門松絵馬2024年!甲辰(きのえたつ)!!あけましておめでとうございますお年玉鏡餅

 

令和ももう6年目に突入。早いものですね。

 

実は、元日に記事を上げようと思って作成は着々としていたのですが、元日早々にあのようなことが起こり、完全に気持ちが萎えておりました。

このようなとき、正直どのような気分になればよいのか、どのように振舞うべきなのかわからないです。まぁ考えても無駄なことだと思いますが。

 

そう、

 

 

考えても無駄なので、仙台の街なかに出てみることにしました。

 

 

東日本大震災から13年、あの震災を乗り越えた人たちなら、何か答えを持っていそうな気がしたから。

 

経験した者しか言えないこと、言うべきでないこと、それは確実にあると思います。

これもまぁ、今この時期に言うべきなのかはわかりませんが、こういう自然災害といったものは、経験していない者もなかなかきついです。

今回の元日早々の震災でも、安否が心配な知人はいますし、だからといって何ができるでもないし。地域的に近いと、次はこちらにも来るかもしれないという危機感も尚更でしょう。

また、近年はあまりに震災が多すぎて、自分以外皆被災経験があるなんてざら。特に周りから責められたことはないので完全に自分で自分を追い込んでいるだけですが、「やっぱり自分は肝心なときにいない人間なんだな」「非常時に役立たない人間なんだろうな」と感じたりします。地震の教訓もいまいちピンとくることができないし、災害の程度を肌で感じ、程度に応じて適切な避難の判断をすることもできません。

メンタル面に関しても、こちらが想像し得ないトラウマを抱えていることを前提に周囲とは関わるので、地味にくるものがあります。どれだけ気を遣っても「あなたは何も知らないだろうけど」と言われると「・・・だよね。君の代わりに私が経験するのが一番だったかな」という思いが頭をよぎる。そういう問題じゃないよねって頭では理解しているし、経験したいとも思わないけれど。

 

 

ともあれ、自分の中にないものを延々と自分に問いかけていても答えは出ない。ないものはないとして、持っている人に教えてくださいと乞うしかないんだ。

 

 

街なかに出たのは、旧伊達藩の伝統行事である仙台初売りが行なわれると聞いたから。伊達武将隊の演武と福飴配りもあるとのことで、もともと興味はありました。

 

全力で楽しんできたので今回写真はないのですが絶望 初売りに関しても、いわゆる“通常開催”となったのはコロナ禍が明けて4年ぶりとのことで、非常に活気づいていました。伊達武将隊の演武はもちろん、浅野祥さんによる津軽三味線の路上ライブ、老舗店舗内における三味線・和太鼓・尺八の本格演奏など、とにかく派手!伊達!!でした笑

津軽三味線や東北の民謡は、やはり、これまでいた地域では馴染みが薄いというか、自然と耳に入ってくるものではないので、今自分が東北にいることの醍醐味を感じました。特に、それを生演奏で聴くことができたのは感激。

 

 

そして、私の問いに対する答えを、商店街の人たちは教えてくれました。

 

東北も13年前に被災したが、それを踏まえて感じていること。

 

被災していない人にはいつもと変わらない日常を送ってほしい。楽しいことがあるなら全力で楽しんでほしい。だから私たちも楽しむ。だから予定通り初売りを開催した。

つらい人は確かにいるが、つらい人にできることは何かを変えることばかりではない。

どんなに変わってしまっても、変わらないものが存在すること。それがとても大切で、揺るがない、変わらないものがあると知るだけで、安心できることもある。

 

これが、経験ある人が至った答えなんだな、と思いました。

 

 

似たような言葉はSNSでも何件も見ますが、説得力がやっぱり違う。

また、身内だと距離が近すぎて「あなたはあのときいなかった」「あなたは何も知らないのに」という感情的な部分が先に来てしまいますが、少し距離のある、ただ、血の通った人間の言うこと、そして“総意”に近いことが次の行動の指針になる。

 

初売りに来た人たちが“総意”とはさすがに思わないけど、でも、傷を傷のまま終わらせず、前向きに経済を回していこう、それが今の私たちにできる精一杯のこと、という信念を持つ人が多いことを感じました。

 

 

新年から色々と考えさせられました~~・・・そして明日から仕事。

石川の職場は恐らく通常運営できないでしょう。

いつも思いますが、こういうときこそ宮城の職場は通常運営でいなければ。そういう意味では確かに「変わるべきではない」と思いました。

 

 

 

辛気臭い話ばかりなのもアレなので・・・

 

2024仙台の初詣の寺社は、お寺は仙台四郎を祀る寺院として有名な三瀧山不動院(みたきさんふどういん)神社は恒例のお気に入り仙台東照宮でしたー!仙台四郎、初めて見たときは、だっ、誰???ってなったけど、熊本でいうおてもやん並みに仙台を代表するシンボルかつ福の神らしい。

 

クリスロード商店街にある三瀧山不動院の入口と仙台四郎さんの羽子板。

 

12月は羽子板のところが三太四郎だったのよ。

 

 

 

 

 

仙台四郎のお守りストラップと災除守。厄年なもんでね・・・

 

 

 

 

いつものお気に入り東照宮。

 

 

 

辰歳守。そう。更に年女でもある。なので、何かでっけーことある予感ビックリマークと思ってたら何よあれ・・・

 

 

 

心労ばかりが募る幕開けでしたが・・・

良い年になることを願っているぞ2024年!!

 

あと、改元とお寺造営は私も賛成ですw笑い泣き