歌仙兼定に恋をする久兵衛さん。
しかし、久兵衛さんが生きていた時代は歌仙兼定は細川家になく、同僚の柏原が、同僚の柏原が何故か持っとったんやで。(柏原家は江戸初期における細川家家老の家柄で、3代藩主・綱利(1643~1714)より下賜されてから明治30年頃まで歌仙兼定を保管していたのだという) 寄越せ柏原。
土方が兼定を持っていてキレるのは、ココでもお前と被る要素があるのかというショックと羨ましさから。別に、土方が持っているのも歌仙ではないけどな。
藩主の前でも澄ました態度を崩さない人にしたら、内面のデレが激しいことに。。。
こんな感じで、久兵衛さんの設定絵は時間のある時にぽこぽこ描いています(拡大&詳細は別ページに作りました)。小説第3弾としてはいっちぎょうも進んではいませんけれどね。毎日が戦いだと二次元にまで戦いの要素を持ち込みたくないの、理解した。
これまでは日常系アニメとか退屈で寝てしまっていたんですけど、最近はホッと癒されて気づいたら見ています。日常系アニメが人気の裏には、皆さんの精神の死屍累々が転がっているのだと思うと・・・!あと、日常系はキャラクターがそれぞれ本当に際立っていて魅力的で、逆にいうとキャラクター設定ができていないと話が成立しない高度な技術なんだなと思いました。これまで私はストーリーの方をガシガシ進めていきたい気持ちが強く、キャラクターを深めてしまうとキャラクターが主張しすぎてストーリーが進みにくくなるデューキストの法則があるのでキャラ設定はあまりしなかったのだけれども、デューキストの法則その実もう発動しているし、第一弾と第二弾という下地もあるし、冒険してみようかな。第三弾はとにかく省ける場面は省くこと、既出のキャラクターとの関係性を深掘りする形で書くことを目標にしたいと思っています。
これまでのように小説を書き進めながら展開を考えていると絶対に挫折するので、メモでもいいのでイメージをまず外に出すことにするよ。・・・あわよくば、小説として書けなくても誰かがこのメモを拾って何かしら形にしてくれるかもしれないし(←他力本願)
ただ、池田屋事件は幕末×熊本の偉人シリーズ共通して書いてみたい。
だって、新選組の内部にもいて(しかも幹部!)、新選組に殺されてもいて(しかも首魁!)、そのうえ藩ぐるみで新選組と関わりがあったという三拍子揃ったのは肥後しかありませんよ!
久兵衛さんとか、慶応元(1865)年10月には何故か会津公用方に呼び出されて、
「将軍・徳川 家茂の将軍職辞職問題」の批判をしていた近藤新選組局長に
「義理(筋道)の通り、従容として処置するのが至当なことだ。過激なことは決してしないように」
と警告しています。
なんで会津公用方の方がそれを言わないのŧ‹"ŧ‹"(´ч`)ŧ‹"ŧ‹"
さすが肥後藩のピンチヒッター。
沖田・武田・伊東訪問の件もあるし、この頃の久兵衛さんは新選組とかなり関わりがあったようだ。という訳で新選組の七光りゲット(爆)&今度は隊士からでも志士からでもない第三者から見た池田屋事件の描写ですな。
実際は久兵衛さんは禁門の変に合わせて上京しているので池田屋事件の対応などはしないのだけれど、そこは・・・ね?(爆)
そうすると、その時期は彼と同じく長州藩の京都留守居役で桂さんがいるし、西郷どんとは維新前も維新後も何かしら関わり持てそうだし、有名人のおこぼれいっぱいもらえそうŧ‹"(๑´ㅂ`๑)ŧ‹" 西南戦争組には藤田 五郎さんこと斎藤さんもいるので、最期まで新選組と腐れ縁ということで死の直前に絡みがあってもいいのではと思っている。
更にいうと、久兵衛さんは幕命を受けて坂本 龍馬の動向(および薩摩藩の動き)について調査していた時期があったらしい。坂本さんを絡ませても面白そうだ。
寺見流(じげんりゅう)にも二刀流があったん・・・別に、二刀流が肥後人の必修科目なわけじゃあない。むしろ武士の必修科目は新陰流や伯耆流(ほうきりゅう)。
幕末×熊本シリーズでも、二刀流は使わない(or使えない)人が大半ですぞ!
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