなんだな。
と理解します。」
「そして、術を使ってラジコンをチューンナップしてあげるわけです。」
「するとラジコンはその後よく動くようになって、この世界を回していくための
陰のエネルギー源としての役割を全うするわけです。」
劇団 「CSさんはそれで何かいいことあるんですか?」
CS 「わたしは絶対的意思に従っていますから反動はほとんど受けませんし、
逆に協力した見返りとしてパワーアップしたり、周囲の物事の流れが
良くなったりします。」
「もしかしたら、これもわたしの特殊能力みたいなものかもしれないので、
(※CSの場合)と注釈を入れました。」
劇団 「じゃあ、前回の記事で、
〈礼儀正しくて行動が理にかなっている成功者タイプ〉
⇒友好的な態度を取って争わない方がいい。
と言っていましたが、こういう人と争ったらどうなるんですか?」
CS 「それは映画プロデューサー(絶対的意思)に反抗したことになりますから、
わたしがやられちゃうでしょうね。」
劇団 「へぇー、そこの見極めってわかるものなんですか?」
CS 「ですから、わたしがCOSMIC SHAMAN(コズミック・シャーマン)
と名乗っているのには、
COSMIC =宇宙(cosmic)の絶対意思と繋がり
CHAMAN =その情報を読み取り実行する役割(シャーマン)
という意味があるわけです。」
「もし、情報を読み間違って潰れたら、それは自己責任として受け入れるしかない
と割り切っています。」
劇団 「それでいいんですか?」
CS 「わたしは独身で養う家族もいないし、個人的願望としてあまり長生きしたくありません。」
「少年時代から、歳を取ってヨレヨレになるのだけは絶対に嫌だと思っていました。」
「ただ、(まだ生きていろ!)という情報が絶対的意思から降りてきたら
それに従うしかありませんから、せめて生きている間は若々しくいたいと思い
食事や運動に気を付けながら毎日、煉丹(仙道錬金術)に励んでいます。」
「仙道を行っているのも(生きている間は若々しくいたい)という願望が
人より強いからでしょうね。」
劇団 「CSさんが(長生きしたくない)というのは意外でした。」
CS 「長生きしたいという欲を無くすと楽でいいですよ。」
「世の中がこの先どうなろうと心配する必要は無いし。」
「術能力を試したいから、いろいろリサーチして策や術を対象に仕掛けて
様々な勝負をしますが、それも楽しみのためのゲームみたいなものです。」
「ですから、受講者の方々にはあまり術は使わないように話しているんです。」
「特に霊的攻撃は絶対にしない方がいいですね。」
劇団 「先ほどの話と矛盾している気がしますが。」
CS 「術(特に霊的攻撃)は反動が出やすいんです。」
「受講者の方々は、
(健康でお金があれば別に長生きしてもいい)
(これから家族を養う必要がある)
(悟りを開きたい)
(神秘体験を重ねたい)
という願望を持っていて、わたしみたいに若さや術にそれほど拘らないんです。」
「ですから、防御系のテクニックに特化しながら煉丹につなげる事で
↑の願望を達成できるように指導しています。」
「無理が出ないように時間をかけながら少しずつ良くしていくのが一番です。」
劇団 「けーうさんにはずいぶん厳しいですが(笑)」
CS 「けーうさんはすぐ飛ばしちゃいますから、厳しくする必要があるんです。」
劇団 「(飛ばしちゃう)って何ですか?」
CS 「例えば、前回の記事で『けーうん語録(真理の書)』の一節
〈弱い弱い情けなくて〉を紹介しました。」
↓
昨日は久しぶりに落ち込んだ。
今のバイト先で、隣の若い男性の仕事を手伝ったのだけど、
なんで、こんな判断するんですか?
ここ間違ってますよ。何度も言いましたよね。
こんなことするなんて、さすが、けーうさん。
いいですけどね、僕の仕事が増えますけど。
と、小声でねちねちと嫌みを言われ続けた。
全て自分の判断ミスなので、言い訳すら出来ない。
今まで、普通に会話してたのが、仕事が原因で険悪になってしまった。
昨日は、家に帰って晩御飯食べるのも風呂入るのも苦痛だった。
何もしたくなかった。
精神的なものだろう。
朝から腰が痛くて休んだ。
正直、バイトに行きたくない。あのねちねちした嫌みはかなり苦痛だ。
でも、そいつに負けるのはいいけど
自分に負けるのは嫌だ。
自分の弱さをまんま受け入れて、
自分がくたばるまでは
自分に立ち向かうつもり。
でもでも、今日は前から避けていながら気になっていたこの本を家で読んでます。
自分への誕生プレゼントに買いました。
情けない自分へと。
CS 「これって、
でも、そいつに負けるのはいいけど
自分に負けるのは嫌だ。
自分の弱さをまんま受け入れて、
自分がくたばるまでは
自分に立ち向かうつもり。
と勇ましい決意を述べているけれど、
精神的なものだろう。
朝から腰が痛くて休んだ。
と、もうすでにズル休みして自分に負けちゃているんですよね。」
劇団 「ボクもそれ感じました。(笑)」
CS 「例えるなら、プロボクサーが試合当日に相手が怖くて敵前逃亡しちゃって、
部屋に一人でこもりながら、
俺は自分に負けるのは嫌だ!!
と一人で気勢を上げているようなものです。」
劇団 「確かに、(その台詞はちゃんとリングに上がってから言えよ!)
と思います。」
CS 「こういう風にけーうさんって自分に都合の悪い事実をこの世から消し去る
特殊能力があるんです。」
劇団 「それが(飛ばしちゃう)ですか?」
CS 「けーうさんはこの能力によって敵前逃亡を繰り返しながらも、
オレは自分がくたばるまでは自分に立ち向かうつもり!
と敗北感を感じることが無いわけです。」
「ジョジョの奇妙な冒険に、自分が敵に負けたはずの時間を削り取る
(時飛ばし)能力を持つ無敵のスタンド『キング・クリムゾン』がいます。」
スタンド『キング・クリムゾン』
時を「消し飛ばす」能力と未来を予知する「エピタフ」(墓碑銘)を持つ。
消された時間の中では全ての物がその間の動きを認識せず、記憶もできない。
エピタフを使って「よくない未来が見える→時間消去」ができる。
「キング・クリムゾンの能力では、この世の時間は消し飛び・・・・・・
そして全ての人間は、この時間の中で動いた足音を覚えていないッ!」
「空の雲は、ちぎれ飛んだ事に気づかず!・・・・・・」
「消えた炎は、消えた瞬間を炎自身さえも認識しない!」
「『結果』だけだ!!この世には『結果』だけ残る!!」
CS「けーうさんもまさに(負け飛ばし)の能力を持っているわけです。」
CS 「この(負け飛ばし)の能力によって敗北や敵前逃亡した事実は消し飛び、
「空の雲は、けーうが負けた事に気づかず!・・・・・・」
「消えた炎は、けーうがズル休みした瞬間を認識しない!」
「『結果』だけだ!!この世にはけーうが、
オレは自分がくたばるまで自分に立ち向かいました・・・。
という『結果』だけ残る!!」
CS 「この能力と敵前逃亡によってけーうさんは『キング・クリムゾン』のように
無敵の存在たり得るんです。」
「けーうさんは無敵のまま永遠に闘志を燃やし続けるのでしょうね。」
「まさに、永遠の絶頂!」
劇団 「自分が敵前逃亡したはずの時間を削り取る(負け飛ばし)の能力・・・・・。」
「怖ろしい・・・・・。」
CS 「その底知れない能力に触発されたのでしょうか?」
「ブログ読者から以下のようなコメントが来ていたので最後に記載しておきます。」
読者: 自分のなかにも、口ではこうしたいと言いながら、
覚悟を決めずダラダラと怠けて、
本気を出そうとしない気質があります。
そんな自分の情けない一面の
究極のなれのはて
がけーうさんのありさまなような気もして。
あながち馬鹿にできないというか、
人のふりみて我がふりなおせと
言われてる気もしました。
CS返信: みんなの心の中にけーうさんが生きているんですね。
武術の神
けーうよ、わし、
お前が怖くなってきたわ・・・。
※次回の記事更新日は3月10日になります。
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