皆さん、こんにちは!
ひなたです気づき


 

子どもが学校に行けなくなったとき、
きっと周りの大人は「この状況をどうにかしなければ…!」という気持ちが強くなると思います。

ですが、「力づくで行かせればいいわけでもない」となれば、
どう振舞えばいいのか、どう声をかければいいのかわからなくなってしまうのではないでしょうか。


 

ということで、今日は、
不登校の子どもさんに関わるときに大切にしてもらいたい
「声かけのポイント(心がけ)」を2つ
お伝えさせていただきます。


 

今からするお話は、さまざまな親子関係、友人や家族、同僚など大人同士の関係においても応用可能だと思いますので、
周りの方々とのコミュニケーションのヒントにしていただけたら嬉しいです。

 

それでは早速始めていきますね。

 

 

ポイント①【(子ども自身に)一人で考えさせて、すぐに答えを出させようとしないこと】

 

 

学校を休み始めた(休んでいる)子どもさん達の親御さんは、
平日の朝は悩みつつ、時に少しドキドキしながら

 

「今日は学校行くの?行かないの?」
「どうするつもりなの?」

 

このような言葉を子どもさんにかけることが多いのではないでしょうか。


 

大人側からすると、単に状況確認をしたいだけかもしれませんが、
子どもにとってはこの質問が大きなプレッシャーに感じることがあります。

なぜなら、多くの子ども達の心の中は、「行きたくない/行かない」とはっきり言い切れるほど気持ちが固まっているわけではないからです。


子ども達の心の中を覗いてみたとすれば…
本当は「行きたい気持ちもある」→「でも怖い」→「みんな行ってるから頑張らないといけない」→「でも体が思うように動かない」→「どうしたらいいか分からない」

 

このような葛藤のループにはまっている状態で「行くの?行かないの?」とはっきりとした答えを迫られると、子ども達の心はますます追い詰められてしまいます。


 

その上、人は追い詰められると、一番安全だと感じる道(答え)を選択しようとするので、

子ども達からは「行かない」という答えが出てきやすくなってしまいます

 

 

では、どうすればいいのか?

 

まずは、日々移り変わる子ども達の状態や心情などを確認してあげてください。

 

例えば、
「今日の体の具合はどんな感じ?」
「行けそうと行けなさそうとだったら、何:何な感じ?」
「もし行くとしたら、今は何が一番不安に感じる?」
「どうしたら少し気持ちが楽になりそう?」
など…。

 

このように、子どもの状態を探りながら、
どうしていけるといいか一緒に考える姿勢を見せる
ことが大切です。

 

一緒に考える中で、もしも子どもさんから「今日は○○までなら行ける(できる)かも」という言葉が出てくるようになったら、それは大きな一歩ですので、大いに尊重してあげてくださいね。

 

 

ポイント②【大人が先回りして結論を出さない】

 

もう一つ、子どものはっきりしない態度にしびれを切らした大人がよく発してしまう言葉が、

「そんなにしんどいなら休みなさい」
「いつまでも休んでいないで行きなさい」
などです。

 

どちらも子どもを思っての言葉なのですが、
子どもの気持ちが置き去りになってしまっています


ポイント①でも話したように、子どもが大人からの問いかけに黙っていたとしても、心の中では「本当は行きたい」と思っていたり、「でも、失敗したらどうしよう」と思っていたりするかもしれません。

 

心の中で葛藤しているときに「○○しなさい(した方がいい)」と他の誰かに答えを示されてしまうと、多くの人は自分の気持ちを吐き出せなくなってしまいます


 

そのため、こんな時にも大切にしてもらいたいことは、
子どもの今の気持ちを一緒に探す姿勢です。

 

「どうしたら今より少し楽になれそうかな?」
「まずはどんな方法なら挑戦できそう?」

など、親子で作戦会議をするようなイメージをしてもらえたらいいなと思います。


 

大人が一緒になって考えてくれることを知った子どもは「一人で抱えなくていいんだ」と安心でき

この安心感は少しずつ自分の気持ちを言葉にする力を育んでくれます

 

 

さて、ここまで学校に行けずに悩んでいる子どもへの声かけのポイントを2つご紹介させていただきましたが、いかがでしたか?

 

どちらもポイントは、
「親子で一緒に考える(作戦会議をする)こと」でした。

 

 

子どもが不登校になると、どうしても親も子も孤独を感じやすくなります。
親は「どうしたらいいのか分からない」と悩み、子どもは「迷惑をかけている」と感じてしまっている状態。


そんなとき、「どうする?」「どうしなきゃいけない?」とそれぞれが一人で答えを出すのではなく、

「一緒に考えて進んでいこう」という姿勢を大事にするだけで、相手との絆は深まっていきます

 

そして、お互いに同じ方向を見ているという一体感は、
悩んでいる人(子ども)が勇気ある一歩を踏み出すときの大きな支えになってくれるはずです。


 

今回のブログも、追加で「作戦会議の際のワンポイントアドバイス」の音声をご用意させていただきました。
数分で聞き終えることができますので、ご興味のある方は、ぜひ聴いてみてください。

 

 

 

 

それでは皆さん
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

皆さん、こんにちは!
ひなたです気づき

 

 

多くの方は、毎日誰かとかかわりながら暮らされていると思います。
皆さんは誰かと会話をするときにどのようなことに気を付けていますか?


私たち心理士は、
「人の心」に対してだけではなく「言葉」にも注意を払っていたりします。

どうしてだと思いますか?
それは、発する言葉一つで相手が受け取る印象と言葉が与える力(影響力)が大きく変わってくるからです。


 

ということで、
今回のブログでは、現在執筆中の書籍の中でも少し触れている
「自分の発している言葉が、気づかない間に自分の価値を位置づけている」というお話をさせてもらおうと思います。


例えば、職場の同僚や家族、友人、恋人などとの会話の中で
「私なんてまだまだだから…」
「どうせ私なんか…」
「全然たいしたことないです」
このような言動を無意識に取ってしまっている方はいませんか?


 

日本の文化では謙遜は美徳とされているため、
出しゃばらず、控えめでいることが円滑な人間関係を築くことにつながると教わってきた人も多いと思います。
でも、一度考えてみてほしいのですが、皆さんが発するその言葉を一番近くで聞いているのは誰でしょうか。

それは、他の誰でもない、自分自身なんです。


 

心理学には「自己知覚理論」という考え方があります。
これは、人は自分の発言や態度を観察しながら、「私はこういう人間だ」と自己イメージをつくっていく、というものです。


つまり、「私なんて」と言えば言うほど、
脳は「私は周りと比べて取るに足らない人間である」ということを“事実”として自分の中に刷り込み始めてしまいます

 

さらに怖いことに、私たちの脳は、自分の中で一貫性を保とうとするので、

自分で言ったこと(置いている価値)に合わせて、態度や行動も無意識のうちに寄せてしまったりもするんです。

するとどうなると思いますか?


 

自らが発している言葉によって
「自分の価値を低く位置づけてしまっている」がゆえに

・会議や話し合いの場で自分の意見を飲み込む。
・友人に軽く扱われても笑ってごまかす。
・恋人に寂しい気持ちを伝えられない。


このように、「自分(の発した言葉)で作ったセルフイメージに、行動が合わせられていく」日常が当たり前になってきてしまう可能性があります。
こんな風に人と関わるのは、すごく窮屈で息が詰まると思うので、誰だってこんなコミュニケーションしかできないのは嫌ですよね。

 

 

「自分を下げれば愛される」は幻想

さて、このように他者の前で自分の価値を下げてしまう人の中には、
ある特徴がみられます。

 

それは、どのようなものかというと、

・自分を下げれば、相手が持ち上げてくれる。
・自分を雑に扱えば、相手が丁寧に扱ってくれる。

このようなシーソー的な発想です。

 

けれど、悲しい現実をお伝えすると、実際には逆に働くことの方が多いのです。
 

つまり、自分を大切にしない態度は、「私のことはこのくらいで扱ってもらって大丈夫です」という他者への無言のメッセージとなり、自己評価が低いと他者からの扱われ方もその評価に合わせて雑になってしまうということです。

 

「強く言えない」
「断れない」
「嫌でも笑う」

 

これらは相手への優しさや配慮のように見えて、実は「私は後回しで大丈夫/どれだけ傷つけてもサンドバックになる(怒らない)よ」と、
相手に見下される種を蒔いてしまっている可能性があります。

 

 

誇りは、境界線をつくる

自分を誇りに思うことと、傲慢はイコールではありません。
相手にも素敵なところがあるように、あなたにだって素敵なところが必ずあります。

ここでいう誇りとは、「自分の素敵な部分を認めて、決して人よりも雑に扱ったりしない」という姿勢のことです。


 

自分軸や他人軸のお話でも出てくることがありますが、心理学にはバウンダリー(境界線)と呼ばれるものがあります。
これは、自分と他者のあいだに健全な線を引く力のことで、良好な人間関係を築くのに大切なものであるとされています。

 

適切なバウンダリーのたとえとしては、
・嫌なことは嫌と言う
・無理な頼みは考える時間をもらう/場合によっては断る
・褒められたら素直に受け取る

 

 

このように、境界線がある人は自分の時間や感情を大切に守ることができ、この姿勢は周囲に対しても「この人は丁寧に扱うべき人だ」という認識が自然と伝わっていきます。


先にも書きましたが、
あなたの言動を一番近くで見聞きしているのは、あなた自身です。

 

誰かに認められ、褒められ、愛される前に、
あなた自身が「私は周りの人たちから認められ、愛される価値のある人間だ」と信じてあげることが大切です。
自分の価値を認め、尊重する
ことから始めていきましょう。


それでも、謙遜が当たり前になっていたり、褒められても素直に受け取れなかったりする方もいらっしゃると思います。

「具体的にどんな風に始めたらいいか教えてほしい」という方に向けて、初の試みとして、追加音声をご用意しました!

 

日常生活で心がけやすい方法を5分ほどでお伝えしていますので、
興味のある方は、以下のリンクからお聴きになってもらえたら嬉しいです。

 

 

 


それでは皆さん
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

皆さん、こんにちは!
ひなたです気づき


最近はSNSが普及して、対面よりもスマホ越しに会話をすることが多くなりましたね。

 

日々、いろんな方とお話をさせていただいていると、
このような日常の変化によって、スマホ越しだとテンポよく会話ができるけれど、
いざ対面でのコミュニケーションとなると「何を話せばいいかわからない」
と感じる方が多くなっているように感じます。

 

 

一般的に会話というのは、自己開示や共感、意見交換、ツッコみ、質問など

様々なコミュニケーション手法を用いて行われていると思います。

 

私はこれまで、自己開示や共感、意見交換などについてブログやインスタなどのSNSで発信をしてきましたので、
今日はこれまであまり触れることがなかったコミュニケーションを深めるための「質問力」についてお話したいと思います。

 

 

まず初めに、そもそも「質問」とは「相手を知るため」に存在していて、

 

1.事実確認のための質問(相手の話を深く理解するため)
2.感情に焦点をあてる質問(相手の受け取り方を知るため)
3.未来に目を向ける質問(相手の考え方を知るため)

 

このように、いくつかの種類に分けられるように私は感じているので、
今日はこの3つについて一つずつお話していきますね。

 

1. 事実確認のための質問(相手の話を深く理解するため)

私はいつも誰かのお話を伺う際に、頭の中でイメージをしながらお話を伺っています。


その中で「…ん?」と分からないことや疑問に感じることなどが出てきた際には

「それは○○さんがおっしゃられたのですか?」
「それは具体的にいつのことですか?」
などの質問をさせてもらいます。

 

文字にすると少し冷静な感じの印象を受けるかもしれませんが、
相手の話を頭の中で具体的に想像できるようにしたいと思っている私にとってはとても重要な質問だったりします。

 

また、私たちは感情が少し大きく揺れたりした場面や状況などでは、「いつも」「絶対」「みんな」といった曖昧だけどインパクトのある言葉を使いやすくなるんですが、皆さんもそのような経験はありませんか?

このような場合、「生じた事実」と「その人の解釈」がごちゃ混ぜになっていることが多いので、そこを整理するためにも先ほどのような質問は役立ちます。

 

 

また、人によっては冷静かつ分析的な細かい質問をされると、問い詰められているように感じる人もいるかもしれません。
そのような時には質問の仕方で印象はいくらでも変えることができると思います。

 

例えば、枕詞に「ちょっと今の話、私の理解が追い付かなかったので、確認させてもらいたいんですが…」とつけるだけで、相手が受け取る印象は変わると思いませんか?

 

 

そして、このような事実確認の質問は、質問する側だけでなく、話し手の思考も同時に整理することにつながるため、相手に落ち着きと気づきを与えることもできちゃうんです。

 

 

2. 感情に焦点をあてる質問(相手の受け取り方を知るため)

先ほどの1.では「事実」と「解釈」とを分けるというお話をしましたが、色んな方のお話を伺っていて感じることは、お話の仕方の癖が人によってさまざまであるということ。

 

例えば、起きた出来事と自分の感情をセットでお話される方もいれば、起きた出来事だけを淡々とお話される方もいらっしゃいます。

 

特に後者(起きた出来事だけを淡々とお話される方)のお話を聞く場合には、つらつらと起きたことを聞かされるだけなので、聞き手はその単調さに少し飽きや疲れを感じやすいかもしれません。


 

その場合におススメなのが「感情に焦点をあてた質問をする」ことです。
 

例えば、
「それを聞いたとき、どんな気持ちだったんですか?」
「そのとき、あなたは本当はどうしたかったの?」
などです。

 

特に、先ほどの後者の方などは、このような質問をされて初めて自分の感情や思いに目を向けることになるかもしれません。

 

皆さんはどうでしょうか?
人と話す時に、「こんなことがあってね…」と話しているときに、自分の感情も一緒に話せていますか?

 

多くの人は、出来事はスムーズに話せても、自分の感情(表現)となると、途端にうまく言葉にできなくなったりもします
 

ですが、その人のペースで自分の気持ちに気づき、それを言語化できたとしたら、その人は「わかってもらえた」という安心感を得ることができます。


それに、私たちはどれだけ近しい間柄の関係性の相手のことでも、その相手のすべてを理解できているわけではありません
そのため、その人の気持ちに焦点を当てる質問をして、相手から出てくる言葉に耳を傾けることで、私たちは相手をより深く知っていくことができるようになるんです。

 

つまり、「心の防衛を緩めてくれて、相互理解によって相手との信頼関係を育ててくれる」のが、「気持ちに焦点を当てた質問」ということです。
 

 

3.未来に目を向ける質問(相手の考え方を知るため)

さて、最後の質問の種類になりました。
最後は、「相手の考え方や大切にしている世界に触れてみる質問」です。

 

たとえば
「それじゃあ、あなたは次どうしたいと思っているの?」
「今回は悔しい思いをしたみたいだけど、あなたにとっての理想はどんな状態だったの?」

 

このような質問は、相手が頭に思い描いている世界を言語化してもらう質問になります。
その人がどんな理由で、何のために、どんな手段を用いて、どうなりたい(どうしたい)と思っているのか、というようなことを具体的に知ることができます。

 

 

これも、先ほどの感情を知るための質問と同じく、質問をされた側は、尋ねられるまで気づけていなかったことに気づけるチャンスを得られることが多いでしょう。


そして、自分で考え、選択する(決める)感覚は自己効力感を高めるといわれていますので、このような未来への質問は、話し手のこのような感覚を取り戻すきっかけにもなるんです。

 

 

さて、ここまで私の考える3種類の質問についてお話してきました。
どうでしたか?
質問に秘められた力を少し理解していただけたでしょうか?

 

 

ただし、質問は使い方を間違えてしまうと“詰問”になってしまうので、使い方にはくれぐれも気を付けてくださいね。

 

・正解に誘導する質問
・自分の意見を言うための質問
・責めるための質問

 

このような質問は、相手を追い詰めることになり、信頼関係にも亀裂を生じさせてしまうかもしれません。

質問は相手をコントロールするための道具ではなく、相手の世界を知り(に触れ)、尊重するためのものだということを
どうか覚えておいてくださいね。

 

 

コミュニケーションと聞くと、「うまく話せる」かどうかが重視されがちですが、意外と「うまく聞ける」かどうかも安心感や信頼感を大きく左右するように私は感じています。

また、職場や学校、家庭、友人関係、恋人関係など、さまざまな人間関係において、この安心感があるかどうかで関係性は大きく変わるのではないでしょうか。


この「うまく聞けるかどうか」の差を生むのが、今日お話しした「質問力」です。
皆さんもぜひこれからは、相手の思考を動かす“スイッチ”を押せる、質問が上手な人を目指してみませんか?

 


それでは皆さん
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!