質問箱から
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誰かが自分を好いてくれないと嫌だって気持ちって病的なんでしょうか
好かれるように適当なことを言ってしまいます
同じ傾向でも、程度によっては「病的」とそうじゃないとではかなり違いますね。病的じゃなければ個性と言っていいような気もします。
「自分を好いてくれないと嫌だ」と言っても、言葉使いの癖や判断基準は人それぞれ、この傾向自体で判定することが出来ないですね。
あなたは思うように好かれないと、何か自傷行為でもしましたか?あるいは嫌になって、関係性を断ち切ったりなど相手を困らせてましたか?
一つの職場で長く努め続けることが出来たりしますか?長い付き合いの親友や恋人を持ってますか?
上記の問題を持たず、そこそこ出来たのなら、あなたは病的ではない可能性は高いでしょう。
逆だと病的な可能性がありますね。
質問をみて、「境界性パーソナリティ」「自己愛性パーソナリティ」「ヒステリーパーソナリティ(演技性パーソナリティ)」のことを思い出しました。
教科書では、パーソナリティ障害は「自分は何なのか?」「自分はどんな人なのか?」というものに確実とした感覚を持たないと言われています。
自分はどんな人か、頭で考えれば多少語ることは出来るかもしれませんが、それは「考え」です。
「考え」と「感覚」とは違いますね。
例えば、ある人は「路上で乞食する人はかわいそうだ、優しくするべきだとは分かってますが」これは考えです。かといって、「でも自分はどうしてもそういう人達を同情する気にはなれません!」これは感覚、気持ちです。
同じように、「頭で自分はどんな人か言えるけど」心の中でそのような感覚や気持ちを持つことが出来ません。
そうするとこういう人達は、自分自身でいることができません。自分自身だと自分が無になるから、自分は何者でもないことになるから。相手が必要となります。相手にみられて、相手に認識されて初めて、ああー自分は存在してるって感覚を持つことができます。相手に好かれて、「自分は誰?自分は◯◯さんに好かれる存在です」と初めて自分の存在を感じることが出来ます。
「自分で自分を楽しませる能力」「一人で過ごせる能力」は成長の上で欠けてはならない能力です。これがないと、人はなかなか精神的に大人になることが出来ず、やや子供っぽい性格に留まりやすいと言われています。
境界性パーソナリティの人は、そういう感覚を相手から獲得出来ないと、自分の存在が嫌になって、自分の存在を消そうと殺そうと自傷行為に走ります。
自己愛性パーソナリティの人は、そういう感覚を相手から獲得出来ないと、自分の価値は気づかれていない、理屈を並べて世の中をバカにしたり、相手をバカにしたりして、相手はいかに底辺な存在かと証明したりします。
ヒステリーパーソナリティの人は、とにかく注目されたくて、自分らしさを持たずに、相手の好みに合わせて、テンション上げたり、ありもしないことを相手に合わせて述べたりします。
結局そんなことをしたところで、安心感を覚えて生活することが出来ないことが多いです。
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