「目の前に表現できる舞台があること。それは、もう二度と返ってこない一瞬であるということ。だから、表現できる今に目一杯感謝して、滑りたい」

  


スピードスケート 平壌オリンピック

         金メダリスト 小平奈緒 選手



夢に向かって頑張り続けるって、とっても素敵だけど、困難にも見舞われるもの。一瞬一瞬の誘惑に耐えながら、一歩一歩進むの。


心理学者のアルフレッド アドラーは「強く見せる努力は止めて、強くなる努力をすべきだ」と言い、自分が弱いなと感じる気持ちや、劣等感を強がりで隠そうとするのではなく、弱さと向かい合い、本当に強くなっていく事が大切だと考えました。


弱さを覆い隠すために、強いふりをして誤魔化すのではなく、弱さを乗り越えるために努力するあなたは、とても強いの。


今の結果にとらわれず、頑張っている今を誇りに、少し先の未来の舞台のために、強くなっていきましょう。


あなたのための瞬間も、きっとあるはず。




「目標に向かって頑張ることの大切さ、それを続けることの大事さ。自分一人じゃ何もできない。周りで支えてくれる方、一緒に頑張る仲間がいた。それを学びました。」


千葉ロッテマリーンズ  佐々木郎希 選手


 今抱える心の痛みは、どこから来たのか考える時ってあるもの。


お母さんがこうだった。


お父さんがこうだった。


自分は内気だから。


勝ち気だから。


だからこうなった。


 心理学者のアルフレッド アドラーは「もっとも重要な問いは『どこから』ではなくて『どこへ』である」と考え、なぜ勇気を出して思い通りに生きれない、痛みの起因を探し出すことに時間を費やすより、目的を明確にして行動し、問題を乗り越えていく事が大切だと考えました。


 傷ついたのは事実。その傷は今もきっとあなたを苦しめる。でも、その先に素敵なこともあるはず。思い描いていた目標に少しずつ近づくことだってできるの。


不安でも、元気がなくても、あなたはダメじゃないし、未来もちゃんとある。


きっと大丈夫。




「小さい者がデカイ相手に勝つところを、それを証明したい」


    ラグビー 日本代表 リーチ マイケル選手



 優位になる要素って、恋愛、スポーツ、勉強、仕事、全部のことである気がするもの。 


綺麗な方がいい。


背が高い方がいい。


頭が良い方がいい。


器用なほうがいい。


 他者と比べる行為を心理学者のアルフレッド アドラーは建設的な行為と考えず、「相手を他人と比較してはいけない。ほんのわずかでもできている部分を見つけ、それに気づかせることが重要だ」と言っています。

 

 確かに勝ちやすく、輝きやすくさせる特徴ってあるもの。でも、時間をかけて自分の良さを磨いていけば、不器用さだって輝くはず。


 「ほんのわずかでもできている部分」を時間をかけて鍛え上げ、リーチ マイケル選手は夢を実現させています。

 

 できない部分を見続けて落ち込む時間に捉われすぎず、できる部分を磨く時間も大切にしてみましょう。




「懸けられるわ、私が私であるためだもの」


呪術廻戦 釘崎野薔薇


誰にでも大切な人や、ものってあるもの。

 

惹かれた理由は些細でも、大事にしていくうちに、少しずつ自分ができていくの。


心理学者のアルフレッド アドラーは「困難を乗り越える事が、勇気、自己尊敬、自己知識を得ることにつながる」と考え、難しい状況を乗り越えていく事が、自己形成に関わると言っています。


好きを大事にするのって、キラキラした気持ちだけじゃなくて、大変さも経験するもの。でもその大変さを乗り越えていく事で、今まで持っていなかった勇気を得て、自分を前より尊敬できるようになるの。 そして自分のことももっと理解できる。


大切なものと一緒に過ごして、成長していくってとっても素敵。



失敗って誰でも避けたいもの。

傷つきたくないし、誰かにも笑われたくない。

出来るだけ安全に、みんなと同じようにしていたい。

心理学者のアルフレッド アドラーは「人は人生の敗北を避けるために、あらゆるものを利用する」と考え、失敗や失う事を恐れる気持ちの、行動へに影響力を伝えています。

非難を恐れるあまりに、涙を。
力を失うのが怖いあまりに、誰かを阻害。
嫌われるのが怖いから、気持ちに蓋。
悪口が怖いから、言われるまえに悪口。

自分でも気がつかない方法で、いつも自分を守るもの。

傷つくって怖いけど、そんなに怯えなくていいのかも。
非難されて新しい事が見えたり。
誰かの活躍で自分も学んだり、時に少し楽ができる状況が生まれたり。
そんなこともあるから。

あなたの悪口を言う人は、あなたが羨ましいのかも。

「怖い」を変えてみれば、もっと毎日が輝くはず。

あなたはあなたらしく。






考えに違いがあると、がっかりするもの。


自分が思っていたことや、信じていたことと違う事を言われると、なんだか裏切られたような気になったり。


心理学者のアルフレッド アドラーは「自分と違う意見を述べる人はあなたを批判したいのではない。違いは当然であり、だからこそ意味がある」と言い、異なる意見は批判ではなく、考えの違いであり、そこから考えを深めていく事が大切であると考えました。


親しい人、信じていた人に自分の考えと違う事を言われると、なんだかチクチク、イライラするものだけど、そんな時こそ相手をもっと理解する、そして自分をもっと理解する機会にしてみましょう。


違った考えが集まって、素敵なものができるはず。




嫌われたと思う。


絶対笑ってる。


変なこと言ってしまった。


心が痛くなる考えが、くるくるまわってどうしようもなくなる時って、苦しい時間。


心理学者のアルフレッド アドラーは「どのように感じるかはあなた次第だ」と言い、出来事を良く捉えるか、悪く捉えるかは、それぞれの選択だと考えました。


人って悪く考えるようにできているものだけど、不安になったり、自分を責めたりってあまり楽しくないもの。せっかくだから、自分が楽しくなるように解釈してもいいのかも。


きっちりとした意見で、尊敬されたかも。

楽しい人って思われたかも。

もし今日喧嘩していても、今度はもっと仲良くなるかも。


ぐるっと回って、何が素敵なことに繋がっているかなんて、わからないもの。自分を責めずに、未来に期待。




自分なんて、何もできない。

 

何も価値なんてない。

 

私なんていなくても、同じ。

 

意地悪な言葉が頭をまわる時って、あるもの。

聞いていると、不安になるし、心が痛くなってくる。

 

心理学者にアルフレッド アドラーは「どうしたらみんなを喜ばすことが出来るかを、毎日考えるようにしなさい。そうすれば憂鬱な気持など、吹き飛んでしまいます。反対に自分のことばかり考えていたら、どんどん不幸になってしまいますよ」と言っており、自分だけの世界に囚われず、他者のことを考える事が、安定した精神状態をもたらすと考えました。

 

歩道や点字ブロックの上を、スマホを見ながら歩く事を、視覚認知に難しさを抱える人の安全と歩きやすさのためにやめてみる。些細なことと思うかもしれないけれど、誰かに安全と安心をもたらす事ができる、とっても意義にあること。 

 

誰かの幸せを思うことって、些細な優しさや気遣いの積み重ねなはず。

 

あなたの優しさは、世界をもっと素敵な場所にして、あなたにとっても住みやすい場所を作り上げるの。

 

 

 

「自分の気持ち次第で幸せは毎日転がってる」


           映画 塔の上のラプンツェル

心って、一つの気持ちで一杯になりやすいもの。落ち込んでいる時は、悲しみに支配されて、全てが灰色に見える。


心理学者のアルフレッド アドラーは「どのように感じるかはあなた次第だ」と考えました。物事の見方を変えることで、一つに出来事を、最高と感じることもできるし、最悪と感じることもできると。


あなたが感じている感情は、あなたのもの。悲しい時は、悲しいし、辛い時は辛い事は本当。


少し落ち着いたら、違う見方ができないか、探してみましょう。そして、落ち込ませた出来事じゃない部分にも、目を向けてみましょう。あなたの世界は何か一つだけじゃなくて、多くのことでできているの。 


灰色に見えていた世界の中に、輝きもあるはず。




「この塔に残ることもできる。でも、そう、行くのよ。」

       映画 塔の上のラプンツェル



どっちに進もうか、迷う時って怖いもの。

一つ一つの道のいいところも、悪いところも思いつくから。


心理学者のアルフレッド アドラーは「人生最大の危険は、用心しすぎることである」と考えました。あなたにとって一番いい道は、あなたが一番知っているはず。  


例え間違っても、大丈夫。やり直せるから。

信じた道に一歩前へ。