またまたご無沙汰しております。でうくでーす。
コロナ禍でリモート飲み会などがメジャーになってきている昨今、われわれが2017年に行なった遠距離デートは、かなり先駆的な取り組みだったのだと思います。
そのときの記事はこちら
さて、今回は例のミュシャメンバーで、リモート飲み会ならぬリモート映画鑑賞会を行ないました。題材は、B級サメ映画で有名な『シャークネード』。
いやあ、さすがミュシャメンバー。映画の選択が秀逸です。
ただ、私は音声会話が苦手なのと、動画配信サービスの登録をケチったので、チャットによる参加とメンバーらの実況からシャークネードのストーリーを想像するというミッションを自らに課していました。
ここで、忘れられていると思われるのでミュシャメンバーの紹介。
(若干シャークネードのネタバレあり)
<行動派>
N:今回のリモートデートの発起人。最終的な映画のチョイスを下したのも彼女。彼女がいなければシャークネードを一生観ることがない人がいると思われる点でサメ映画の功労者。東京でペットボトル飲料を買えない熊本県民。ゲームが好き。
私:以前、動画配信サービスにお試し登録した時に無料期間内に解約することを忘れてしまい、1ヶ月分の支払いが発生してしまったため今回の登録をケチった。一週間フレンズなので登録したこともすぐ忘れてしまう静岡県民。ワインのコルク開けに30分かかる。
H:ミュシャ展の参加者ではないが、歴としたミュシャメンバー。リモートデートの前日に新型コロナワクチン接種を受けており、副反応による満身創痍状態で参加。トイレとの行き来で席を外すことが多く、トイレから生還したときには人がトルネードで宙を舞っていた。東京都民だった時期がある熊本県民。
M:相変わらずのリア充で今度結婚式を挙げる。地獄耳。涼しい顔して脳内はカオスにまみれた千葉県民。地獄耳ゆえ情報を豊富に持っており、シャークネードも事前履修済。名前が明らかになった人物から消されてゆく法則と、マットがケツアゴであるという事実にいち早く気づく。
Y:5人の中でもきっての頭脳派。頭脳派すぎて最近お疲れ気味。フィクサー業も楽じゃない。神奈川県を征服するまであと少し。シャークネードでは名前が最初にわかった登場人物ジョージへの愛着が凄まじく、ジョージがいなくなった後の鑑賞のモチベーション低下が半端なかった。その後に続々と登場人物の名前が判明するも、彼女のモチベーションを回復することはできなかった。
<頭脳派>
彼らがシャークネードを鑑賞している間、私はグループ電話のスピーカーをオンにしていたのですが、ところどころで断末魔の叫びと思われる声がスピーカーを通じて聞こえてきて、シャークネードとはさぞや精神を震撼させるホラー映画なのだと思いました。
彼らの話から情報をまとめてみると、シャークネード(アメリカサメ)とはどうも道路や空中、家および車、そして果ては宇宙など、日本のサメと違ってどこにでも生息するようです。そして、ヒトを捕食対象とするので、食物連鎖の頂点に座する人類の最大の敵。この、人類史上最恐のサメに対抗するには、チェーンソーでサメの頸(くび)を切断する必要があるという若干鬼滅の刃じみた方法がある模様(完全なる想像)。そして、仮に人間がサメに喰われたとしても、丸呑みであればピノキオみたく腹の中で生息することができるようです。真名を知られると死亡率が急上昇するのは、Fateと共通する部分もあって共感できる日本人もいるのではないでしょうか。
サメと関係ないところでいうと、アメリカ人はどうも手足を負傷すると口から血を吐くそうです。われわれ日本人とは少し違った体のつくりをしているようですね。あと、ドリンク置き場と定められた場所に食べ物を置くなど、アメリカ人の大らかさを象徴するシーンがあることが印象的でした。そして、天気が鬼のようにコロコロ変わる。また、外からサメが家の中に突っ込んできているのに、家の中は水浸しになっても外には全く水の形跡がないそうで、物理法則の認識も改めなければならないかもしれません。
結末は「最高だった!」とのことで、どうやらハッピーエンドだったようです。一方で、90分間ずっと同じ話の繰り返しとの感想もあり、繰り返し襲われることに慣れた人類が桃太郎ばりにサメをコテンパンにのし、最終的には駆逐したというのがストーリーの展開みたいですね。その割に第2弾、第3弾と映画は続いていくようですが・・・
とても壮大なお話のようでした。
新型コロナ流行以来、なかなか熊本にも帰れずみんなにも会えずで鬱屈した状態が続いていたのですが、久しぶりにゲラゲラ笑ってかなりの栄養補給になりました。
また、メンバーの元気な(一人満身創痍でしたがそれでも元気な)声を聞くことができて良かったです。
明日からの長期休み明けの仕事も、頑張りたいと思います。