早速来たね!! 昨日のインプレッションで期待度星5を付けた「Stifled」ですよ。E3の時から注目していたからリリースが早かったのは嬉しいね。

 

んで、早速3時間ぐらい遊んできたんだけど、ちょっとした問題が発生して進行があまり捗っていないね。

 

そして実際にプレイして感じたのは、良くも悪くも想像していた内容とは全然違うゲームだった。

 

うん、じゃあ感想を書いていくよ。

 

 

見出し概要

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購入先:北米ストア

ジャンル:ホラーステルスゲーム?

言語:日本語非対応

コントローラー:デュアルショックのみ

視点:常時一人称視点

移動方式:自由移動&カクカク方向転換

 

 

 

見出しPVと違う世界観に困惑

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ゲームを起動すると音声に関する設定画面が現れたね、しかも単なる音量の調整とかではなくて、マイクのインプットレベルに関する設定。音を使ったゲームだとは聞いていたけど、まさかマイクを使ったゲームだとは思ってもみなかったから驚き。

 

うん、とりあえずデフォルトのままでゲームをスタート。その後メインメニューでVRモードに切り替え。どうやらTVでもプレイ出来るゲームみたいだね。

 

そして、VRモードに切り替わった瞬間に感じたのは画質がかなり悪いね。PVを見る限りではワイヤーフレームのようなグラフィックのゲームだから、線はシャープの方がいいと思うけど、まぁ仕方ない。

 

(マイクの調整が。声を出すと中央のフェーダーが動くね)

 

(この時点ではまだシネマティックモードだね。VRモードに切り替え)


よし!! そんな感じでいよいよゲームスタート。【ニューゲーム】を選択するとPVで見た映像とは全く違う普通の部屋が現れて困惑。やっぱり謎ゲーだわ。

 

操作の感触を確かめるために、色んなボタンを押しながら部屋の探索を開始。移動は左スティック、方向転換は右スティック。視線でオブジェクトをロックしてを調べたりも出来るね。この辺はかなり普通のVRゲームなんだけど、ちょっと特殊なのはL2ボタンでしゃがむ際に暗転によるカット無しで映像が下にスクロールする事だね。普通のVRゲームでは酔い対策のためにこういう動きは使わないんだけど、「Stifled」では大胆にそれを取り入れている。

 

(こんな映像が現れるゲームだとは思わなかった。普通の洋室)

 

(オブジェクトの詳細を調べる事が可能)

 

うん、部屋を探索していて気付いたのは、とにかくありとあらゆるオブジェクトを調べたり、戸棚や引き出しを開ける事が出来る事だね。ただ、特にイベントが発生したりはしない。

 

そして、この時点で早速音を使った演出が現れる。レコードの音、シャワーの音、振り子時計の音、ピアノの音。使われ方はやっぱりホラーだね。中々怖いよ。

 

吹き抜けの2階から下を覗くとピアノを弾いている女の人がいて、階段を降りて彼女に会いに行くとその姿は無い。代わりに人形がピアノの前に座っていたりと、映像的にもベタなホラー演出が詰め込まれている。

 

(ホラーハウスの定番。汚いバスルーム)

 

(吹き抜けから下を覗くとピアノを弾く女性が。下に降りてみると…)

 

(彼女の代わりに人形が…)

 

 

 

見出し線画の世界

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うん、そんな感じで屋敷の庭を探索していると、玄関の方からチャイムの音が。恐る恐る玄関に近付くと突然光の中に吸い込まれて、そこには横転した車が。英語でストーリーがわからないんだけど、おそらく過去の記憶とか回想とかその辺だろうね。

 

車を離れて道に沿って歩き出すと、プレイヤーのいる世界が変化。ついにPVで見てきたワイヤーフレームの世界が現れたね。

 

(ここから本当のゲームがスタートするね)

 

このワイヤーフレームの世界は「ローディングヒューマン」の記憶を繋ぐミニゲームに似ている映像だね。ただ、ビートに合わせて波紋が広がるように光の輪が広がっていくのが特徴的。

 

しばらく道なりに歩いていくと、赤ちゃんの泣き声が響き渡る。すると、ゲーム開始時から画面の中央に表示されている心電図の波形のようなものが突如赤くなって激しく反応しだす。どうやらプレイヤーの身に危険が迫っていると、この波形が反応するみたいだね。

 

(中央に表示される波形。プレイヤーの身に危険が迫ると激しく反応する)

 

そんな感じでパイプがひしめく地下水路を進んでいくと、足場が崩れてさっきの泣き声の主が姿を現す。よちよち歩きの不気味な赤ちゃんだ。パイプに阻まれてこちらに接触する事は出来ないけど、赤ちゃんに近付くとワイヤーフレームの世界が真っ赤になって波形が振り切れそうになる。

 

うん、実を言うとね、日記の冒頭で書いた問題っていうのはこの部分の攻略なのよ。ここがどうしてもクリア出来ない。

 

配管の隙間を潜って赤ちゃんから逃げて先に進むのはわかる。ただ、赤ちゃんがすごい勢いで追ってきて、どれだけやっても振り払えないのよね。

 

(中央に赤く写っているのが赤ちゃんだね。スクショの右下の隙間を潜って進む)

 

(ところが、赤ちゃんに捕まってゲームオーバーになってしまう)

 

 

 

見出しデフォルト設定の落とし穴

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おそらく攻略の鍵になるのは床に落ちている石だと思うのよね。これを投げるとほんの一瞬だけど、赤ちゃんがそちらの方向を向くのよね。

 

ただ、それではどう考えても時間が足りない。すぐに赤ちゃんに捕まってしまう。

 

う~ん、音を使うゲームだから、BGMやSEに何か仕掛けがあると思って注意深く聞いてみたりしたんだけど、突破口には繋がりそうもない。

 

結局、2時間近く立ち往生した挙句、どうしても攻略法がわからずついにYouTubeで外人のプレイ動画を検索。

 

すると…

 

なんか違うゲームやってね?(笑)

 

赤ちゃんが全然近付いてこないし、石を投げるとそこに向かって赤ちゃんが走っていく。

 

これはおかしいと思って、再度マイクの設定を確認。設定をデフォルトから変えてみると…

 

全然違うゲームになりました。

 

うん、どうやらデフォルトの状態だとプレイヤーが常に音を発しているようで、これによって背景が表示される代わりに敵に見つかってしまうらしい。

 

ここでわかった事は、この「Stifled」はステルスゲームのような内容で、音が鳴っている場所でだけ背景が表示されて、無音の場所は暗闇になる。音が止むと世界は再び暗闇に戻る。

 

例えば、遠くで滝が流れていると、その音に反応して滝の周りだけ映像が表示される。プレイヤーが歩く小さな足音でその周囲だけ映像が表示される。そんな感じ。

 

映像の表示範囲は音の大きさに比例していて、大きな音を出せばそれだけ広範囲の世界が現れる一方で、敵がその音に反応して音の鳴ったポイントに近付いていく。

 

(投げた石の音に反応して世界が浮かび上がる。ぶら下がった檻の中に敵がいるね)

 

(これは足音に反応して敵が急接近している状態)

 

うん、予想していた通り特殊なゲーム性だね。プレイヤーは石を投げてそこに敵を誘導しながら、息を殺してダンジョンのゴールを目指す。「ロビンソン」のプラネタリウムによく似ている内容なんだけど、こっちは周囲が暗闇だからね。より計算して行動する必要がある。

 

この独自な感覚は「スーパーホットVR」にも近いとも感じる。もちろん実際の操作やゲーム性は全然違うんだけど、スピードよりも思考力が試される点では共通点も多いと思う。

 

その後、何度かゲームオーバーを繰り返して、二人組の敵が挟み撃ちにしてくるポイントまでは到達。難易度は中々高いと感じるね。

 

因みに、ワイヤーフレームのステルスステージの合間に、普通のグラフィックの部屋を探索するチャプターが挟まれるね。普通の部屋を探索→ワイヤーフレームのステルスゲームを交互に繰り返していく構成みたい。

 

(「ドント・ノック・トゥワイス」を思わせる檻がぶら下がっているステージ)

 

(敵に追われる事のない探索パート。ここもしっかり怖いのよね)

 

 

 

見出し現時点での感想まとめ

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うん、オリジナリティーに溢れる野心的な作品である事は間違いない。常に緊張感がある素晴らしいアイディアで他のホラーゲームとは全く違う世界観を作り出している点はかなり評価出来る。

 

ただ、面白いか?と聞かれると…

 

普通かな(笑)

 

音を使うといえば確かにそうなんだけど、聴覚より視覚に頼るゲームな事は間違いないし、マイクをもっと有効活用する方法はあった気もする。

 

あとはアイテムか何かを用意して、敵を誘導するパターンや暗闇を明るくする方法を増やしてもいいかもしれない。

 

ただ、その辺は今後出て来る可能性もあるね。今日は正しい設定を知らなかったからあまり進行していないし、今後の日記でまた色々書いていくよ。

 

とにかく、ちょっと変わったホラーゲームがやりたい人にはお薦めだね。北米アカを持っている人にはプレイして欲しい一本。