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 ゲームのキャラクターでも仲良くしてくれるキャラが傷ついたりしていると苦しくなってしまいます。ゲームをすすめるためには避けられないし、そのキャラクターが最初に追いかけていた夢を奪う形であきらめ、別の道を進むことを決めます。

 プレイヤーはそのキャラクターと一緒に夢を追うのが楽しかっただけなのに、夢を諦めさせてしまいつらいです。キャラクター自身も悩んで別の道を進む決心をしたことを話してくれますが、急にそのキャラクターが遠くなってしまって悲しいです。ゲームの進行度でたくさんお喋りしていたのに夢を諦めたら同じことしか言わなくなってしまいました。

 ゲームだからと言ってしまえばそれまでなのですが、すごく好きになった人が変わってしまって、原因が自分の軽率な行動だと思うと苦しいです。ひとつしかない椅子だったなら譲りたかった。好きな人の夢を叶えさせたかった。

 ゲームなんかしなきゃよかった。

 

 

 

 

 まずカウンセラー感覚でお答えします。あとで一オタクとして感想を書いてみます(笑)

 人は生まれつきに共感性の高い「体」を持つ人と、そうでない人がいます。そうではない人達は、実際見たり触ったりなど現実的な刺激がないと、感情的な部分は働いたりしません。こういう人達はスポーツや工学などの専門に入ることが多いかもしれません。
 一方、共感性の高い人は創作的なことや、対人の専門に入ることが多いかもしれません。
 共感性が高いから、落ちる夕日を見たり、草原の端っこに伸び出る花の芽を見ても、自分の感情や思念が自然と動員されて、いろんな感情体験や想像が活発になりやすいです。そして、それらの体験は決してその対象(夕日、花、キャラ)に限ったものではなく、必ず心の深いところで自分の幼少期の体験や自分が今抱えている抑えられている激しい感情と何らかの繋がりがあります。
 ゲームをやって、その中の出来事で苦しんでると、一見空想設定の中の展開に一喜一憂してるように見えるかもしれませんが、その実はあなたの深い所に抱えている心の傷が刺激されている、との説がありますね。
 つまり、ゲームの中のことにいろんな複雑な感情や体験を持つことは別におかしなことでも、くだらないことでもなく、大切な体験であり、大切な感情でもあるとは思います。


 次にオタク的な観点から述べます。
 ここでは「喪失体験」と「自己中心性・自己愛」について話してみたいと思います。
 「喪失体験」は精神障害を引き起こすかなり中核的なものと見なされています。障害ではないそこそこ健康な人でも、喪失体験によって一時的にうつ状態、さらにはうつ病になったり、一時的な不安障害になったり。とてつもない巨大な苦痛が与えられて、人が成長したり。
 双極気質の成因の一つの説には、子供が両親の離婚による巨大な喪失体験から、「自分はいい子ではないから、こうなった」「自分はいい子だったら、両親は離婚せずに住んだはずだ」と自責的になりやすいと言われています。
 ここには子供の自己中心性が表現されます。人々は、物事の進行は自分の手によらず、自分は無力的であり、あくまで外部に影響されて、振り回される小さな存在、と考えたら、これはとんでもない不安を感じることになります。
 だって、「自分には何もできないんだから!」「明日の我が身に何が起こるか、全く予測不可能、しかも何が起きても自分には無力で何も出来ない!」こんな巨大な不安を抱えてしまうと、人々はうまく行動できず、普通に生活できなくなります。
 ここで、解決法として「悲劇が起きたのは、外部のコントロール出来ないものによるわけではない!悲劇が起きたのは、私自身のせいだ!私自身さえ何とか変われば、悲劇は避けられる!」と自己中心的になることです。
 ただ、これには悪い面もあります。自分のせいにすると、今度は自責的になりやすいです。躁的状態の時は「あれもやる!これもやる!絶対状況を変えてみせる!」うつに落ちた時は「結局自分はダメなやつだ」と。
 このように、喪失体験は人の心の防衛機能を刺激しますね。
 喪失体験は別に別れや、死別、関係の終結に限った話ではありません。以前も今も親子でも、以前も今も恋人でも、人は喪失体験を体験することがありえます。
 恋人が自分と違う大学に入って、徐々に言動や価値観が変わった。「自分の知ってた彼/彼女ではなくなった」もちゃんとした喪失体験なんです。
 だからあなたの質問を読んだ時に、確かにキャラが夢を諦めたことでこれも一つの喪失体験なんでしょう。それに加えて、前まではあんなに夢に情熱を燃やしていたのに、いとも簡単にケロッと諦めたり、もう「もう私の知ってるキャラではない」「こんな人ではなかった」などあなた自身の喪失体験もあるんじゃないかと。

 また、ゲームと言うのは自己中心性を思う存分楽しめるものだとは思います。別にあなたは自己中心とか自己愛とか言ってるわけではありません。何が言いたいかというと、ゲームってそもそも自己中心性を発揮して楽しむもので、その楽しみ方は正しいと言いたかったです。
 つまり、ゲームの中のすべての出来事やすべての登場キャラは私と何らかの関係を持つし、私と何らかの因果関係を持つという感覚です。
 そのゲームのことを詳しく知らないが、もし見当違った想像してしまったら申し訳ないですが。
 つまり、こういう考え方見ると、「私のせいでキャラは夢を諦めた」と言うのはあなたの勝手の思い込みの可能性はないでしょうか?(本当はシナリオライターこそが彼の運命を掌握しているのに)
 そして「絶対前の夢のほうがいい」というのも、あなたがキャラに押し付けた気持ちなのではないでしょうか?

 そうすると、このキャラの運命は私によって振り回される。喪失体験の悲しみを体験するのと同時に、自己愛が満たされている部分もあるんじゃないかと思いました。
 そもそもゲームに裏切られて、物凄い嫌な気持ちになったのなら、ゲームをやめればいいな話で、こんなに丁寧に自分の気持ちを書いてくれたら、それだけゲームを簡単に手放せない気持ちもあるのではないでしょうか?

 こう考えてしまうと、このゲームの体験はそこまで悪いものではなく、むしろあなたの内面のいろいろな複雑な感情を引き起こせたかもしれません。
 このゲームのストーリーやキャラの描写が丁寧なものなら、すごくいい体験なのでしょう。
 もしこのゲームはストーリーもキャラも雑で、単に鬱展開させることでプライヤーに嫌な気持ちにさせたのなら、まさしくクソゲーなのでしょう。
 どっちにしろ、このような体験はゲーマー仲間や親友といっぱい話すのにもってこいと思いました(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 今この瞬間が幸せで人生を終わらせられないでしょうか?

 もしくは、明日も、明後日も、ずっと変わらないでいたいのですが、これは無理ですよね。

 時間が経てば家族や友達、新しい出会いや別れがあって取り返しがつかないこともありますよね?

 私は、そういう変化がすごく嫌です。絶対自分より先に死んでしまう人や、あした、また会おうって言って死んだ人、引っ越しや転勤で縁が切れてしまった友人知人、新しく出会った人。久しぶりだね。って連絡をくれた昔の知り合い。

 不安になるんです。親に「50歳までに死ぬからあとはよろしく」って言われていたのでいつも良く分からない死や別れを意識して生きてきました。今思えばなんでそんなことを言われてたのか不思議です。

 いつも死を意識しないで生きてる人はどんな風に世界が見えてるんですか?

 私は苦しかったり悲しかったりしない日を過ごしたいだけなんですが、これは難しいことでしょうか?

 安定したい、安心したいって気持ちを満たせることはないんでしょうか?

 

 どの角度から話を進めばいいかかなり難しい質問ですね。
 というのも、まずあなたが抱えている「この不安」はどのレベルの問題によってかなり見方も変わってしまう。
 あなたは「この不安」を抱えて、学校を満足卒業できず、就職も出来ず、新しい人間関係を作るのにも躊躇して、自ら人間関係を回避するのでしょうか?これは高いレベルの不安ですね。
 それとも「この不安」を抱えながらも、いい大学から卒業し、さらには修士や博士も卒業したり、しっかりと就職して、職場でも周りに役を立てている。友だちとも関係もよくて、恋人とも長期に渡って安定した関係を営んでいるのでしょうか?これなら、「人並みの悩み」程度の不安と言えるでしょう。

 もちろん、どのようなレベルであろうと、あなたの不安の内容はやや変わっているものだと思われます。
 何せ、少なくとも私自身の経験上、毎日誰かと別れてしまう恐れや不安を抱えて生活する比較的健康の人は、かなり稀なケースと言えるでしょう。
 不安の内容を見て、私の想像力で思いつく典型的なタイプは、
 ①双極気質の適応良好のケース
 躁鬱の人は、人によって病気にはならないが、根源的に幼少期の喪失体験によって、常に周りに役を立とうとする意欲の強い人達がいます。彼らは活動的で、自己犠牲的で、とにかく周りの人のために役立ちたい気持ちはとてつもなく強いものです。しかも、この人の役に立ちたい気持ちは、自己愛などのような「人に役立つことによって、周りから大事にされる」のような希望も少なく、多くの時は忘我的な、純粋に周りを良くしようとするパターンが多いです。根源的には、自分は存在価値のない人で、周りに役立たないと周りの人々は離れてどこかに消えてしまう。あるいは、自分の力不足で周りの人々を救えなかったとか。
 こういう非現実的な理想「自分にちゃんと能力があれば、周りの人々を救えるはずだ」というか、幻想、は、典型的な躁的な人や、うつ性格の人が持ちやすいものだと思われます。

 ②不安障害レベル
 あなたの抱えている不安はやや現実離れしてるところはあるとは私は思います。
 もし、現実的に大切な人が病気にかかったり、大切な人が戦争に参加しに行ったり、大切な相手がこれから引っ越す予定を立てていたりなら、そういう心配を持つのは現実的なんですが。何の根拠もきっかけもなく、ひたすら悲しい未来を考えずに居られないのは、不安障害の人達が持ちやすい傾向と言えます。
 ところが、不安障害の人々は、その多くはより具体的な不安を抱えることが多いです。例えば「街に出かけたらウィルスに感染したらどうしよう」とか「明日の仕事、忘れ物をしたらどうしよう」とか、「飛行機に乗ったら事故になったらどうしよう」とか。これぐらい具体的なものが多いです。また、あなたの不安は、他者を心配する「外向きの方向性」を持つと違って、不安障害の人々の多くが自分の身に起きることの「内向きの方向性」を持つことが多いです。
 そういう意味では典型的な不安障害の可能性は低いかもしれないとも私は考えました。

 ③統合失調症やうつ病レベル
 もしあなたが上記したように、世間一般の社会生活を維持することが出来ず、なかなか人間関係を持つことが出来ない状態なら、精神病レベルの不安の可能性もあります。
 これはあなたの不安の内容と一致するケースが多いかもしれません。統合失調症やうつ病の人々は、そういうあまり具体的ではなく(つまり貯金がなくなる、物が紛失する、母が病気になるなど具体的なものではない)、どこか漠然の不安(戦争が起こって人々が大変杏目にあう、周りの人々が不幸になる)を抱えやすいです。

 あなたの親は「50歳まで死ぬから」と言うのは、割合的に少ないケースです。10代の親や、20代前半の親が、自分の人生に対して絶望的な気持ちになり、育児に追われて精神が参ったりして、このような発言を出しやすいかもしれませんが。30代の親や40代の親のほとんどはこんな発言はしないと思います。
 もし30代や40代の親がこのような発言を繰り返し自分の子供に話しているのなら、この親は長期のうつ病や、人格障害、統合失調症などの可能性は高いと気をつける必要があると思います。
 
 一番最初のところの「今この瞬間が幸せで人生を終わらせられないでしょうか」と言う質問は、
 ①自己愛性パーソナリティ障害や境界性パーソナリティ障害の人、
 ②または適応は良好で、障害ではないけど、自己愛性パーソナリティや境界性パーソナリティ傾向の持つ人
 がよく持つ考えだと思います。
 これらの傾向の方は、絶対的なものや存在を求める気持ちが強く、不完全や完璧ではないものを耐えられないところがあります。
 残念だけど、誰の人生でも完璧なものではなく、綺麗で幸せな瞬間もあれば、切なくて残念な瞬間をも持っています。そこそこ感情面が健康に育てられた人なら、こういう残念な瞬間をも仕方なく受け入れることが出来るが、パーソナリティの歪みのやや強い人はそれを認めず、受け入れようとしない気持ちは強いなのでしょう。
 だからこそ境界性パーソナリティ障害の人々が自殺未遂などを行う前のよくある心境の一つは「こんな関係ならもういらない」「こんな世界なら別にいらなくてもいいや」などがあります。
 ここの「こんな関係」や「こんな世界は」自分が理想だと思って一生懸命勝ち取ろうとする幸せな世界には決してなれない、どうして残念な部分が残る関係と世界のことです。

 つまり、あなたのレベルによって最後の質問は変わってきます。もしあなたの悲しみや不安は精神病レベルなら、素っ気ない回答に聞こえるかもしれませんが、抗精神病薬を服用することである程度和らぐことができます。
 もしあなたは悲しみや不安を抱えながら一般的社会生活を維持できてるのなら、安定した満たされる人間関係を作ることである程度和らぐことが出来ると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 人の視線が凄く怖いです。

 外に出ると凄く見られて笑われているような錯覚に陥ります。

 電車や少し栄えている所に行くと見られている恐怖で気持ち悪くなったりして途中で電車をおりたり、人気のない所へ行って吐いてしまうこともしばしば…。

 実際見られていないって分かっていてそう考えようと頭では分かってるのですが外に出て人に出会ったりしてしまうと見られていると思ってパニックになってしまってその後はもう何も考えられず…という感じで。

 

 

 

 「視線が気になる」「笑われているような気分」「人の多いところは恐怖や気持ち悪くていけない」「これらのことを感じて吐いたり、あるいて急に倒れたり」
 これらは統合失調症の典型的な症状なんです。
 もちろん、私は実際あなたとあったことがないので、あなたはそうなのかどうかについて、私は何も言えません。ただ、今回あなたが書いた内容は典型的な統合失調症に関する内容とだけ言えます。

 さらに、あなたの年齢などを、自分で確認してみてください。あと、アルコールや薬物の乱用があるかどうか。
 薬物の乱用が常習化すると、統合失調症のような症状を持つようになります。
 また、もしあなたは13~17歳の間で、このような状態になって、まだ毎日ではない、しかもまだ半年以上経ってないなら、思春期の一過性の統合失調症状態の可能性もあります。

 統合失調症はかなりイメージの悪い病名で、知らない人が調べてみると怖くなって、ショックを受ける人もいます。
 たまに電車の中で急に誰に対してでもなく、急に奇声をあげたり、存在しない人間と大声で会話したりするのも統合失調症ですが、みんながみんな、このような重症な統合失調症とは限らないです。
 軽度の統合失調症は、通院を継続すれば、普通に就職して結婚したりすることもできます。
 ずっと病院やクリニックにいかず、どんどん病気が悪化してから初めて受診する人は、その後の人生で長く福祉に頼り、デイケアの患者さん同士や、グループホームの患者さん同士としか人間関係を持たなくなることもあります。

 統合失調症はカウンセリングすること自体は禁じられるところもあります。少なくともカウンセリングを受けるには主治医の許可が必要とすることが多いです。
 そもそも統合失調症に対して、カウンセリングするにはどれくらいの効果があるのか、かなり疑問視とされてきました。近年では、あまり探索的ではなく、日常会話的なカウンセリングなら、効果があるなどの論文もありましたが。

 とにかく、カウンセリングの効果は本当に機微なもので、絶対抗精神病薬が必要です。抗精神病薬を飲めば、上記に書かれた被害感や、強烈な不安などの症状を抑えられます。
 逆に服薬しないと、どんどん思考がまともではなくなり、理解力や思考力が崩壊する可能性もあります。
 20代の発症と比べて、40代ぐらいにもう一つ統合失調症の発症ピークがあります。40代の発症のほうが思考が解体されにくいので、医療機関に通わなくとも、ひっそりと生活することが可能かもしれません。

 なので、とりあえず一度専門なところに受診してみるのを強く勧めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 父のせいでお風呂やシャワーが凄く怖いです。

 トラウマです。

 夏は熱湯冬は冷水を1時間近くかけられたりそのまま外に放り出されたり。

 湯船にお湯を張って窒息するかしないかのところで頭をバシャバシャ水責め。

 覗かれたり犯されたりしました。

 それで入るのが凄く怖いです。でも入ってなかった時期に学校では臭い汚い来るなと言われ散々にいじめられてその恐怖もあって頑張って入ろうとするのですが途中で気絶してしまったり腰を抜かして動けなくなったり足が震えたままその場に1時間近く硬直してしまうことも多々あります。

 このトラウマはどうしたら克服出来ますか。

 

 

 この質問箱は回答のあとに、誰でも読めるようになるけど、こんな大変な身の上の話を私が応えて、本当に大丈夫なのでしょうか。
 本当はできれば一対一の環境で答えたいが、質問箱である以上、私からほかに連絡を取れるわけもないので、無回答だと逆にあなたを傷つけかねないので、やはりお答えします。

 本当にすごい体験で、大変なんですね。なんかほかに上手く言葉が出てこれないので、こんなことくらいしか言えないけど、物凄い激しい体験なんですね。

 トラウマ体験(あるいはPTSD)の初期では、語るどころか、思い返そうとするのもつらくなるので、初期の頃は出来るだけ思い出すようなことを極力さけるべきものなんです。
 あなたは自ら私に質問を出してくれて、しかもこんなに書いてくれたと言うのは、ある程度語れる状態まで回復したかもしれません。
 実は多くの人はトラウマ体験を持っています。
 トラウマと言っても、些細なことでもあります。例えば、授業中に先生の質問に答えたら、先生やクラスメートの反応がすごく自分の感情を傷つけたりなども、人によってはトラウマになります。
 そして多くの人は、このトラウマを抱えて、そこそこ生活を続けます。成長に伴って、こういうトラウマ体験に伴う激しい感情の塊が、少しずつ剥いて、落としていく、ある日を境にほとんどトラウマ体験に影響されずになれる人もいれば、死ぬまでやや不自由を抱えたまま自分なりに過ごす人も結構いますね。
 例えば、トラウマで夜に出かけられない人が、出来るだけ夜に出かけずに済むような生活様式を持ったり、飛行機乗れない人が、出国しないで生活したりなど。

 トラウマをどうやって治すかというと、やはり語ることに限っているように思います。一番よくあるやり方はカウンセリングなんですね。
 もちろん、私は自分の専門しか知らないので、きっとほかの専門家なら別の方法もあるかもしれません。

 認知行動療法では、直接当時の思い出を復元するのではなく、実際引き起こされた身体面の不調を、呼吸法や暴露療法などで、身体反応を徐々に取り除くやり方です。私は認知行動療法の専門ではないので、これ以上深く話せないが。

 分析的あるいはより一般的なカウンセリングでは、トラウマの体験に伴う感情などを想起し、自分の内面にある複雑な感情を少しずつ認識していく作業です。自分が当時に抱えていた感情、そして今抱えている感情をすべて気づくことが出来たら、トラウマ反応が綺麗に消えると言われていますが、これはあくまで理想な状態で、綺麗完璧に消すケースもあるが、大きな部分を解決し、軽い部分を抱えて生活していく人は多いと思います。

 トラウマ体験は、その当時の体験の感情内容があまりにも鮮烈で激しいので、自分自身の心が耐えられない、心の奥底では、「もう二度とこんな体験をしたくない」として、それらの感情を引き起こせそうな場面を全て回避しようとします。
 もし加害者に対して単純に憎悪や怒りを持てたら、逆に消化しやすいものです。その感情の塊が複雑であるからこそ、消化できないものとなります。
 例えば、あなたの言う父親の場合、もし単に父親を憎めば、治しやすいけど、ほとんどの人は憎悪や怒りと一緒に、愛情や、依存感情、さらには父親のことに対して可愛そうだと思う気持ちなども混ざると、これはなかなか消化できないものとなります。

 カウンセリングの中で、あなたは繰り返し、その体験を出来るだけ生々しく語ることになるだろう。そして、時間も経ったということで、最初に語った体験は真実ではない可能性も結構高いです。
 なぜなら、今のあなたには耐えられない体験は、記憶操作によって、あなた自身に改変されるようになるからです。
 カウンセリングの中で、あなたは語り、その感情をカウンセラーが無条件に受容して、受け入れてあげれば、自分の気持ちを気づき、より耐えられるようになる。そしたらなんと、新しい記憶が思い出せるようになります。カウンセリングが進み、「そう言えば、あの時、こんなこともありました」と「ここ何十年は一度も思い出したことはなかったけど、今なぜか思い出した」と。このように、自分の体験を何度も何度も、例え同じ内容でも、繰り返し語り続けることで、どんどん明瞭になり、自分の父親に対して抱える愛情欲求や依存感情を理解して、初めて本物の怒りを持つことが出来たりする。
 そして体験は決して過去の話だけではありません。過去の出来事は必ず、あなたの今の生活にも影響を及ぼしています。過去の体験も語るが、今現在の生活やそれに対する自分の気持ちをも同時に語る必要があります。
 トラウマを克服するには決して一回や二回の作業で解決できるものではありません。半年や一年、時には2年間や3年間をかかって、初めて「なんだか、最近は以前ほどこのことに引きずらなくなったかもしれません」となれるかもしれないです。

 今では、上記したトラウマ対応で書いたように、不必要にトラウマを刺激しないほうがいいと思います。守られた環境(守ってくれる人が側にいる環境)でのみ、それを思い返したり、出来ないことを無理やり挑戦したりしたほうがいいと思います。
 トラウマである以上、自分ひとりでは抱えきれないものだから、誰か一緒に抱えてくれる人が側にいてもらう必要があります。
 そして、気持ち、考え、感情を、言葉に変換して、そのことについて知らない相手でも理解できる言葉に変換する作業が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 カウンセリングを検討している者なのてますが、話したことの守秘義務って本当に守られていますか?

 普通に考えたら、カウンセラーだって人間なんだから、患者にイラついたり患者の対応に悩まされたりしたら、誰かに愚痴ったり相談したりせざる得なくなると思うのですが…(そうじゃないなら不思議です)

 

 

 

 まず質問をお答えします。
 現場では守秘義務はどのような形で「守られている」とされているのか。
 相談者の話はまず専門職(精神科医、心理士)の間では話されています。逆に、専門家以外の人には話しません。
 例えば家族や家族と称する人が相談者の事情を尋ねたら「本人の許可なしではお伝えることができません」や「そこを知りたいならご本人に聞いて下さい。こちらからは何も伝えることができません」と断ります。
 警察に対しては、相談者が自殺や自殺未遂、他傷の場合のみ話の内容を伝えます。
 また事務員の方とは話の流れで「あ、そうですね。◯◯さん最近あまり調子よくないです」までは話したりしますが、実際何があって調子悪くなったのかを絶対言わないだろう。

 ただ、あなたが聞きたいのはこういうのではないですね。カウンセラーは愚痴言ったり、相談する場合、もちろん専門職同士で話したりします。
 一番いいのは「ケース検討会」です。発表者(カウンセラー)が自分が持つケースの流れをプリントして、ほかの専門職と集まって一緒に討論します。そういう時、カウンセリング始まりの年は「X年」として、二年目は「X+1年」と書きます。実際佐藤さん山田さんではなく「Aさん」と書きます。大田区ではなく「O区」と描いて、「Y小学校」などと書きます。
 さらに学会とかの発表では、架空の相談者を作ります。例えばAさんとBさんとCさんの話を組み合わせて、架空の相談者の体験をして、自分の病気に関する考えなどを話します。
 より日常的な相談もあります。たまたま出会って、話の流れで「実は今抱えている相談者とのケース何だが、こんな感じになって、もうどうしたらいいか結構毎回悩んでます」とか、普通に話します。向こうの相談されている者も、相談者について全く知らない存在でしょう。とは言え、話はしてますね。

 実際現場はこんな感じです。こう見ると、最初の「第三者には決して口外しません」には微妙に守れ切れてないですね。
 私も自分で反省して、私がこれまで働いたことのあるところは、やや底辺だから、そのへんをちゃんとしてないかと思うこともあったが。
 あらためて自分の昔の上司(精神科医)や同僚(心理士)を思い返せば、知識のある常に勉強しようとする人、治療にすごい腕の立つ人、患者さんを思う心は誰にも負けない人、本当に素敵な人達を何人十何人も出会ったことがあるので、私の体験はたぶん底辺の治療環境ではなく、普通の治療現場だと思います。

 以上です。いかがでしょうか?




 次はちょっと質問を読んで感じたことを書きます。
 本当に守秘義務について知りたいのであれば、質問は「本当に守られていますか?」で終わっていいはずですね。
 あなたはそれだけではなく「普通に考えたら」「せざる得なくなると思うのですが…」「そうじゃないなら不思議です」と足してますね。
 実際精神科にもカウンセラーにも不審感などを抱く人は少なくありません。実際怯えたり、恐れたりする人もいます。特に統合失調症の方はそうなりやすいです。
 ただ、本気に怯えている人は上記↑とした文面を書きません。これは恐れてると言うよりも、不審に思ったり、疑ったり、警戒したりする傾向を感じました。
 「そうじゃないなら不思議」と言って、実際私の口を塞ぐような前置きなんですね。そうでも言われてたら、なかなか「いいえ、ちゃんと守ってますよ」なんて私も言いづらい。質問とは言って、結構攻めてますね。たぶん、わざとではなく、無意識的にずっと持っている不信感が漏れ出していたんでしょうか。
 たぶん、カウンセリングを検討している以前から、こういう仕事をしてる人のことに対して不審感を持っているのではないでしょうか?
 
 私も日頃の仕事の中で「前の先生とは、そんなつもりじゃなかったのに、なぜか怒られて、誤解されてました」と誤解されてひどく傷ついた方とよく出会います。もし、私があなたを誤解して、あなたを傷つけたらここで謝ります。ごめんなさい。

 私も回答を書く前にいろいろ悩んでました。普通に回答を書くだけで終わっていいのではないかと。
 いろいろ悩んで、どうしたらあなたにとってプラスになるかと考えて、結局、そういう不審感に関する部分を書き出したほうがいいと決めました。
 もし、不審感が強すぎて、それでもカウンセリングを受けに行ってたら、途中でカウンセラーに対してがっかりして「なんだ、やっぱ私の思った通りだ。全く信用してはならない人達。」になりやすいでしょう。
 不倫の証拠と同じ、ずっと探そうと思えば、きっとそれっぽいものを手に入れます。
 もしそうだったら、決してあなたにいいことではないと思います。
 もし、それでも受けてみようって気持ちになれたら、今私とのように、ずっと不信感を持ってるなどオープンに相手にも伝えたほうがいいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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 今、こんな症状に苦しんでいます。

 とにかく言われたことで少しでも自分に非があることを言われると暴れたくなったり酷いと死のうとするほどくるしくて、頭では聞かなくてはいけないのは分かっているのですが逃げてしまいます。それで相手を余計に怒らせます。言っていることは、私を否定しているように聞こえます。

 また、聞いているつもりなのに聞こえなくなっていたり、相手は真面目な話をしていて私も真面目に聞きたい(聞かないといけない)のに顔が笑ってしまいます。相手には「何で笑っているのだ」と叱られてしまい余計悪循環です。バイト先でも、もっとちゃんとお客さんに謝れと言われて、その時はどういうことか分からなかったですが、あれだけ何回も叱られたことを思い返すと、申し訳ない顔が出来ていなかったのかもしれないと思いました。自分でも悲しい顔、辛い顔をするのが苦手だなと最近気づきました。死にたいと言いながら笑っている時に気づきました。

 また、自分のことを相手に知られていると感じると、どこかで見ているのではないかと外にいても気が気でありません。

 3年くらい前からやる気が持てない状態と、集中力などがあまり持てなくて、周りに心配されてもやろうと言う気になれませんでした。

 最近は、ちょっとした言われたことが刺激になって体中が傷んだり息が苦しくなったりします。夜寝れない日と逆に寝すぎてしまう日があったり、やる気がみなぎっている日でありえないくらいの仕事をこなして次の日に死んだように動かなくなっていたりします。日常生活がこれでは回らないです。日常生活の中で一番困るのは、人と話すのがとても怖いことです。相手の言っていることが途中で抜けるのでまず適当な受け答えしかできないし、複数人の時は頭がまとまらないのか集中できていないのかちゃんと会話に入っていくのが辛いです。記憶の時系列や日にちが頻繁に分からなくなたり時間の感覚が伸びたり縮んだりします。時々知り合いに会うとパニック発作なのか過呼吸が起きてしまいます。よくあることなのかなぁとも思いますが、何だか変な気もします。自分が辛いかと言われたら、それも良く分からないけど多分辛いです。

 

 いくつかに分けて話そうと思います。
 ①何か言われたりすると苦しい
 ②会話の時に頭が抜ける
 ③気分の浮き沈み
 ④まとめ


①何か言われたりすると苦しい
 これに関しては、健康的でパーソナリティが成熟した人ほど、人に何か言われても動じない、影響されないが。多くの人は、動揺したり、不安定になりやすいです。
 ただ、その度合が違う。そこそこ健康の人は、気分を害するが、その場では特に何か不適切な言動をしないかもしれない。あとになって、これに対して多少悲しんだり、恨んだりして、発散すれば特に生活の他の部分は影響されないでしょう。あなたは多分これではないでしょう。
 神経症レベルの人は、その場でいろいろと不都合が生じたりします。例えばあなたの言うパニック発作とか。あるいは耳が聞こえなくなったり、頭が真っ白になったり、それとも自分の怒りをコントロール出来ずに、場所とか関係なく自分の怒りが爆発されたり。
 人格障害レベルの人は、このようなことになると、場面や今までの人間関係を破壊しても構わないように感情が暴き出します。
 話を見てると、神経症レベルっぽいですね。
 人は心に余裕があると、批判されたりとか指摘されたりしても、受け入れやすい。逆に心に余裕がない時は、少しでも言われると激怒します。
 特に40代の方のカウンセリングでよく見かけます。(若い人や思春期の子はなかなか怒り方が分からないとか、怒れない立場で、どっちかというと怒るよりは落ち込むことが多い)余裕がない人は、何か言われるとハリネズミのようにサッと身の針が一気に鋭く固まって警戒したりしますね。時には、本当は心配されたり慰められているのに、それが批判されているように受け取ったりすることも増えます。
 こういう時、カウンセラーの最初の仕事はとにかく褒めることです。下手に褒めたら、それは下手なカウンセラーですね。こういう時は、ちゃんと相談者の素敵なところを見つけて心から褒めることが大事です。十分に褒められたり、周りから認められたら、人は徐々に余裕が出ます。以前よりも、この人のセリフはどういうつもりで言ってるのんか、私のことが心配だからなのか?それともただ私に八つ当たりなのか。など考えられるようになります。

②会話の時に頭が抜ける
 みんな同じ「聞こえなくなる」「頭が真っ白」と言っても、本当に意識が分断されたり、思考が途中でぶつりと切られたりなど統合失調症の人も入れば、急に耳が何も聞こえなくなったりなど神経症の症状の人もいれば、会話に集中できなかったとか発達障害あるいは一般人でもするようなミスのこともある。
 こればかりは実際本人と会って話してみないと、なかなかどのレベルなのか分かりにくいところです。人はそれぞれ体験の仕方は違うし、何より自分の体験を言葉に変換する時の癖もあって、実際の体験を文字で読むのはなかなか想像しにくいかもしれない。
 が、他の部分と合わせて、やや神経症的な健忘なども混ざってあるのではないでしょうか。

③気分の浮き沈み
 気分が沈んだり、やる気がでない、時々死のうかと思ったり、悲しい顔に抵抗があり、この質問の書き方などから、結構気分の変調があるかもしれませんね。
 たぶん、命の危険まではないだろうが、結構これを持って生活するには辛いと思います。

④まとめ
 全体的に見て、かなり余裕がなくて、限界までに追い詰められているように感じられます。
 元々症状というのは、人を危ないものから逃げさせるためのものですね。あなたはすでにいくつか(私の考えでは)神経症レベルの症状を持っているけど、普通の人はこれを理由に嫌な環境や役目から離れるものだけど、あなたは何か離れられない事情をも持っているかもしれませんね。
 神経症レベルなので、精神科医との薬物療法よりもカウンセリングのほうが適してるともされています。
 文面からも気持ちの不安定や、話がまとまらずにやや混乱している部分もあるので、カウンセラーやあるいは信頼できる友だちと今までの出来事を、どんなくだらなくても細かい部分でもいいので、とにかく延々と語り続ければ、あなたが今苦しんでいる症状の解消には役立つと思います。
 ちなみに、「知られてると感じるとどこかに見られているんじゃないか」は典型的に統合失調症の症状だけど、ほかの部分を見れば、たぶん統合失調症ではなく、激しい不調によるものではないかと思いますね。一般の人も急激な不調になると、こうなりやすいです。
 また、こういうのは「反動形成」の作用と言われて、実は自分が満足できるほどの人間関係を持っていないと考えられています。さらに、これまでの体験からいろいろと傷ついたこともあって、人とは仲良くなりたいけど、また傷つくのが怖すぎるなどの気持ちを持っているのではないかとも言われます。
 そういう意味ではなかなか安心していっぱい自分の話を聞く時間を作ってもらう相手を確保しにくいかもしれませんね。
 でも、今回私にこんなに長く手紙を書いてくれるのが、結構勇気を出してよかったんじゃないかと思うし、そうなってほしいとは思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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 うつになった時治るためには、休職する事、病院で診断うけること、突然五年以上付き合いがある恋人がひつようって本に書いてあって。治る奴のパターンはこれだけど治らない奴はこれを揃えられないから治らないんだなって落ち込んでしまう。

 もともと繋がりや助けを求めやすい環境にいたならイージーだね

 

 

 実は最初にこの質問を読んだ時に「む?」ってなった。この人何が言いたいんだろうって。
 ちょうど仕事も入って、少ししてから戻ってあらためて読み直したら、「落ち込んでしまう」のは切実な気持ちなのだろうと、かなり印象も変わってました。

 実は私もこの質問箱やツイッターでは、「休もう」とか「やはり一度は受診したほうがいいかも」とか「安定した長い付き合いの人間関係が望ましい」とか言ったことがありまして、「だからなんだよ」とでも言われた気持ちで、警戒的になっていたかもしれません(笑)
 そこを気づいてから、逆にますますちゃんと返事しようと言う気持ちになりました(笑)

 どんな本で読んだのか分かりませんが、確かに、考えてみれば、私も同じ考えを持っているかもしれません。さすがに「恋人」には限定しませんが、今の時代、そこまで関わってくれたり、逆にそこまで安心して頼れるのは恋人ぐらいかもしれません。
 昔の友達同士はもっとお互いに迷惑をかけあっていたかもしれません。そして親子もいい意味でも悪い意味でも関わりし続けていくものかもしれません。やはり恋人が一番適切だとは否定できませんね。

 あなたに対してどのように話をすればいいかしばらく悩んでいました。
 「神様は公平です」とか「一つのものが周りよりも欠けていなら、きっと他のところで他人が持ってないものを持っているよ」などの言葉についてどう思いますか?
 私は、今の仕事をしていくと、そういうのって真っ赤な嘘だな―といつも思います。
 私自身は恵まれていると思いました。なぜなら私は「◯◯は周りより全然ダメだけど、私は△△に関しては人より優れてる」感覚を手にすることが出来たからです。
 私は昔から綺麗事は嫌いで、たぶんこれもあって、パーソナリティ障害の方とは相性がいいんです。(笑)綺麗事が嫌いだから、平等とか公平とか、きっと報われるなんて理想論は昔から大嫌いでした(笑)

 人によっては3歳で夭折するし、人によっては高校生の時から統合失調症が発症してしまった。人によっては家の中で親に殴られたり、延々と否定されたり、兄の私立大学のために自分が成績がいいのに高卒を受け入れなきゃいけない。摂食障害の娘はいつまでも母親に認められない、境界性パーソナリティ障害の娘は風俗業をやりながら、自分の体をぐちゃぐちゃに切り刻んだり。
 一方、いいものいっぱい持っている人もいます。経済的余裕もあって、両親もほどよく子供に関心を向けている。困った時に兄や姉が助けてくれるし、学校の時代は親友と思う存分青春を過ごした。何より、何より性格が真っ直ぐに育てられて、嫌味なくみんなに優しい気持ちを向けることが出来て、何か言われたら嫌味ではなく、逆に相手のことを純粋に心配したりなどして。

 全然違いますね。

 私は以前ある相談者さんを褒めてました。
私「何か結構よく出来るようになりましたね」
相「いえ、全然」
私「最初の頃と比べて、結構違うんじゃない?ほら、覚えてる最初、◯◯◯だったなーあの時」
相「んー……ん……確かに先生の言ってることはその通りだけど、でも私はそもそも最初のスタートがマイナスだから。分かります?先生。私は最初からマイナスだから、一生懸命頑張ったところで、まだ人のだいぶうしろにいるんです。」

 私はこのセリフに対して、笑って「そっかー(笑)」しか何も言えませんでした。


 最近学んだ言葉だけど、携帯ゲームで「リセマラ」という言葉があるらしいね。
 どういう意味かと言うと、最初にゲーム開始したら、ランダムに装備やステータが手に入るけど、かなり差があって、思ったいいものが手に入れなかったら、ゲームをリセットして、やり直します。そして何度も繰り返したうちに、いいものがランダムに入ったら、初めてゲームを進もうとするやり方が、リセマラと言うらしい。

 確かに生まれた時に持つものと持たないものの差が激しいよね。
 もともとつながりや助けを求めやすい環境にいたらイージーだ。そう。私もそう思います。

 以前摂食障害や境界性パーソナリティ障害について書いた時に、私はこう言いました。人格障害は、探そうと思えば、生まれた敏感な気質や、幼少期の親の養育の傾向などによって、そういう歪んだ部分が育てられやすい。言ってしまえば、全部周りのせいなんです。
 あなたの文を読んで、周りのせいにするような傾向はほとんど感じられません。あなたは自分自身のせいにしやすい方でしょうか?
 ただ、どっちにしろ、代わりに解決してくれる存在はいないんだな

 淋しすぎる現実

 

 

 

 

 

 

 

 

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 強迫性障害と診断されていて、洗浄強迫から鍵の確認から色んな方面に強迫観念が飛び火して悩んでいる者です。以前のことなんですが、暴露療法というものを治療として受けて、効果があり、当時怖かったことがひとつ克服できました。それはそれでよかったんですが、最近気になることがあって、ここのところ、強迫観念を感じるようなときに、前まではこわいこわいこわい!って狂いそうになっていたのに、それがなくなったんです…

 なんて言えばいいのか、恐怖感とか不安が確かに胸の奥底から迫ってくる感覚があるのに、感情としては固まっているというのか、確かに「こわい」のに、「こわい」ってその気持ちに対して見えない壁ができて直接触れることが出来なくなって、ぜんぶがフリーズするようになったんです…(分かりにくくてごめんなさい)

 そこでお聞きしたいんですが、

 1、こういうことって強迫性障害にはよくあることなんですか?

 2、こうなってしまったら、こわいってちゃんと実感できないから、暴露療法ももう効かないんでしょうか…?その場合有効な治療法はあるんでしょうか?

 

 

 

 この質問を答えるには、いくつかの概念を紹介したいとお思います。防衛機制の「隔離」機制、「置き換え」機制、「非現実的不安」や「内面不安」、「認知行動療法」と「分析的療法」

■隔離の機制
 「物事と、そこに含まれている感情を切り離す」防衛機制です。
 例えば、過去にアルコール依存症の方の治療を関わったことがあります。グループで禁酒をやってると、自分だけ禁酒を破ってしまうと、周りに対して大変罪悪感を感じてしまうものです。そしてある時、彼は禁酒を破って、口では「アルコールって本当に飲んではいけないと思う」と言いながら、一口で手にある焼酎を飲み干した。これも自分の発した言葉とそれにまつわる罪悪感を切り離した例です。

■置き換えの機制
 「ある対象に向ける感情を、そのまま向けることが出来ず、ほかの対象に向く」防衛機制。
 例えば、上司に理不尽に怒られて、自分も怒りを感じたけど、怒りを上司に向けたら、怖くなったり、あるいはこれから自分の仕事の継続に不都合に生じるから、家に帰って、この怒りを自分の妻や子供にあたったりなど、置き換えと言います。

■非現実的不安
 目の前に子供が高いところに登って、なんの守りの設備もないのをみて、不安になるのは「現実的不安」です。
 飛行機に乗って飛行機が故障して墜落したらどうしようと、根拠のない不安は「非現実的不安」です。

■内面不安
 その人が心の奥底に抱えている根源的な不安です。例えば鬱パーソナリティの人や、境界性パーソナリティの人は、根源的に「自分はいつか相手に見捨てられる」などのような根源的不安を抱えている。
 あるいは強迫の人は、「自分は絶対どこかミスしてる、親に怒られる」という根源的不安を抱えている。
 そういう不安は、今目の前の環境や相手と直接な関係はなく、あくまで自分が長年ずっと抱え続けている不安だから、内面不安。
 ほかに外部の世界によって生まれる不安は、外面不安と言ってもいいでしょう。ただ、みんなわざわざ外面不安って言葉は使わないですね。ただ「不安」と言います。
 内面不安はその人がずっと抱えてきたものだけど、外部の刺激によって活発的になりえます。

■認知行動療法
 「暴露療法」は認知行動療法の基礎技法の一つです。暴露療法に限らず、認知行動療法そのものは、相談者が実際困ってる具体的な出来事を一つ一つ克服して、その過程の中から自信を再建する療法です。
 認知行動療法のいいところは、すぐに効果が出やすいです。3~6ヶ月もう多少の進歩を感じさせるところです。逆に、悪いところは効果が切れやすいです。カウンセリングやめてから、2年や3年経てば、元通りに戻りやすいです。

■分析的療法
 分析的療法は相談者の内面を探索する療法です。そもそも不安の根源はどのにあるのか、過去に、幼少期にどのような体験が、今の不安を形成したのかを探索することで治す療法です。
 分析的療法のダメなところは、効果が出にくいところです。時には1年間受け続けていたのに、症状の方は何だか全く変わってないと感じることもあります。逆に、いいところは効果が継続するところです。一度に上り詰めた階段から逆戻りすることはあまりないです。

 さて。
 非現実的不安そのもの自体は別に問題があるわけではない。普通の人も非現実的不安を抱えるものです。ただ、非現実的不安によって自分の生活がひどく影響されたり、障害されたら、これは病的となります。
 そもそもなぜ強迫の人は、そこまで非現実的不安を抱えているのか。なぜなら、その不安が内面不安だからです。
 向き合うことが出来ない相手、どうにも解決することの出来ない物事に対する不安を、強迫の人が抱えきれないので、その不安を別のものに置き換えします。
 例えば、かつて新婚で出産を迎えようとする妻と親離れ出来ない母親を持つ男性がいました。母親はとにかくこうするべきああするべきだと言います。妻はそれを耐えられずに、夫に怒りをぶつけます。夫は板挟みの状態で、とてもつらいだけど、「あ、うち?うちは特に問題ないですね。普通の家庭生活です。」「先生、私はこの症状さえ何とか出来れば、ほかのことは全部自分で解決できると思います」など、嫁姑問題を話そうとしない。彼は家庭の解決できない不安を、強迫症状に置き換えました。そしてなんと「症状さえ何とか出来れば、ほかは自分で解決」→「症状を持っている間、自分には問題解決する余裕がありません」と問題解決することから避けていきました。

 このように、一つの症状には、大変な部分だけでなく、実は何らかの形で相談者に恩恵をもたらしている部分をも持っています。
 強迫の人は、幼少期に厳しく躾されたとの通説があります。ただ、他の人と違って、強迫の人の受ける厳しさは同時に愛情でもありました。強迫の人は「つらい」と感じる一方「愛されてる/心配されてる」満足感をももらえました。
 手洗いもそうです。後半まで行くと辛いと感じるけど、最初の部分は「ああーすっきり!」と快感を覚えるものです。
 この葛藤は簡単に剥けることが出来ないので、強迫症状に形成されます。
 認知行動療法での作業は入り口でしかありません。本当に腕のいい先生なら、作業を通してさりげなく相談者の内面に抱えている葛藤を抱えてあげて、取り扱ってあげるものです。
 あなたのカウンセラーは表面的なものしかやってこなかったのか、あるいはあなたが後半に行く前にカウンセリングをやめたのではないでしょうか?
 あなたは前の治療で、不安の感情を隔離することが出来るようになりました。強迫の人はなかなか出来ないことですね。うつの人や解離する人はよくあることですが、強迫の人はなかなか出来ないスキルです。
 出来るようになって、まさに進歩です。ただ、その先にもまだ道が続いています。
 なので、治療法自体の問題ではなく、その先生がちゃんとあなたの内面を扱わなかったのか、それとも十分に長い期間のカウンセリングを通ってなかったのかだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 母方祖父が入院する事になりました病名はガンだそうです。

 余命3ヶ月だそうです。毎日母が送り迎えなどしているようですが、母には男兄弟もいて祖父はそちらの家族とくらしています。そちらの家族に任せた方がいいと思うのですが、私の言葉は受け入れられない。逆にあんたはおじいちゃんのお見舞いにもいかない薄情だ。と涙目でいわれます。

 むやみやたらと同居家族以外が病院にいくのもまずいし、母が無闇に祖父に構いすぎるのも向こうの家族に迷惑だと思うのでやめてほしいです。

 むしろ自分の家族を心配して欲しい。母、兄、私の3人暮らしで家族仲はそれぞれがそれぞれを嫌っています。一人暮らしする余裕がないので実家にとどまっている状態です。

 

 

 

 

 今は「私」は母と兄と三人で住んでますね。本当は一人暮らししたいけど、なかなか簡単に出来ないから、今も母や兄と一緒に生活するのに我慢してるみたいですね。余裕がないのは、お金の面の問題だと理解していいでしょうか。
 兄は何歳なんだろう。兄も一人暮らしが出来ない感じにあまり豊かにできない状況なのかな。

 父親がいないのがやはりちょっと気になりますね。

 自分の家族を心配してほしいというのは、実は今回の件の前からいろいろと問題を抱えているけど、どうもお互い仲良くなさそうみたいですし。これまでは、何とか我慢してきたというか、仕方なく我慢してる感じでしょうか。

 そして今回祖父が入院することで、あまつさえ我慢の多い日常には、また新しいストレスが加えることになった感じですね。
 これまで祖父はずっとおじさん的な人が面倒をみてきたのか。「おじさん」と言わないところは、「私」にとってはあまり親しい親戚ではないかもしれませんね。
 じゃ「向こうの家族に迷惑」と言うよりも、「むしろ自分の家族を心配して欲しい」気持ちがメインだと考えていいでしょうか。

 母は毎日送り迎えして、さらに「涙目」で話すところを見ると、母は祖父のことでかなり内面にいろいろんな感情が渦巻いてるみたいだね。母は自分の両親との仲はどんな感じなんでしょうね。

 「私」は自分のことでかなり精一杯で、余裕があれば、母と兄との三人家族を少しでもちゃんとしてあげようって気持ちを多少持ってるって感じだけど、これは合ってる?

 んー、母の行動にだいぶ気にしてるように見えるね。こう、母のそういう行動によって自分の負担が増えたりとか、こういうのあったりする?
 それとも、実際母はそんなことをしてても、別に現実的な負担が増えるわけではないけど、「私」の中ではいろいろと嫌な感情が湧いてくるんでしょうか?


 話を読んで、頭の中でストーリーを構成する時に、やはり「私」の今の生活と父親がいないところの話しが何より知りたいなーって気持ちが強いかもしれません。それと、母はどんな人物なんでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

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 毎朝、しね、ころせ、くたばれ、しにたい、みたいなことを感じながら目が覚めます。

 朝から暗い気持ちになってしまうのでつらいです。

 

 

 

 その状態がもし長く続いていたのなら、かなり鬱気分が強いと思います。うつ病ではないかもしれませんが、強い鬱気分であることは間違いないでしょう。
 たまに、自分の程度でメンタルクリニックに行っていいのかと申し訳なく話す方もいますが。少なくともあなたの今の状態はぜひ受診してほしいレベルだと思います。

 何か心当たりはありませんか?
 いつからこのようになりましたか?

 私の経験上、大体何かきっかけとなるものがあるんです。転職したり、転勤したり、職場に苦手な同僚が現れたり、上司が変更となったり、引っ越したり、家族に好きだった人物が亡くなったり、自分が一生懸命やり遂げてきたことが誰かのせいによって失われてきたり、長い間自分の気持ちを我慢し続けてきたり。

 日常生活の中で、何事もなかったはずなのに急に泣きたくなったりすることはありませんか?

 一番はやはり信頼できる友だちと相談することです。自分の話をいっぱい話しましょう。同じ話を繰り返してもいいから、とにかく何時間も何時間も自分のあれやこれや、些細なこと、どうでもいいと思っていたことを語りだしてみましょう。そうすると、語っていくうちにどうしたらいいか、見えてくるかもしれません。

 もし、なかなか友だちにそんなに長い時間を頼めないなら、専門なところに相談することもありだと思います。少なくともあなたの今の状態は強い鬱気分があるので、全然相談してほしいぐらいです。
 職場がストレスとなっていたなら、主治医が休職などの診断書をも書いてくれます。
 病院やクリニックのいいところは、保険適用で、そこまでお金が掛からないところです。
 逆にデメリットは、なかなか長時間に対応してもらうのは難しいかもしれません。大体初診は一番お金がかかるけど、ちゃんとしてるところは少なくとも30分以上対応してくれるはずです。
 そしてほとんどのクリニックは薬が処方されます。次回からは、薬の調整がメインとなるので、早いところは3分で一回の診療が終わりますが、いい先生のところは10分かそれ以上時間を掛けてくれます。

 薬が嫌ならカウンセリングのありです。カウンセリングはよくもわるくも薬が出せないですね。そして診断書なども書けないです。そして何より、病院やクリニックの診療よりは高いです。
 その代わり、毎回ちゃんと30分間~60分間じっくり自分の話を聞いてくれます。こっちはお金を払ったから、心置きなくその時間で話したいことが出来ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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